2013年 07月 01日
Naruさんご来襲 (1) |
夜香さんと横浜のMさんのご案内で、Naruさん邸を訪ねたのは、今年のお正月の頃でした。ロックの再生に命を掛けた、素晴らしい音で、普段はうるさい音がいやで、ほとんど聴かない分野でした。しかし、Naruさんのロックの音は、大音量にもかかわらず、柔らかく聴きやすい音でした。アナログレコードの演奏には、細心の注意をして愛しみながら掛ける、レコードの音には驚き感動しました。数日後には、そのレコードを手に入れていました。しかし同じレコードを掛けても、決して同じ音がしないのは、面白いところです。
その、Naruさんをお迎えして、我が家に集まろうという怖い提案が、横浜のMさんから来たのは、三月の末か、四月のあたまの事でした。お互いの仕事の関係で、日程の調整が、取れないので、五月の連休中に集まろうと言うことになりました。ところが、その五月の連休直前に不幸があり、葬儀で連休がほとんど取れませんせんでした。この三人が集まれば、酒盛りになることは目に見えていますから、さすがに葬儀直後には出来ません。再度延長になり、ようやく先週の日曜日に決まりました。
横浜のMさんからは、Naruさんは、私のGRFのクラシックを聴きたいのではと言われていましたが、温和しい音を聴かれても、いかなるものかと悩みました。いずれにしても、始まれば、ワイン三昧になるのは目に見えていますから、和室のユニコーンの音で耳慣らしをして貰い、GRFでは、レコードを聴いていただこうと考えました。
土曜日までは札幌にいました。戻って来れたのは、土曜日の夜です。さすがに、出張の疲れが溜まり、部屋の整備や音の確認が出来ません。体調が良くないとオーディオも良い音がしないのです。私は、どなたが来られても、ほとんど準備らしい準備をしたことがないのです。よく、数日前から、何を聴いていただこうと、掛ける曲の順番まで決めていて、その通り進行しないと、上手くいかなかったというような繊細な神経は持ち合わせていませんので、何時もぶっつけ本番でやっているのです。
しかし、日曜日の朝は、豪快な発言と違って、繊細な調整をされるNaruさんを迎えるので、少しばかり緊張した自分に気がつきました。時間もないので、まずは和室の掃除からはじめました。その課程で、散らかっていたCD類を片付けて、ついでに、今日聴いていただく曲の選択もはじめたのです。めずらしいことです。そして、掃除を終えてから音出し。左右のSPの微調整。1mm単位の位置を決めていきます。メインアンプのバイアスも規定の数値にしたり、少し下げてみたり、音の艶や力感を調整しました。日頃より、3mmぐらい間隔を狭めて音の濃さを上げ、いくぶんモノラル風にしました。たった3mmですが、違う音になるのです。
そうして、追い込めば追い込むほど、音が濃くなるのですが、伸びを欠いて窮屈にもなってくるのです。バイアスは結果的には、いつも聴いている数値との中間までに下げました。難しいものです。気がつけば、もう、皆さんが来られる30分前、例によって、GRFの部屋を片付ける時間が無くなりました。どうせ、GRFの部屋に行くときは、ワインを2〜3本空けているから、いいや!と割り切りました(笑)。
掃除をし終わると、すっきりと片付いた部屋は嬉しいものです。部屋の空気も入れ換え、玄関に出て待とうとドアを開けるとそこには、時間ぴったりにNaruさんが来ていました。親友のA氏さんのところには、何時も来ているので、この辺には土地勘があるのです。横浜のMさんは、湘南ライナーに乗るときに少し遅れると連絡がありました。それでも、15分ぐらいの差でした。
まずは、ぎりぎり調整しなおした、和室のユニコーンから。まずは、マゼール・ウィーンフィルのラベルから。低音の動きがよく見える優秀録音盤です。低弦の動きが良く感じられます。重心の低い音になってきました。まずまずですね。Naruさんは、ユニコーンさんのところで聴かれているので、ユニコーン自身は二回目だそうです。UNICORNさんは、JAZZも聴かれるし、特にシンバルが命ですから、クラシックを聴くときは、高域が少しきつく感じるかもしれません。入力もSPU-GTですから、濃い音ですね。私のところのユニコーンは、CDでクラシックを聴くように調整してありますから、大分印象が違ったようです。
