2014年 01月 30日
I.Kさんのプリアンプ |
GRF様
わたしの新しいプリアンプ報告です。かなり長くなるでしょうがご容赦ください。
昨年末12月29日の深夜、是枝さんからのメールで、先ほど、プリアンプが出来上がったので明日取りに来てほしいとのことで、30日に朝から岡山まで300キロの往復です。
1.12月30日午後 「空前絶後」
その日は部屋を暖めたり、端子を拭き直したり、いろいろと前準備が大変です。やっと音出し、数曲の女性ボーカル(キャロル・キッド)を聴いただけですが、それだけで充分解ります。空前絶後のダイナミックレンジです。今までと全く違う。パワーアンプが更に上質のハイパワーアンプに変化したようです。パワーアンプへの働きかけが尋常ではないようです。優しいのにシャープです。SNも極めていいと思いますし、情報量もかなり多くなっていると思いますが、音は極めて自然です。
数曲聴いて、はたっと思い直し、風呂に入り、じっくりとマイスキーのバッハの無伴奏(旧盤)を聴き直しました。本人は斎戒沐浴のつもりです、笑い。
ここで先ほどの空前絶後という言葉が浮かびました。こんなに上手く鳴るとは、信じられない思いです。きっとライブの音よりもいい、そんな気がしてきます。あり得ない音です。
2. 大晦日「夢は醒めず」
夢は覚めず翌朝に至っても空前絶後のいい音がしています。
イザベル・ファウストのベルクのヴィオリンコンチェルトをかけてみました。弦も気が遠くなるほど上手く鳴る感じです。ヴィオリンソロをうまく鳴らすのは実に難しい、これがオーディオファイル何十年の実感です。しかも現代曲のヴィオリンは更に難しい。ところがすんなりクリアーしています。いやそれどころではなくとてつもなく上手く鳴るのです。
昨日マイスキーのソロで感じたライブでもこんなにうまくは鳴らない、そんな感覚がここでも襲ってきます、誠に信じ難いことですが。ベルクのヴィオリン、キョンファチョンもムターも聴き比べました、どれもほんとうに上手く鳴ってくれます。
素晴らしく透き通った音なのにハイ上がりでない、優しいのに決して呆けた音ではない、しっかりとしているのに強調感はない ・・・ こんなオーディオ的矛盾をかつて体験したことがありました。
初めてウィーンのムジークフェラインザールを訪れたとき、あのウィーン交響楽団のエグモントの出だしにほんとうに驚きました。何でこんな音がするのだ ・・・ あの時の矛盾に充ちた感覚に今回のプリアンプ体験は極めて似ています。
ブルックナー6番2楽章、アルブレヒト、チェコフィルの演奏は出だし、恐ろしいほどコントラバスが盛り上がってきます。それでいてそれ程ボリュームは大きくないのです。あのプラハのドヴォルザークホールは確かにそんな音がするのです。わたしの中ではムジークフェラインに並ぶ奇跡のホールです。その奇跡の感覚が甦ってきます。恐ろしいことです。
3.「ピアノとヴィオリンの両立」
五味さんは弦を上手く鳴らすスピーカーとピアノを上手く鳴らすスピーカーは違う、両立しないと何度も書かれていました。
エデルマンの弾くショパンのバラード、ランランのラフマニノフの2番、これまたとても、うまく鳴りました。弦とピアノを両立させる条件は実はスピーカーではなくプリアンプだったのですね。今回の衝撃のプリアンプはそれを雄弁に証明しています。
瀬川冬樹さんは、はっきりとプリアンプ志向の方でした、わたしもそうありたいと常に感じていましたが、今回それが誠に見事に証明されました。
五味さんの表現では「堪えられないほど上手く鳴る、気が遠くなるほど上手く鳴る」、瀬川さんならは「うれしくてうれしくて転げ回りたいほどいい音がする」 先ずはこんなところでしょうか。
とにかく感謝の言葉としては全く不足かもしれませんが、最高傑作の完成された是枝さんに誠に感謝する次第です。
4.元旦 「マーラーが素晴らしい」
新年、朝の一曲目はマーラー3番2楽章からスタートしました。非常にチャーミングな出だしで、新春にふさわしいかなと思いました。インバル指揮の東京都響の演奏です。音質ですが、夢はまだ続いているようです。しっとりとした極上の美しさです。
