2009年 12月 14日
歯の痛み! |
私が初めてヨーロッパに行ったのは、1978年の事でした。フランクフルトからブリュッセル、ウィーン、パリと回りました。長い旅でその頃は、英語も余りしゃべれず、また英語自体もそれほど大陸では通用していませんでした。ドイツではドイツ語、パリではフランス語の会話集を見ながらの旅でした。何時も思うのですが、この旅行用会話集ほど意味の無い物はありません。こちらの事はようやく相手に通じるかもしれませんが、相手が何を言っているかはよく解らないからです。フラストレーションが溜まります。最初のフランクフルトでは、今と違ってコーヒーも苦く、オレンジジュースなども普及しておらず、アップルソーダを飲んでいましたが、緊張からか歯が痛くなり困りました。それは日を追うごとに痛くなり、最後の方には何も食べれない様な有様でした。それが日本に帰って来たら嘘の様に直っていたのです。緊張や疲れから来る痛みだったのですね。
それから、何回行ったか解らないほどの旅を続けて、現在ではどこに行っても歯が痛くなる様な緊張感は無くなりました。ところが、今回は成田に帰って来ると奥歯が痛く歯が噛めなくなっていました。疲れかな?と思っていたら、翌日になったらはれ上がっていました。歯ぐきも腫れて全体が痛くなっていたのです。休日診療に行ったところ、やはり疲れから来る腫れで、しっかり休めば治って来ると言われました。
今回も相当な強行軍で知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまった様です。最初の日に、スキポール空港に着いてから、レンタカー会社に到着するまで小一時間も掛かってしまったからです。マイナーなレンタカー会社は、空港内にはカウンターを持てないのです。こちらは皆大手で協定料金なのですね。5度くらいの冷たい雨のふる中で30分近く迎えのバスを待ち、連れて行かれたレンター会社では受付に手間がかかり、ようやく高速に乗れたのは、到着後一時間半も経ってからでした。雨はますます激しくなり、安レンタカーの車のワイパーは肝心な中央部分に拭き残しが出る始末。スキポール到着が6時過ぎで、ようやくベルギーのゲントに到着した時は、夜の11時!日本時間では午前七時になっていました。すぐさま、ビールを一杯だけ飲んで寝ましたが、時差のある身体では、三時間もすると目が覚めてしまいます。
一体に、西に向った時はからだはまだ順応する様です。東に向った時は時差ボケがきつくなります。目が覚めても、ヨーロッパの夜は長いのです。オランダ辺りでは、4時には真っ暗になり朝は八時半近くにならないと明るくなりません。雨が降っている様な日はそれも遅れ気味に感じます。寝ても寝ても夜が続くと言うことになります。だからといってコンピューターを使ったり、部屋を明るくすると時差ボケが進行しますので、暗い部屋でなるべく寝ている様にしました。しかし、週末にいってその間も旧友たちとあっていました。それから金曜までオランダ各地を飛び回っていました。疲れる訳ですね。
歯は一生の友です。なるべく自分の歯を保ちたい物です。週明けて早速行きつけの歯科医に行きました。レントゲンを撮ってよくよく検査すると、歯の中で虫歯が進行しているのが発見されました。一時間以上、俎板の上の鯉状態でした。笑ってしまうしかないほどの痛みに耐えて治療を受けている時間ほど長く感じる事はありません。麻酔を打たれるだけでも気分が悪くなるほどですから。これほどの歯の痛みを感じたのは、30年振りほどだったのでしょうか?しばらく茫然としていましたが、表に出ると歯大事にしたいとつくづく思いました。
それから、何回行ったか解らないほどの旅を続けて、現在ではどこに行っても歯が痛くなる様な緊張感は無くなりました。ところが、今回は成田に帰って来ると奥歯が痛く歯が噛めなくなっていました。疲れかな?と思っていたら、翌日になったらはれ上がっていました。歯ぐきも腫れて全体が痛くなっていたのです。休日診療に行ったところ、やはり疲れから来る腫れで、しっかり休めば治って来ると言われました。
今回も相当な強行軍で知らず知らずのうちに疲れが溜まってしまった様です。最初の日に、スキポール空港に着いてから、レンタカー会社に到着するまで小一時間も掛かってしまったからです。マイナーなレンタカー会社は、空港内にはカウンターを持てないのです。こちらは皆大手で協定料金なのですね。5度くらいの冷たい雨のふる中で30分近く迎えのバスを待ち、連れて行かれたレンター会社では受付に手間がかかり、ようやく高速に乗れたのは、到着後一時間半も経ってからでした。雨はますます激しくなり、安レンタカーの車のワイパーは肝心な中央部分に拭き残しが出る始末。スキポール到着が6時過ぎで、ようやくベルギーのゲントに到着した時は、夜の11時!日本時間では午前七時になっていました。すぐさま、ビールを一杯だけ飲んで寝ましたが、時差のある身体では、三時間もすると目が覚めてしまいます。
