2012年 03月 13日
久しぶりにGRFを |
3.11以降は、しばらく落ち着いて音楽を聴くような状況では有りませんでした。五月の連休の前になってようやく、状況が見えてきましたが、その時は、Hartleyを鳴らす試行錯誤を繰り返していました。結局、お客さんが来られたときしか、GRFは鳴らしていなかったのです。
和室のプリもようやく一段落して、落ち着いた音を出し始めました。これからは、五月の連休に向けて、ゆっくりとデコラの音を調整していくつもりです。それと同時に、GRFが聴けるように部屋の模様替えをしました。部屋は、先日シングル盤を聴いたときのままで、散らかり放題でしたので、ちょうど良かったです。酔っ払って、気持ちよくどんどん出してきた、百枚以上のレコードを元の棚にしまうだけでも、一時間近く掛かりました。その勢いがある内に、民族の大移動を行いました。右の物を左に移すのにも一苦労。場所がふさがっているので、まず空いたスペースを作らなければなりません。要するに物が溢れすぎているのです。
大物のSPが片付くと、それに伴う、アンプ類もその棚も移動です。最後に、重たいマスターテープも。一気にすると息が切れます。途中でとまると続けられません(苦笑)それをお昼休みにしようとするので、半分終わったところで、休憩です。この続きは、夜にでも、、。それにしても、歳をとった物です。そろそろ、周辺から片付けていかなければと思うのですが、物欲が、、、。
夜になり、しっかりと身体を休めてから、気合いを入れて片付けに取りかかりました。問題は使わないSPの置き場所です。振動体であるSPが同じ部屋の中に有ると、有る特定の音だけが吸われたりします。この部屋の中には、GRFとDECOLA、T4、そして、HartleyとConsequenceも有るのです。有りすぎですね(苦笑)。それらが、振動したり、共鳴したり、反射したりして、影響を及ぼしているのです。その影響を鳴るべき避けるために、ソファーの後方にまとめて置きました。反射を少なくするためには、布団をかぶせてあります。あまり厚い布団ですと、かえって吸音しすぎますから、夏布団ぐらいですね。
何とか、大まかなところは片付いたところで、音出しをしてみました。GRFには、定番のSD05です。それも、50Wクロック改よりも、オリジナルの100Wのほうが、タンノイとの相性はいいようです。SPの解像力に合わせたアンプ側の配慮も必要になります。旧い設計のSPにあまり細かな信号を入れても、かえって、解像力が落ちて聞こえるからです。このあたりは、経験が必要ですが、何ごとも過ぎたるは及ばざるがごとしでしょうか?
SD05の特徴であるクロストークの無さは、SPの位置調整には、欠かせません。真空管アンプで、左右の位置を詰めていっても、最後のコンマ何ミリ単位の調整は出来ないからです。文字通り、コンコン、コツコツと薄皮一枚の調整を行うと、文字通り魔法の扉を開けたように、演奏会場にワープするのです。それは、平行法でも交差法でも同じですね。具体的には、低音楽器の動きやホールに拡がっていくアンビエンスが現れるのです。ステージ上を歌手達が動き回るのも、普段は聴き難い、ヴィオラや木管楽器のおとが浮かび上がってきます。
その、魔法のようなGRFの音が、久しぶりに蘇りました。コーナーにあるGRFですが、まるで、壁が、鏡になったように音場が拡がるのです。それでいて、交差法の特徴である音が前に飛びだしても来ます。そのバランスが、コンサートホールでの実在感を増しているのではないでしょうか?
