2014年 06月 14日
オーディオの音と生の音 |
今までも、何遍も書いてきた事ですが、私のオーディオ感は、大音量の音を鳴らしたいわけではありません。あくまでも、演奏会場で受ける感銘を自分の部屋でも再現したいと言うことです。世界一の音楽都市である、東京に住んでいても、会場との距離や時間帯の都合で、行けない演奏会も沢山あります。また、折角、出かけても、隣り合わせた人が、演奏中、回りの比との迷惑をお構いなく、音を出し続けたり、チラシをパラパラとめくったり、咳をするのが怖く、セロファンをめくって、会場中に音をまきちらして、集中力を妨げたり、いろいろな障害を我慢しなければなりません。
そして、何よりもレコードに入っているようなレベルの演奏では無い場合が多いのです。金管楽器が音を外したり、肝心な所で、ならしきれない打楽器群や、やる気のない弦楽器など、プロとしてお金を取る前の段階であることが多いのです。それを我慢しながら聴くことを、オーケストラを育てるなどと、うそぶいて私物化していく、定期会員の傲慢さも鼻持ち成りません。もはや老害とまで言えるほどの会員の高齢化が進んでいる交響楽団。自分も含めてですから大きな声では言えませんが、トイレの滞在時間が長くなり、トイレの増設も必要なぐらい、平均年齢が上がっている会場。病気の後遺症だか、演奏中音を出していないと落ち着かない会員などなど、、枚挙の暇が上げられません。
そんな障壁を越えて、実際の演奏会に行くのは、やはり同時進行形で進んでいる、今という時間を共有したいからに他なりません。現在のまだ未完成だけれど、評価が定まっていない演奏家だから、自分の感性を試すためにも、演奏会を選び、はせ参じるのです。これは自分に対する冒険でもあり、宝石に巡り会ったときの喜びはとても大きいからです。幸いにも都内のほとんどの会場も、一時間で何とか間に合います。行ける範囲で、通常行くところでもっとも遠いのは、川崎、横浜、青葉台でしょう。それでも、地下鉄の相互なり入れで、どこも、ほとんど変わらなくなってきました。満員の電車に揺られて行くときよりも、帰りの酔っ払いの電車に乗る方が、めんどうくさく思います。自分が、演奏会後に飲む感想戦で遅れるときは、別ですが(笑い)。
しかし、大多数の方々の演奏会に行かれる理由の一つに、やはり生の音の迫力、音の美しさを上げられる方が多いようです。しかし、私の家を訪れてくれた方は、理解していただけると思いますが、近距離での迫力を除き、音の美しさでは、ひょっとしたら、家で聴いている方が良い音がしている例が多くなってきました。
実際、川崎のミューザ以外では、家で聴くコンセルヘボウの音の方が良いと思えるときが、沢山あるからです。何を偉そうに、うぬぼれているのだと言われる方もおられるでしょう。レコードを主に聴かれている方は、生より、レコードの方が良いと、私と違う意味で言われる方もおられるでしょう。でも、レコードは、やはりレコードの音です。しかし、その元の、マスターテープの音をいっぺんでも聞くと、まったく違う感想を述べられる方も多いようです。
また、最新のプレーヤーでCDの録音がよい演奏を聴くと、全く、実際の演奏階でしている音をほぼ同じ感覚で聞くことが出来ます。これは今まで、家を訪れてくれた方々の感想をお訊きしても、ほぼ私の間隔と同じなので、裏付けられます。大オーケストラの生の迫力を、良いホールで聴く!これは止められませんが、先日のサントリーホールでのN響レベルの演奏と音響ではわざわざこのレベルの演奏を聴きに、電車を乗り継いで行きたいとは、もう思えないのです、、、。
そして、何よりもレコードに入っているようなレベルの演奏では無い場合が多いのです。金管楽器が音を外したり、肝心な所で、ならしきれない打楽器群や、やる気のない弦楽器など、プロとしてお金を取る前の段階であることが多いのです。それを我慢しながら聴くことを、オーケストラを育てるなどと、うそぶいて私物化していく、定期会員の傲慢さも鼻持ち成りません。もはや老害とまで言えるほどの会員の高齢化が進んでいる交響楽団。自分も含めてですから大きな声では言えませんが、トイレの滞在時間が長くなり、トイレの増設も必要なぐらい、平均年齢が上がっている会場。病気の後遺症だか、演奏中音を出していないと落ち着かない会員などなど、、枚挙の暇が上げられません。
そんな障壁を越えて、実際の演奏会に行くのは、やはり同時進行形で進んでいる、今という時間を共有したいからに他なりません。現在のまだ未完成だけれど、評価が定まっていない演奏家だから、自分の感性を試すためにも、演奏会を選び、はせ参じるのです。これは自分に対する冒険でもあり、宝石に巡り会ったときの喜びはとても大きいからです。幸いにも都内のほとんどの会場も、一時間で何とか間に合います。行ける範囲で、通常行くところでもっとも遠いのは、川崎、横浜、青葉台でしょう。それでも、地下鉄の相互なり入れで、どこも、ほとんど変わらなくなってきました。満員の電車に揺られて行くときよりも、帰りの酔っ払いの電車に乗る方が、めんどうくさく思います。自分が、演奏会後に飲む感想戦で遅れるときは、別ですが(笑い)。
しかし、大多数の方々の演奏会に行かれる理由の一つに、やはり生の音の迫力、音の美しさを上げられる方が多いようです。しかし、私の家を訪れてくれた方は、理解していただけると思いますが、近距離での迫力を除き、音の美しさでは、ひょっとしたら、家で聴いている方が良い音がしている例が多くなってきました。
実際、川崎のミューザ以外では、家で聴くコンセルヘボウの音の方が良いと思えるときが、沢山あるからです。何を偉そうに、うぬぼれているのだと言われる方もおられるでしょう。レコードを主に聴かれている方は、生より、レコードの方が良いと、私と違う意味で言われる方もおられるでしょう。でも、レコードは、やはりレコードの音です。しかし、その元の、マスターテープの音をいっぺんでも聞くと、まったく違う感想を述べられる方も多いようです。
また、最新のプレーヤーでCDの録音がよい演奏を聴くと、全く、実際の演奏階でしている音をほぼ同じ感覚で聞くことが出来ます。これは今まで、家を訪れてくれた方々の感想をお訊きしても、ほぼ私の間隔と同じなので、裏付けられます。大オーケストラの生の迫力を、良いホールで聴く!これは止められませんが、先日のサントリーホールでのN響レベルの演奏と音響ではわざわざこのレベルの演奏を聴きに、電車を乗り継いで行きたいとは、もう思えないのです、、、。
by TANNOY-GRF
| 2014-06-14 22:26
| オーディオ雑感
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