2009年 05月 31日
またまたテープ三昧 |
お天気も相変わらずパットしない土曜日は、メールの整理などをしていました。そこへ郵便屋さんが小包を届けにきました。出張に行く前に頼んでおいたオープンリールのテープがアメリカから届いたのです。 包みを開封すると中からでて来たのは、ナット・キング・コールの『Where did everyone go?』という渋いテープです。とても45年前のものとは思えないきれいな箱でした。弦が美しい伴奏は第一人者のゴードン・ジェンキンスのアレンジです。ちなみに彼は最晩年ロスで録音した森山良子の『セ・フィニ』のアルバムでも伴奏も行っています。ナット・キング・コールのハスキーボイスが、中央にしっかり定位する様は、テープ特有の安定感のある再生音でたまりませんね。この箱の中にキャピトルレコードの4トラックテープの宣伝が入っていました。シナトラとかジョージ・シアリングとかいろいろあります。全て音がいい録音ばかりです。
いま一枚は、『ウェスト・サイド・ストーリー』のオリジナルブロードウェイ盤です。レコードではないから「版」と書くべきかな?こちらもオリジナル盤をレコードでも持ているのですが、曲が長いのと内周での音の劣化がないテープでも聴きたかった一枚です。いずれもついこの間録音されたような新鮮な音が聞こえました。
夜になり来客が帰ったあと、2トラックのテープを聴く為にRevox A-77を持ってきました。Nagraとは違った音ですが、2トラックでは大型のStuder B-62にはやはりかないませんでした。普通の車と戦車ぐらい違います。Studer はスポーツカーではなく、大型車両ですね。
テープ三昧の夜は更けていき、いつの間にか寝込んだのでしょう。気がつくと巻き終わったリールがゆっくりと回っていました。
夜になり来客が帰ったあと、2トラックのテープを聴く為にRevox A-77を持ってきました。Nagraとは違った音ですが、2トラックでは大型のStuder B-62にはやはりかないませんでした。普通の車と戦車ぐらい違います。Studer はスポーツカーではなく、大型車両ですね。
by TANNOY-GRF
| 2009-05-31 14:15
| 好きなテープ
|
Comments(3)
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(Y)
at 2009-05-31 20:49
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さすがにその場所にStuder B-62はムリですよね(笑)。あのStuderは確かに戦車です。それも装甲板に囲まれたロンメル大戦車軍団みたいなやつ(爆)。ポータブルタイプでは史上最強(最重量)でしょう。同じプロの現場用でもNagraとはコンセプトが全然違いますよね。その違いが楽しめるGRFさんのお部屋は涎ものです。
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TANNOY-GRF at 2009-05-31 21:40
先週は、久しぶりにebayで購入しました。
まだ他にも頼んではいるのですが、業者に依ってはアクションが遅いところもあるようです。
この週末は、10本以上テープを聴きました。状態に依っても音は変わります。高域特製の良い黒いテーが音の切れはいいようです。
来週一遍に来ると置くところを探さなければ!
(Y)さんのEP盤もそろそろ置くところが無くなるのではないでしょう?(爆)
まだ他にも頼んではいるのですが、業者に依ってはアクションが遅いところもあるようです。
この週末は、10本以上テープを聴きました。状態に依っても音は変わります。高域特製の良い黒いテーが音の切れはいいようです。
来週一遍に来ると置くところを探さなければ!
(Y)さんのEP盤もそろそろ置くところが無くなるのではないでしょう?(爆)
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(Y)
at 2009-05-31 22:36
x
テープ熱がこちらにも伝わって来ますよ! こういうのって、一度火がつくとなかなか止まないですからね。ご同病お見舞い申し上げます(笑)。EP盤はCDよりも薄くて扱いが楽なので助かっています。今はひたすらCDをプラケースからソフトケースに移して場所を稼いでいますが、たしかにいつまでこれでしのげるかは怪しいものです。それにしてもCDのプラケースって分厚くて場所塞ぎですね。