2011年 09月 02日
ハートレーの再調整 |
一昨日、岡山のTKさんがお見えになったときのHartley Concert Masterの音は、私もまったく納得できない音でした。レコードマニアのTKさんは、GRFの音の方がお好きだろうとは解っていたのですが、それにしても、昨日のハートレーの音は今までにない冴えない音でした。理由は、大体わかっていたのですが、今日夜になって確認しました。やはり原因はSPの置き位置です。写真で見ただけでは、なかなか解らないほどの差なのですが、ご自分で実験をされた事のある方には、理解していただけると思います。一番難しいのが、ほとんど合っているのだが、ほんの少しだけずれている場合です。その微妙なずれが、ほとんどあってるピントをカメラぶれの様に、全体があっていないような音になるのです。
先週、YKさんが来られて感激していただいたときも、私自身は以前の横位置の置き方に比べて、随分大味だなと思っていました。ベルリンフィルのデジタルコンサートホールでは、音の要素より画面のインパクトが大きいので、何とかなっていたのですが、リアルPCMの音で比較した場合、空間把握力がやはり横配置の時より劣っていました。
その点、GRFはぴったりと合っていました。TKさんが、喜んでいただいた通りです。GRFのような角度をしっかり合わせなければならないタイプは、合わせるのは難しいのですが、しかし、一度合わせてしまえば、部屋のコーナーですから、スピーカーが移動することもなくしっかりとあっています。左右のSPがお互いを打ち消さない位置に置かれた再生音は、録音現場の音場が再現されて、やさしい音になります。言い換えれば、迫力有る音ばかりを追っているときは、何時までたっても、音はずれたままです。だから、アクセサリーに一喜一憂する事になります。
それと、前後もずれていました。ソファーの位置で聴くと音量はあってくるのですが、少しだけ前に来すぎていて、部屋の音の節目に入っていました。上が、TKさんに聴いていただいた位置です。下が、今日調整しなおした位置です。
その違いを確認してから、実験用に送られてきていた、WELLFLOATのボードを敷いてみました。H.Yさん、絶賛のボードをようやく聴けたのです。スピーカーの下に使用した場合が、一番効果が出るようです。昨日お伝えしたように、重たい真空管アンプのしたにも、重量級用のボードに変えたところ、音の見通しが良くなりました。それよりも、SPの下に引いたときの方が効果が良く出ます。ハートレーで気になっていた、スコーカーとツィーターとの音の横のズレがあまり気にならなくなりました。声の定位もぴったりと合ってきたようです。床が比較的しっかり作ってある部屋ですが、それでも、音の振動が直接伝わらなくなると音が浮いてきますね。
アンプと違い、SPの場合は、引いた場合と直に置いた場合の検証は、簡単にはできませんので、これから時間を掛けて聞き込んでいきたいと思いました。現在は、メインアンプとSPの下に使用中です。ふらふらしているのが心許ないのですが、逆に地震が来ても倒れなくなるそうです。しかし、あつらえたようにサイズが合ってますね!
先週、YKさんが来られて感激していただいたときも、私自身は以前の横位置の置き方に比べて、随分大味だなと思っていました。ベルリンフィルのデジタルコンサートホールでは、音の要素より画面のインパクトが大きいので、何とかなっていたのですが、リアルPCMの音で比較した場合、空間把握力がやはり横配置の時より劣っていました。
その点、GRFはぴったりと合っていました。TKさんが、喜んでいただいた通りです。GRFのような角度をしっかり合わせなければならないタイプは、合わせるのは難しいのですが、しかし、一度合わせてしまえば、部屋のコーナーですから、スピーカーが移動することもなくしっかりとあっています。左右のSPがお互いを打ち消さない位置に置かれた再生音は、録音現場の音場が再現されて、やさしい音になります。言い換えれば、迫力有る音ばかりを追っているときは、何時までたっても、音はずれたままです。だから、アクセサリーに一喜一憂する事になります。
その違いを確認してから、実験用に送られてきていた、WELLFLOATのボードを敷いてみました。H.Yさん、絶賛のボードをようやく聴けたのです。スピーカーの下に使用した場合が、一番効果が出るようです。昨日お伝えしたように、重たい真空管アンプのしたにも、重量級用のボードに変えたところ、音の見通しが良くなりました。それよりも、SPの下に引いたときの方が効果が良く出ます。ハートレーで気になっていた、スコーカーとツィーターとの音の横のズレがあまり気にならなくなりました。声の定位もぴったりと合ってきたようです。床が比較的しっかり作ってある部屋ですが、それでも、音の振動が直接伝わらなくなると音が浮いてきますね。
アンプと違い、SPの場合は、引いた場合と直に置いた場合の検証は、簡単にはできませんので、これから時間を掛けて聞き込んでいきたいと思いました。現在は、メインアンプとSPの下に使用中です。ふらふらしているのが心許ないのですが、逆に地震が来ても倒れなくなるそうです。しかし、あつらえたようにサイズが合ってますね!
by TANNOY-GRF
| 2011-09-02 06:10
| ハートレー
|
Comments(0)