2012年 05月 10日
午前三時の電話 |
ヨーロッパから日本に帰ってくるときの時差ボケは、アメリカに行くときと同じように東行きなので大変身体に応えます。反面、西行きは夜更かしをしたような感じですが、気が遠くなるようなことはありません。しかし身体は正直で、現在は夏時間ですから七時間違いを感知していて、夜になるとやはり眠たくなります。一杯やって九時頃にホテルへ戻るとやはりすぐバタンキューで、気がつくと二時か、三時と言うことになります。二時で日本時間の九時ですから当たり前なのですが。それが一日経つことに一時間づつずれて、次の日は、三時が四時になります。それまでは身体が睡眠を欲しているのですね。それを無理するとこの間のバス事故みたくなってしまいます。
土曜日にこちらについて二日目の日曜日の晩、爆睡の真っ最中に、日本から電話がありました。何回か呼び出し音が鳴って消えましたが、こんな時間に電話を掛けてくるのは何か重大な事かと思い、履歴を調べましたが見覚えのない番号でした。伝言が残っていたので聞いてみると、シーズン予約の問い合わせの電話でした。こちらの時間で、朝の三時は日本時間であさの十時。月曜の朝の十時です。仕事始めに一番出かけてこられたのでしょう。こちらから頼んで置いたので良かったのですが、今週はヨーロッパだとは、伝えていたのですが、時差が伝わっていなかったのでしょう。
さて、寝ぼけ眼でその伝言を聞いていたら、身体はもう朝だと思い目が覚めてきました。Mixiをみると、マイミクのノンノンさんが、パリ・ベルリンの演奏会巡りの最後に、アムステルダムのコンセルトヘボウによって、シャーイが現在常任のライプツイッヒ・ゲバントハウスを振り、シベリウスのヴァイオリン協奏曲とブラームスの第三番の演奏会に行かれる記事を見ました。二週間前に来たばっかりのフランクフルトに、また舞い戻ってきた私は、今週末のコンセルトヘボウの演奏会をチェックしてみました。
半年も前からスケジュールを練って、各地を訪問しているノンノンさんと違って、こちらは仕事の合間にタイミングが合えば行くので、演奏会に遭遇する確率は大変低いのですが。その中でも、昨年末のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団・RCOの公演は、常任のヤンソンスが体調を壊し、急遽ホルストの専門家のジェームズ・ジャッドが呼ばれて聞いたのですが、やはりいつものRCOとは少し違った味わいでした。ヤンソンスの公演のチケットはなかなか手に入らないのですが、この様に代役が立つと、それなりに空席が出るようです。しかし、今回はヤンソンスでのシュトラウスのツァラストラ等の公演なので、恐らくチケットは入らないだろうと思っていました。
すると、キャンセルが出たのか、前列中央の席が一つだけ空いているではありませんか。恐らく、昨日の夜にキャンセルが発行したのでしょう。深夜だったので、そこだけが売れ残っていたのです。急ぎ、申し込みました。水曜・木曜とアムステルダムで公演して、金曜の夜はロンドンに飛んで、バービカンでの演奏会と言うスケジュールなので、アムスでは二回しか公演しません。その二回の公演の最後の一枚が出ていたのです。起こされた電話のおかげで、深夜に見たので、その券が買えました。
バービカンと言えば、ティルソン・トーマスがロンドン交響楽団に就任した頃その演奏会を見に行ったことがあります。その時も仕事の最終日で、現地の会社の人と行ったのですが、連日の疲れ時差ボケで、どうしても眠たくピアニシモのところで、気を失い掛けました。隣の席にいたイギリス人が、肘で注意をしてくれて何とかしたのですが、その一瞬に会場に私のいびきが拡がったようで、後から聴いて赤面した覚えがあります。時差ボケの時は本当に要注意ですね(苦笑)。
フランクフルト・アルテオパーの今シーズンの顔ぶれです。
土曜日にこちらについて二日目の日曜日の晩、爆睡の真っ最中に、日本から電話がありました。何回か呼び出し音が鳴って消えましたが、こんな時間に電話を掛けてくるのは何か重大な事かと思い、履歴を調べましたが見覚えのない番号でした。伝言が残っていたので聞いてみると、シーズン予約の問い合わせの電話でした。こちらの時間で、朝の三時は日本時間であさの十時。月曜の朝の十時です。仕事始めに一番出かけてこられたのでしょう。こちらから頼んで置いたので良かったのですが、今週はヨーロッパだとは、伝えていたのですが、時差が伝わっていなかったのでしょう。
さて、寝ぼけ眼でその伝言を聞いていたら、身体はもう朝だと思い目が覚めてきました。Mixiをみると、マイミクのノンノンさんが、パリ・ベルリンの演奏会巡りの最後に、アムステルダムのコンセルトヘボウによって、シャーイが現在常任のライプツイッヒ・ゲバントハウスを振り、シベリウスのヴァイオリン協奏曲とブラームスの第三番の演奏会に行かれる記事を見ました。二週間前に来たばっかりのフランクフルトに、また舞い戻ってきた私は、今週末のコンセルトヘボウの演奏会をチェックしてみました。
半年も前からスケジュールを練って、各地を訪問しているノンノンさんと違って、こちらは仕事の合間にタイミングが合えば行くので、演奏会に遭遇する確率は大変低いのですが。その中でも、昨年末のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団・RCOの公演は、常任のヤンソンスが体調を壊し、急遽ホルストの専門家のジェームズ・ジャッドが呼ばれて聞いたのですが、やはりいつものRCOとは少し違った味わいでした。ヤンソンスの公演のチケットはなかなか手に入らないのですが、この様に代役が立つと、それなりに空席が出るようです。しかし、今回はヤンソンスでのシュトラウスのツァラストラ等の公演なので、恐らくチケットは入らないだろうと思っていました。
すると、キャンセルが出たのか、前列中央の席が一つだけ空いているではありませんか。恐らく、昨日の夜にキャンセルが発行したのでしょう。深夜だったので、そこだけが売れ残っていたのです。急ぎ、申し込みました。水曜・木曜とアムステルダムで公演して、金曜の夜はロンドンに飛んで、バービカンでの演奏会と言うスケジュールなので、アムスでは二回しか公演しません。その二回の公演の最後の一枚が出ていたのです。起こされた電話のおかげで、深夜に見たので、その券が買えました。
バービカンと言えば、ティルソン・トーマスがロンドン交響楽団に就任した頃その演奏会を見に行ったことがあります。その時も仕事の最終日で、現地の会社の人と行ったのですが、連日の疲れ時差ボケで、どうしても眠たくピアニシモのところで、気を失い掛けました。隣の席にいたイギリス人が、肘で注意をしてくれて何とかしたのですが、その一瞬に会場に私のいびきが拡がったようで、後から聴いて赤面した覚えがあります。時差ボケの時は本当に要注意ですね(苦笑)。
by TANNOY-GRF
| 2012-05-10 04:35
| 旅の空
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Comments(2)
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椀方
at 2012-05-10 17:35
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RCOの演奏会ですか。仕事の合間とはいえ羨ましいですね。
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TANNOY-GRF at 2012-05-11 06:55
うふふ!椀方さん、コンセルトヘボウでは何回も聴いていますが、今日が最高でしたね。ヤンソンスとRCOは本当に良い演奏を繰り広げます。今日のシュトラウスは完璧でした。