大晦日深夜にはやや後退したと感じるときもありましたが、朝には絶頂のコンディションに戻したようです。多くの部品が一様にエージングが進むわけでもないでしょうから、若干の凸凹は当然なのでしょう。
インバルで一曲通してから名録音、ハインツ・レグナー、ベルリン放送交響楽団の同じくマーラー3番を聴いています。深々として奥行きと恐ろしいほどの高さの表現力があります。LP時代から聴いているいぶし銀の名録音名演奏です。インバル盤は実にカラフルでやや音が前に寄りますが、好対照です。いずれにしろ最終楽章のしみじみとした幸福感、愉悦に満ちた豊饒の響きは人生最後はこうありたいと思わせる楽章です。
どうも今回のプリアンプ、シンフォニーではマーラーがとりわけ抜群のようです。複雑さ、色彩感、多彩さ、この辺の表現が極めて得意なようです。
もちろんブラームスもブルックナーもいいですが、こちらは割合とモノトーンと感じますから、従来に於いても充分音色感は表現できていました。もちろん伸びやかさだとか低減の自然なひろがりなどはやはり比較にならないほど優れています。
この部分を充分に活かしている300BPPパワーアンプ、KT88PPパワーアンプもやはり優れているのでしょう。彼らの力がなければ、ソナース・ファベール、アマティ・フトゥーラもこれほど唱うことはないでしょうから。
5.その後 「弱音部の充実感」
ダイナミックレンジが広大なのですが、大音量部分だけでなく弱音部分が伸びやかで非常に充実しています。この充実度は堪りません。バイアンプやマルチアンプにしたときにもそんな差を感じますが、今回はそれ以上のものです。
6.「30数年の間理解を深めたカスタムメイドの逸品」
そしてやっとエレクトロヴォイスのジョージアンにも繋ぎました。ここ数ヶ月は鳴らしていませんでしたので、数時間エージングと思い慣らし運転です。
さて3時間ほど慣らし運転の後は、やはりジョージアンが凄みのある音に変身しました。今まで聴いたことのない次元です、もちろんアマティ・フトゥーラのように全てがいいとは言いませんが。しかしリアリティーが違う、実に凄みのある音です。
パワーアンプは6384PPですが、十数ワットのパワーがかなりのハイパワーに変身した如くにジョージアンを駆動しています。プロプリウス ジャズアットポーンハウス2曲目のクラリネットの膨らみ加減、ヨーヨーマのコダーイ無伴奏チェロ組曲などは正に白眉でした。
わたしはアマティ・フトゥーラでは大半がクラシック、しかもシンフォニー・オーケストラ、そして新しいジャズヴォーカル、ジョージアンでは大半がジャズですから、今回のプリアンプは、その意味でもクラシックもジャズにも守備範囲の広い逸品だということになります。
是枝さんとのお付き合いも、もう30年になります。お互いの個性を充分に理解した上でのカスタムメイドが最上のものとなるのは当然のことなのでしょう。
この試聴記の最後に別の表現をしてみますと、スピーカーにはここまでの可能性があったのだ、とも言えます。録音エンジニアはこんな風に再生してほしかったのですよ、これもありです。そして指揮者はこれが僕の演奏なんだよね、こうも言ってくれそうです。
このプリアンプが入ってからのまた2週間ほどですが、ずっとどこかで瀬川さんを意識していました。瀬川さんがマランツ7で驚愕された文章、またJBLのプリメインアンプで三日三晩寝食を忘れ聴き込まれたこと、そしてマークレビンソンLNP2との出会い、そして絶筆 ・・・ あの名文がことごとく甦って参りました。
I.K
*******************************
神戸のI.Kさんから、この様な興奮さめやらぬメールをいただいたのは、正月明けのことでした。やはり写真が無いとイメージが摑めないので、その到着をお待ちしていました。この、プリは最新の管球王国71号に掲載されているプリと回路的には同じそうですが、電源部の充実とステンレス削り出しの特性ケースの存在感がまったく違います。30年以上是枝さんのアンプを愛用されてこられたI.Kさんのこだわりを、是枝さんが製品に反映されたのでしょう。
そして、瀬川さんも、きっとどこかで呟きながら、I.Kさんの興奮を微笑んでいてくださるのではないでしょうか?
