2011年 04月 29日
日本海の荒海 |
いつもなら楽しい連休ですが、ことしは心の底にいつも不安がありますから、どうしても音楽やオーディオに集中しきれません。気持ちが入らず華やかなはずの桜まで白く感じました。もっとも、今年の桜の白いのはどこでも同じでしたから、寒かった気候のせいかもしれません。また地磁気の影響を得てたのでしょうか?
今週は東北地方へ行きました。放射能に覆われた福島から、山形に入ると山はまだ冬の名残で去年より雪が多く感じました。どんよりとした空はまるで私たちの気持ちのようでした。福島の子供達は本当に心配です。放射能は細胞の核に影響することを考えれば、細胞を傷つけられた子供達の十年後、二十年後が心配なのです。
翌日は、日本海側を南下して三月末にひっそりと開通した朝日まほろばICから日本海北陸道に乗りました。この区間は国道扱いで将来も無料区間だそうです。鶴岡から温海へ掛けての日本海沿いのみちは海も荒れていて大きなうねりがとても怖く感じました。この荒海が突如として10メートルも盛り上がり押し寄せてきたらと避難場所を探しながら走っていました。しかし、断崖絶壁が続きここで津波に襲われたら逃げ場がないと話していました。
関越に入り越後湯沢から山を登り始めると一層寒々とした風景が目に飛び込んできます。
この風景がトンネルを越えると一変してさんさんと降り注ぐ明るい景色へと変わるのです。
この風景がトンネルを越えると一変してさんさんと降り注ぐ明るい景色へと変わるのです。
by TANNOY-GRF
| 2011-04-29 05:41
| 旅の空
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