2013年 09月 03日
新しい日の夜明け |
先週、急逝された石田さんのご葬儀を、月曜日・火曜日と行い、次の日には瀬戸内に出張に出ました。新幹線の車窓から、景色が飛び去っていくと、自然と亡くなった人の事を思い出しました。親とか伯父・叔母が亡くなるのは、年齢の差も考えれば自然の節理として理解するのですが、同世代や自分より若いものに行かれるのは、堪えます。年齢のこともあるのでしょう、今週の石田さんのご葬儀で、今年は5回葬儀に出席しています。94歳の義母、86歳の伯父が仕方がないのですが、62歳と59歳の取引先の社長は若いです。昨年の小林悟朗さんは57歳でした。小林さんのあと、二月に一度は、黒い服の袖に手を通すようになりました。加えて、13回忌や7回忌の法要もありました。今年の後半や来年は、もっと頻繁になる気もします。
加えて、脳梗塞や心臓病、ガンでの入院や通院も良く聞くようになりました。身近な友人がある日突然倒れたり、入院すると、こちらの方も慌てます。それらの事が、車窓の向こう側を憩いよく流れていき、遠くの山に消えていきます。夏の名残がぶり返し、先週の後半は暑くなりました。冷房の効いた車内から、照り返しで熱くなっているホームに降り立つと、一瞬めまいが走るようです。
地方都市の繁華街も、夜くらいままのシャッターの下りてないシャッター通りも増えてきました。明るいライトのその裏で、真っ暗になった飲み屋を見ると、お葬式とは違いますが、切ない気持ちは同じように湧いてきます。お葬式の後の今週は、気持ちも乗らず、あまり宴会という気分ではありませんでした。糖尿病や脳梗塞や胃がんでお酒が飲めない人もいて、いまいち盛り上がりに欠ける夜でもありました。仕方がありません。
翌朝、少しづつ夜明けが遅くなったようで、東京のつもりでいると、瀬戸内の港では、まだ夜が明けきらぬ時間でした。暑くなる前にと早朝の港を歩いてみると、映画に出てくるような、向こうの島までの艀が、もう人をのせて川のような海峡を渡っていきます。新しい朝が始まったのです。生きている間は、一生懸命前を向いて歩いて行く必要があります。新しい発見や出会いがあるのは、前を向いているからだと思いました。
今日の午後には、また東京に戻ります。まだまだ暑い日が続きそうです。
加えて、脳梗塞や心臓病、ガンでの入院や通院も良く聞くようになりました。身近な友人がある日突然倒れたり、入院すると、こちらの方も慌てます。それらの事が、車窓の向こう側を憩いよく流れていき、遠くの山に消えていきます。夏の名残がぶり返し、先週の後半は暑くなりました。冷房の効いた車内から、照り返しで熱くなっているホームに降り立つと、一瞬めまいが走るようです。
地方都市の繁華街も、夜くらいままのシャッターの下りてないシャッター通りも増えてきました。明るいライトのその裏で、真っ暗になった飲み屋を見ると、お葬式とは違いますが、切ない気持ちは同じように湧いてきます。お葬式の後の今週は、気持ちも乗らず、あまり宴会という気分ではありませんでした。糖尿病や脳梗塞や胃がんでお酒が飲めない人もいて、いまいち盛り上がりに欠ける夜でもありました。仕方がありません。
翌朝、少しづつ夜明けが遅くなったようで、東京のつもりでいると、瀬戸内の港では、まだ夜が明けきらぬ時間でした。暑くなる前にと早朝の港を歩いてみると、映画に出てくるような、向こうの島までの艀が、もう人をのせて川のような海峡を渡っていきます。新しい朝が始まったのです。生きている間は、一生懸命前を向いて歩いて行く必要があります。新しい発見や出会いがあるのは、前を向いているからだと思いました。
今日の午後には、また東京に戻ります。まだまだ暑い日が続きそうです。
by TANNOY-GRF
| 2013-09-03 09:44
| 旅の空
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