暖かくなったら、是非、この音を聴きにお伺いしたいですね。
わたしの新しいプリアンプ報告です。かなり長くなるでしょうがご容赦ください。
昨年末12月29日の深夜、是枝さんからのメールで、先ほど、プリアンプが出来上がったので明日取りに来てほしいとのことで、30日に朝から岡山まで300キロの往復です。
1.12月30日午後 「空前絶後」
その日は部屋を暖めたり、端子を拭き直したり、いろいろと前準備が大変です。やっと音出し、数曲の女性ボーカル(キャロル・キッド)を聴いただけですが、それだけで充分解ります。空前絶後のダイナミックレンジです。今までと全く違う。パワーアンプが更に上質のハイパワーアンプに変化したようです。パワーアンプへの働きかけが尋常ではないようです。優しいのにシャープです。SNも極めていいと思いますし、情報量もかなり多くなっていると思いますが、音は極めて自然です。
数曲聴いて、はたっと思い直し、風呂に入り、じっくりとマイスキーのバッハの無伴奏(旧盤)を聴き直しました。本人は斎戒沐浴のつもりです、笑い。
ここで先ほどの空前絶後という言葉が浮かびました。こんなに上手く鳴るとは、信じられない思いです。きっとライブの音よりもいい、そんな気がしてきます。あり得ない音です。
2. 大晦日「夢は醒めず」
夢は覚めず翌朝に至っても空前絶後のいい音がしています。
イザベル・ファウストのベルクのヴィオリンコンチェルトをかけてみました。弦も気が遠くなるほど上手く鳴る感じです。ヴィオリンソロをうまく鳴らすのは実に難しい、これがオーディオファイル何十年の実感です。しかも現代曲のヴィオリンは更に難しい。ところがすんなりクリアーしています。いやそれどころではなくとてつもなく上手く鳴るのです。
昨日マイスキーのソロで感じたライブでもこんなにうまくは鳴らない、そんな感覚がここでも襲ってきます、誠に信じ難いことですが。ベルクのヴィオリン、キョンファチョンもムターも聴き比べました、どれもほんとうに上手く鳴ってくれます。
素晴らしく透き通った音なのにハイ上がりでない、優しいのに決して呆けた音ではない、しっかりとしているのに強調感はない ・・・ こんなオーディオ的矛盾をかつて体験したことがありました。
初めてウィーンのムジークフェラインザールを訪れたとき、あのウィーン交響楽団のエグモントの出だしにほんとうに驚きました。何でこんな音がするのだ ・・・ あの時の矛盾に充ちた感覚に今回のプリアンプ体験は極めて似ています。
ブルックナー6番2楽章、アルブレヒト、チェコフィルの演奏は出だし、恐ろしいほどコントラバスが盛り上がってきます。それでいてそれ程ボリュームは大きくないのです。あのプラハのドヴォルザークホールは確かにそんな音がするのです。わたしの中ではムジークフェラインに並ぶ奇跡のホールです。その奇跡の感覚が甦ってきます。恐ろしいことです。
3.「ピアノとヴィオリンの両立」
五味さんは弦を上手く鳴らすスピーカーとピアノを上手く鳴らすスピーカーは違う、両立しないと何度も書かれていました。
エデルマンの弾くショパンのバラード、ランランのラフマニノフの2番、これまたとても、うまく鳴りました。弦とピアノを両立させる条件は実はスピーカーではなくプリアンプだったのですね。今回の衝撃のプリアンプはそれを雄弁に証明しています。
瀬川冬樹さんは、はっきりとプリアンプ志向の方でした、わたしもそうありたいと常に感じていましたが、今回それが誠に見事に証明されました。
五味さんの表現では「堪えられないほど上手く鳴る、気が遠くなるほど上手く鳴る」、瀬川さんならは「うれしくてうれしくて転げ回りたいほどいい音がする」 先ずはこんなところでしょうか。