久しぶりに、改めてGRFの不思議な音の世界に引き込まれました。
和室のプリもようやく一段落して、落ち着いた音を出し始めました。これからは、五月の連休に向けて、ゆっくりとデコラの音を調整していくつもりです。それと同時に、GRFが聴けるように部屋の模様替えをしました。部屋は、先日シングル盤を聴いたときのままで、散らかり放題でしたので、ちょうど良かったです。酔っ払って、気持ちよくどんどん出してきた、百枚以上のレコードを元の棚にしまうだけでも、一時間近く掛かりました。その勢いがある内に、民族の大移動を行いました。右の物を左に移すのにも一苦労。場所がふさがっているので、まず空いたスペースを作らなければなりません。要するに物が溢れすぎているのです。
大物のSPが片付くと、それに伴う、アンプ類もその棚も移動です。最後に、重たいマスターテープも。一気にすると息が切れます。途中でとまると続けられません(苦笑)それをお昼休みにしようとするので、半分終わったところで、休憩です。この続きは、夜にでも、、。それにしても、歳をとった物です。そろそろ、周辺から片付けていかなければと思うのですが、物欲が、、、。
夜になり、しっかりと身体を休めてから、気合いを入れて片付けに取りかかりました。問題は使わないSPの置き場所です。振動体であるSPが同じ部屋の中に有ると、有る特定の音だけが吸われたりします。この部屋の中には、GRFとDECOLA、T4、そして、HartleyとConsequenceも有るのです。有りすぎですね(苦笑)。それらが、振動したり、共鳴したり、反射したりして、影響を及ぼしているのです。その影響を鳴るべき避けるために、ソファーの後方にまとめて置きました。反射を少なくするためには、布団をかぶせてあります。あまり厚い布団ですと、かえって吸音しすぎますから、夏布団ぐらいですね。
何とか、大まかなところは片付いたところで、音出しをしてみました。GRFには、定番のSD05です。それも、50Wクロック改よりも、オリジナルの100Wのほうが、タンノイとの相性はいいようです。SPの解像力に合わせたアンプ側の配慮も必要になります。旧い設計のSPにあまり細かな信号を入れても、かえって、解像力が落ちて聞こえるからです。このあたりは、経験が必要ですが、何ごとも過ぎたるは及ばざるがごとしでしょうか?
SD05の特徴であるクロストークの無さは、SPの位置調整には、欠かせません。真空管アンプで、左右の位置を詰めていっても、最後のコンマ何ミリ単位の調整は出来ないからです。文字通り、コンコン、コツコツと薄皮一枚の調整を行うと、文字通り魔法の扉を開けたように、演奏会場にワープするのです。それは、平行法でも交差法でも同じですね。具体的には、低音楽器の動きやホールに拡がっていくアンビエンスが現れるのです。ステージ上を歌手達が動き回るのも、普段は聴き難い、ヴィオラや木管楽器のおとが浮かび上がってきます。
その、魔法のようなGRFの音が、久しぶりに蘇りました。コーナーにあるGRFですが、まるで、壁が、鏡になったように音場が拡がるのです。それでいて、交差法の特徴である音が前に飛びだしても来ます。そのバランスが、コンサートホールでの実在感を増しているのではないでしょうか?
久しぶりに、改めてGRFの不思議な音の世界に引き込まれました。
by TANNOY-GRF
| 2012-03-13 22:49
| オーディオ雑感
|
Comments(5)
Commented
by
(Y)
at 2012-03-14 00:39
x
やっぱり下の写真が落ち着きますね(笑)。
なんだかんだ言って「GRFのある部屋」ですからね。
なんだかんだ言って「GRFのある部屋」ですからね。
Commented
by
TANNOY-GRF at 2012-03-14 00:48
やはり(爆)! GRFは部屋が広く使えます。音もとても良かったです。オーディオの寄港地ですね。
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by
TANNOY-GRF
at 2012-03-14 09:33
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しかし、民族の大移動を行わないと、部屋が片付かないのも困った物です。要するに物が多すぎると言うことですね。今日も、部屋の片付けは続きます。とほほ、、、
Commented
by
Sugar
at 2012-03-14 11:04
x
やっぱり、広い!
で、T-4がやたらに小さく見えますね(笑)。
このすっきり感のあるGRFをまた聴かせてください。
で、T-4がやたらに小さく見えますね(笑)。
このすっきり感のあるGRFをまた聴かせてください。
何にもないと広いのですが、、、
また、彼が九州に帰る前に遊びに来てくださいね。
また、彼が九州に帰る前に遊びに来てくださいね。