これから、どんどん続きます。
その、Naruさんをお迎えして、我が家に集まろうという怖い提案が、横浜のMさんから来たのは、三月の末か、四月のあたまの事でした。お互いの仕事の関係で、日程の調整が、取れないので、五月の連休中に集まろうと言うことになりました。ところが、その五月の連休直前に不幸があり、葬儀で連休がほとんど取れませんせんでした。この三人が集まれば、酒盛りになることは目に見えていますから、さすがに葬儀直後には出来ません。再度延長になり、ようやく先週の日曜日に決まりました。
横浜のMさんからは、Naruさんは、私のGRFのクラシックを聴きたいのではと言われていましたが、温和しい音を聴かれても、いかなるものかと悩みました。いずれにしても、始まれば、ワイン三昧になるのは目に見えていますから、和室のユニコーンの音で耳慣らしをして貰い、GRFでは、レコードを聴いていただこうと考えました。
土曜日までは札幌にいました。戻って来れたのは、土曜日の夜です。さすがに、出張の疲れが溜まり、部屋の整備や音の確認が出来ません。体調が良くないとオーディオも良い音がしないのです。私は、どなたが来られても、ほとんど準備らしい準備をしたことがないのです。よく、数日前から、何を聴いていただこうと、掛ける曲の順番まで決めていて、その通り進行しないと、上手くいかなかったというような繊細な神経は持ち合わせていませんので、何時もぶっつけ本番でやっているのです。
しかし、日曜日の朝は、豪快な発言と違って、繊細な調整をされるNaruさんを迎えるので、少しばかり緊張した自分に気がつきました。時間もないので、まずは和室の掃除からはじめました。その課程で、散らかっていたCD類を片付けて、ついでに、今日聴いていただく曲の選択もはじめたのです。めずらしいことです。そして、掃除を終えてから音出し。左右のSPの微調整。1mm単位の位置を決めていきます。メインアンプのバイアスも規定の数値にしたり、少し下げてみたり、音の艶や力感を調整しました。日頃より、3mmぐらい間隔を狭めて音の濃さを上げ、いくぶんモノラル風にしました。たった3mmですが、違う音になるのです。
そうして、追い込めば追い込むほど、音が濃くなるのですが、伸びを欠いて窮屈にもなってくるのです。バイアスは結果的には、いつも聴いている数値との中間までに下げました。難しいものです。気がつけば、もう、皆さんが来られる30分前、例によって、GRFの部屋を片付ける時間が無くなりました。どうせ、GRFの部屋に行くときは、ワインを2〜3本空けているから、いいや!と割り切りました(笑)。
掃除をし終わると、すっきりと片付いた部屋は嬉しいものです。部屋の空気も入れ換え、玄関に出て待とうとドアを開けるとそこには、時間ぴったりにNaruさんが来ていました。親友のA氏さんのところには、何時も来ているので、この辺には土地勘があるのです。横浜のMさんは、湘南ライナーに乗るときに少し遅れると連絡がありました。それでも、15分ぐらいの差でした。
まずは、ぎりぎり調整しなおした、和室のユニコーンから。まずは、マゼール・ウィーンフィルのラベルから。低音の動きがよく見える優秀録音盤です。低弦の動きが良く感じられます。重心の低い音になってきました。まずまずですね。Naruさんは、ユニコーンさんのところで聴かれているので、ユニコーン自身は二回目だそうです。UNICORNさんは、JAZZも聴かれるし、特にシンバルが命ですから、クラシックを聴くときは、高域が少しきつく感じるかもしれません。入力もSPU-GTですから、濃い音ですね。私のところのユニコーンは、CDでクラシックを聴くように調整してありますから、大分印象が違ったようです。
これから、どんどん続きます。
by TANNOY-GRF
| 2013-07-01 22:52
| 来たり
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