一体に、西に向った時はからだはまだ順応する様です。東に向った時は時差ボケがきつくなります。目が覚めても、ヨーロッパの夜は長いのです。オランダ辺りでは、4時には真っ暗になり朝は八時半近くにならないと明るくなりません。雨が降っている様な日はそれも遅れ気味に感じます。寝ても寝ても夜が続くと言うことになります。だからといってコンピューターを使ったり、部屋を明るくすると時差ボケが進行しますので、暗い部屋でなるべく寝ている様にしました。しかし、週末にいってその間も旧友たちとあっていました。それから金曜までオランダ各地を飛び回っていました。疲れる訳ですね。
歯は一生の友です。なるべく自分の歯を保ちたい物です。週明けて早速行きつけの歯科医に行きました。レントゲンを撮ってよくよく検査すると、歯の中で虫歯が進行しているのが発見されました。一時間以上、俎板の上の鯉状態でした。笑ってしまうしかないほどの痛みに耐えて治療を受けている時間ほど長く感じる事はありません。麻酔を打たれるだけでも気分が悪くなるほどですから。これほどの歯の痛みを感じたのは、30年振りほどだったのでしょうか?しばらく茫然としていましたが、表に出ると歯大事にしたいとつくづく思いました。
by TANNOY-GRF
| 2009-12-14 21:47
| 旅の空
|
Comments(5)
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UNICORN
at 2009-12-15 20:26
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小生もこの日記で1年前の奥歯真っ二つ事件を思い出しました!!
歯医者のあの椅子に座り治療を待つ間の気持ちは本当にいやなものです、治療がStartすると、痛みの持続時間が又長い分終わった時の喜び
と虚脱感は・・・なんと表現すればいいのでしょうか?何れにせよ根治療
を含め完治をお祈りいたします。
歯医者のあの椅子に座り治療を待つ間の気持ちは本当にいやなものです、治療がStartすると、痛みの持続時間が又長い分終わった時の喜び
と虚脱感は・・・なんと表現すればいいのでしょうか?何れにせよ根治療
を含め完治をお祈りいたします。
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hi-dee4
at 2009-12-15 23:25
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大変でしたね
歯の痛みだけはいくら体が元気でも容赦有りませんものね
お忙しいようで何よりですが、そろそろ疲れも溜まる方が多くなっていませんか
お体大事になさって下さい
歯の痛みだけはいくら体が元気でも容赦有りませんものね
お忙しいようで何よりですが、そろそろ疲れも溜まる方が多くなっていませんか
お体大事になさって下さい
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GRFの部屋
at 2009-12-15 23:55
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>そろそろ疲れも溜まる方が多くなっていませんか
疲れの溜まるのと、前へ行く気持ちの綱引きですね。身体は休みたいと言っても、気持ちが休めない時もありますし、気持ちが向わなくてはと思っても、身体が言う事を聞かない日もあります。そんな時はまず取れる時に休まなければと思い時間に関わらず寝る事を優先します。その結果、時差ボケにもなりますが、仕方がないですね。
皆さんから言われるのですが、でもお体を大事にするにはどうしたら良いのでしょう?
疲れの溜まるのと、前へ行く気持ちの綱引きですね。身体は休みたいと言っても、気持ちが休めない時もありますし、気持ちが向わなくてはと思っても、身体が言う事を聞かない日もあります。そんな時はまず取れる時に休まなければと思い時間に関わらず寝る事を優先します。その結果、時差ボケにもなりますが、仕方がないですね。
皆さんから言われるのですが、でもお体を大事にするにはどうしたら良いのでしょう?
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GRFの部屋
at 2009-12-15 23:57
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UNICORNさん、小生の日記としては珍しいですよね。自分でも余り無い事なので、敢えて書いてみました。笑っているしか無いような痛みは、あるのですね。わめき声も上げられないほどです(笑)
昨年、一年間を通して歯科医に通い続けて(歯の健康など考えたこともなかったので、そのツケですね、数えたら20回以上通院しましたよ!)、後半に歯の磨き方を教わりました。しばらくしてちゃんと磨けているかも診てもらいました。そろそろ普通の歯ブラシから電動に移行しようかと思っています。歯垢の除去も最低半年に一回は行かれたらよいと思いますよ。