とにかく感謝の言葉としては全く不足かもしれませんが、最高傑作の完成された是枝さんに誠に感謝する次第です。
4.元旦 「マーラーが素晴らしい」
新年、朝の一曲目はマーラー3番2楽章からスタートしました。非常にチャーミングな出だしで、新春にふさわしいかなと思いました。インバル指揮の東京都響の演奏です。音質ですが、夢はまだ続いているようです。しっとりとした極上の美しさです。
大晦日深夜にはやや後退したと感じるときもありましたが、朝には絶頂のコンディションに戻したようです。多くの部品が一様にエージングが進むわけでもないでしょうから、若干の凸凹は当然なのでしょう。
インバルで一曲通してから名録音、ハインツ・レグナー、ベルリン放送交響楽団の同じくマーラー3番を聴いています。深々として奥行きと恐ろしいほどの高さの表現力があります。LP時代から聴いているいぶし銀の名録音名演奏です。インバル盤は実にカラフルでやや音が前に寄りますが、好対照です。いずれにしろ最終楽章のしみじみとした幸福感、愉悦に満ちた豊饒の響きは人生最後はこうありたいと思わせる楽章です。
どうも今回のプリアンプ、シンフォニーではマーラーがとりわけ抜群のようです。複雑さ、色彩感、多彩さ、この辺の表現が極めて得意なようです。
もちろんブラームスもブルックナーもいいですが、こちらは割合とモノトーンと感じますから、従来に於いても充分音色感は表現できていました。もちろん伸びやかさだとか低減の自然なひろがりなどはやはり比較にならないほど優れています。
この部分を充分に活かしている300BPPパワーアンプ、KT88PPパワーアンプもやはり優れているのでしょう。彼らの力がなければ、ソナース・ファベール、アマティ・フトゥーラもこれほど唱うことはないでしょうから。
5.その後 「弱音部の充実感」
ダイナミックレンジが広大なのですが、大音量部分だけでなく弱音部分が伸びやかで非常に充実しています。この充実度は堪りません。バイアンプやマルチアンプにしたときにもそんな差を感じますが、今回はそれ以上のものです。
6.「30数年の間理解を深めたカスタムメイドの逸品」
そしてやっとエレクトロヴォイスのジョージアンにも繋ぎました。ここ数ヶ月は鳴らしていませんでしたので、数時間エージングと思い慣らし運転です。
さて3時間ほど慣らし運転の後は、やはりジョージアンが凄みのある音に変身しました。今まで聴いたことのない次元です、もちろんアマティ・フトゥーラのように全てがいいとは言いませんが。しかしリアリティーが違う、実に凄みのある音です。
パワーアンプは6384PPですが、十数ワットのパワーがかなりのハイパワーに変身した如くにジョージアンを駆動しています。プロプリウス ジャズアットポーンハウス2曲目のクラリネットの膨らみ加減、ヨーヨーマのコダーイ無伴奏チェロ組曲などは正に白眉でした。
わたしはアマティ・フトゥーラでは大半がクラシック、しかもシンフォニー・オーケストラ、そして新しいジャズヴォーカル、ジョージアンでは大半がジャズですから、今回のプリアンプは、その意味でもクラシックもジャズにも守備範囲の広い逸品だということになります。
是枝さんとのお付き合いも、もう30年になります。お互いの個性を充分に理解した上でのカスタムメイドが最上のものとなるのは当然のことなのでしょう。
この試聴記の最後に別の表現をしてみますと、スピーカーにはここまでの可能性があったのだ、とも言えます。録音エンジニアはこんな風に再生してほしかったのですよ、これもありです。そして指揮者はこれが僕の演奏なんだよね、こうも言ってくれそうです。
