2012年 04月 28日
新緑の伊那谷 |
ラックを変えたら、音がしっかりしすぎて面白くないと四月の初めに書きました。あれから三週間。晴れていても気温は二度しかなかった茅野も、桜も散ってすっかり暖かくなってきました。所々に残った桜は、葉桜寸前でまだ見れましたが、周りの山にも暖かな南風に新緑が芽生えてきました。
今週は時差ボケの影響から夕方になると無性に眠たくなり、我慢できずに寝てしまうと夜中にばっちりと目が開いてしまい一晩中悶々とします。この原稿を書いている今だって、もう朝かなと思って起きて時計を見るとまだ午前一時半過ぎでした(笑)。昨日も、目が覚めたらまだ10時過ぎで外は雨。思い切ってその雨の中を茅野まで走ってきました。雨の夜は視界が効きませんから、いつもより慎重運転で30分以上余分に掛けてゆっくりやってきました。着いてもまだ雨でしたが、とても暖かくマイルドに感じました。
ようやく寝れると、次の瞬間は快晴の朝でした。気温は12度ぐらいで拍子抜けする程の暖かさです。ストーブがいりません。寝間着だけで平気に歩けます。午前中は、ゆっくりと仕事をしていました。夕方までに関西に入らなければいけませんが、東京から二時間半ほど西に来た茅野では、名古屋迄の半分ぐらいを来ているので、京都・奈良なら4時間半ぐらいです。だいぶ気分が楽ですね。
お昼時間になって、冷凍食品を暖めているうちにGTラックの事を思い出しました。あまり時間はないのですが、先日の感想が正しいか、昼食時間に確かめてみました。やはり、以前のようなおおらかで、柔らかい響きが消えています。しっかりはしているのですが、どこか几帳面すぎる人みたいで、音に自在さと面白味がありません。意を決して、QUAD 44プリを、棚から出してみることにしました。
CDプレーヤーをずらし、44を棚の上に上げ、棚板を外してみたのです。棚の中にある場合は、このGTラックだけではなく、どの棚もそうですが、棚板とアンプとの間に共鳴する周波数帯ができて、その音が、こもって聞こえます。平行面を無くせばいいそうで、上板を斜めに15度ぐらい傾けるとその影響から抜けられるそうです。振動系を伴うCDプレーヤーなどが特にその影響が強く、CDプレーヤーで斜めになった機器、CD63やB&Oそして、MS-1などが斜めのデザインですね。斜めの方がCDを取り扱いやすいこともありますが、同じ筐体で平行面を無くすデザインにすると途端にこもった音がしなくなるそうです。SONYのMS1を設計された石田さんからお聞きしたことがあります。
さてその状態で、ボリュームも変えず、同じところを聞き比べてみました。ハイティンク・ロンドン交響楽団LSOのベートーヴェンの田園です。視界が開け、音がノビノビと鳴りました。まるで別な音です。予想はしていましたが、今更の様に驚き、満足しました。これには二つの効果があります。棚板の上から外した事と狭い棚板の間隔が拡がり、パワーアンプの405IIも天井が広くなり、ノビノビしたことです。
棚板の中にアンプやCDプレーヤーが入っている皆さんも、是非実験してみてください。特に入力系は、絶対棚の中に入れてはいけません。また、上の写真のようにスタックするなどもってのほかです!今日は左の棚を整理する時間がないので、CDプレーヤーは暫定です。聞いている時はスタックせずに聴く方の機器だけにしていました。
しっかりしている音は、床との共鳴が変わったからでしょうが、棚から外しただけで、これだけ変われば、今日は満足ですね。
茅野から名古屋方面に向かうと、一時間近く伊那谷を走ります。辰野あたりの山間部は桜が満開でした。高遠の桜は、今年も満員なのでしょうね。その伊那北に来たら、三月の雪で、中央道が通行止めになったときのことを思い出しました。あれから、二ヶ月あまり、新緑の不思議さを実感します。
恵那山トンネルを抜けると、岐阜の山々は、独特の新緑に燃えるようでした。一年中で一番いい季節でしょう。帰りは、このあたりで、紅葉狩りならぬ新緑狩りをしながらゆっくりと帰りたいです。どうせ、世の中は連休で大変な混雑でしょうけれど、、、。