このプリアンプが入ってからのまた2週間ほどですが、ずっとどこかで瀬川さんを意識していました。瀬川さんがマランツ7で驚愕された文章、またJBLのプリメインアンプで三日三晩寝食を忘れ聴き込まれたこと、そしてマークレビンソンLNP2との出会い、そして絶筆 ・・・ あの名文がことごとく甦って参りました。
I.K
*******************************
神戸のI.Kさんから、この様な興奮さめやらぬメールをいただいたのは、正月明けのことでした。やはり写真が無いとイメージが摑めないので、その到着をお待ちしていました。この、プリは最新の管球王国71号に掲載されているプリと回路的には同じそうですが、電源部の充実とステンレス削り出しの特性ケースの存在感がまったく違います。30年以上是枝さんのアンプを愛用されてこられたI.Kさんのこだわりを、是枝さんが製品に反映されたのでしょう。
そして、瀬川さんも、きっとどこかで呟きながら、I.Kさんの興奮を微笑んでいてくださるのではないでしょうか?
暖かくなったら、是非、この音を聴きにお伺いしたいですね。
by TANNOY-GRF
| 2014-01-30 07:33
| 行ったり来たり
|
Comments(4)
Commented
by
UNICORN
at 2014-01-31 18:29
x
気になったので真空管を見るとGECとWesternの球なんですね、KT88、過去の実績ではどれ位寿命が有ったのでしょうか!?是枝さん製作のPre、デザインが中々のものです、それにしてもReportを読むとKT88シングルを鳴らしたときの小生の興奮状況が蘇りました、幸せそうですね!!
Commented
by
omoshiro-zukin at 2014-01-31 19:56
臨調感あふれるレポートですね!一度こんな音を聞いてみたいものです。
Commented
by
夜香
at 2014-02-01 09:10
x
これは見事な造りのプリアンプですね。素晴らしい意匠と質感が両立しています。実物はさらに素晴らしいのでしょうね。こういう素晴らしい機器はふさわしい使い手にこそ使って欲しいですね。幸せが伝わって来る素晴らしい文章ですね。
Commented
by
GRF
at 2014-02-01 09:19
x
夜香さん
是枝さんは、トーンコントロールは必須アイテムだと言われています。そのトーンコントロールに中点を付けると、ほとんどの人は、その値が正しいと思い、折角のトーンコントロールを使わないと!その為、中点の表示を止めて、ボリュームの位置を決めるように曲や、レコード、CDに合わせて、ご自分で好きなバランスを取るように作られています。その為の、自然なカーブを回路を吟味して作られています。その領域に入れてこそ、オーディオ趣味と言えましょう。雑誌や人の意見に惑わされることなく、自分の信念で、自分の音を発見し、調整すれば良いのです。横浜のMさんや夜香さんのように!
是枝さんは、トーンコントロールは必須アイテムだと言われています。そのトーンコントロールに中点を付けると、ほとんどの人は、その値が正しいと思い、折角のトーンコントロールを使わないと!その為、中点の表示を止めて、ボリュームの位置を決めるように曲や、レコード、CDに合わせて、ご自分で好きなバランスを取るように作られています。その為の、自然なカーブを回路を吟味して作られています。その領域に入れてこそ、オーディオ趣味と言えましょう。雑誌や人の意見に惑わされることなく、自分の信念で、自分の音を発見し、調整すれば良いのです。横浜のMさんや夜香さんのように!