今週は時差ボケの影響から夕方になると無性に眠たくなり、我慢できずに寝てしまうと夜中にばっちりと目が開いてしまい一晩中悶々とします。この原稿を書いている今だって、もう朝かなと思って起きて時計を見るとまだ午前一時半過ぎでした(笑)。昨日も、目が覚めたらまだ10時過ぎで外は雨。思い切ってその雨の中を茅野まで走ってきました。雨の夜は視界が効きませんから、いつもより慎重運転で30分以上余分に掛けてゆっくりやってきました。着いてもまだ雨でしたが、とても暖かくマイルドに感じました。
ようやく寝れると、次の瞬間は快晴の朝でした。気温は12度ぐらいで拍子抜けする程の暖かさです。ストーブがいりません。寝間着だけで平気に歩けます。午前中は、ゆっくりと仕事をしていました。夕方までに関西に入らなければいけませんが、東京から二時間半ほど西に来た茅野では、名古屋迄の半分ぐらいを来ているので、京都・奈良なら4時間半ぐらいです。だいぶ気分が楽ですね。
お昼時間になって、冷凍食品を暖めているうちにGTラックの事を思い出しました。あまり時間はないのですが、先日の感想が正しいか、昼食時間に確かめてみました。やはり、以前のようなおおらかで、柔らかい響きが消えています。しっかりはしているのですが、どこか几帳面すぎる人みたいで、音に自在さと面白味がありません。意を決して、QUAD 44プリを、棚から出してみることにしました。
CDプレーヤーをずらし、44を棚の上に上げ、棚板を外してみたのです。棚の中にある場合は、このGTラックだけではなく、どの棚もそうですが、棚板とアンプとの間に共鳴する周波数帯ができて、その音が、こもって聞こえます。平行面を無くせばいいそうで、上板を斜めに15度ぐらい傾けるとその影響から抜けられるそうです。振動系を伴うCDプレーヤーなどが特にその影響が強く、CDプレーヤーで斜めになった機器、CD63やB&Oそして、MS-1などが斜めのデザインですね。斜めの方がCDを取り扱いやすいこともありますが、同じ筐体で平行面を無くすデザインにすると途端にこもった音がしなくなるそうです。SONYのMS1を設計された石田さんからお聞きしたことがあります。
さてその状態で、ボリュームも変えず、同じところを聞き比べてみました。ハイティンク・ロンドン交響楽団LSOのベートーヴェンの田園です。視界が開け、音がノビノビと鳴りました。まるで別な音です。予想はしていましたが、今更の様に驚き、満足しました。これには二つの効果があります。棚板の上から外した事と狭い棚板の間隔が拡がり、パワーアンプの405IIも天井が広くなり、ノビノビしたことです。
棚板の中にアンプやCDプレーヤーが入っている皆さんも、是非実験してみてください。特に入力系は、絶対棚の中に入れてはいけません。また、上の写真のようにスタックするなどもってのほかです!今日は左の棚を整理する時間がないので、CDプレーヤーは暫定です。聞いている時はスタックせずに聴く方の機器だけにしていました。
しっかりしている音は、床との共鳴が変わったからでしょうが、棚から外しただけで、これだけ変われば、今日は満足ですね。
茅野から名古屋方面に向かうと、一時間近く伊那谷を走ります。辰野あたりの山間部は桜が満開でした。高遠の桜は、今年も満員なのでしょうね。その伊那北に来たら、三月の雪で、中央道が通行止めになったときのことを思い出しました。あれから、二ヶ月あまり、新緑の不思議さを実感します。
恵那山トンネルを抜けると、岐阜の山々は、独特の新緑に燃えるようでした。一年中で一番いい季節でしょう。帰りは、このあたりで、紅葉狩りならぬ新緑狩りをしながらゆっくりと帰りたいです。どうせ、世の中は連休で大変な混雑でしょうけれど、、、。
by TANNOY-GRF
| 2012-04-28 02:19
| オーディオ雑感
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