2006年 06月 05日
DYNAUDIO Consequence 騒動記 |
「Confidence-5」に感動した私達には、別な欲望が出てきました。それは、コンフィデンスで、これくらいの感動を与えてくれるのだから、フラッグシップであるコンシーケンスは、一体どのような音を出してくれるのかと!
日本中がバブルに浮かれていた時のお話です。円高はますます進み、とうとう1ドル80円まであがりました。景気のいい話が飛び交い、気持ちが高揚していました。盛り場では、タクシーが深夜になると拾えず、何度か歩いて帰ったこともあったぐらいです。その頃には、輸入代理店もできて、ようやく秋葉原の高級オーディオ店にもDYNAUDIOのSPが展示されるようになってきました。ある日、ぶらりとその店に寄ったら、フラグシップの「Consequence」が展示されていました。鳴らすのがとても難しく、いろいろなアンプで試行錯誤していると、店長が説明してくれました。
しかし、その価格は、なんと高級外車なみ!コンフィデンス5も国産2000ccクラスの価格がついていました。現地価格は、軽自動車なみですから,大変な違いです。日本では、広告宣伝費が高く、どうしても価格が高くなります。メーカーも極東の国に輸出するような場合は、サンプルも出しません。当然、展示分の価格も上乗せされるようになります。そうして、国産車の価格が、高級外車に成っていくのも仕方が無いのかもしれません。私の場合は、運良く現地の代理店から購入していたので、実際の価格がわかっていました。しかし、「Consequence」はあまりにも大きく、重いSPなので、運賃が問題でした。今回は仕事で使っている輸入専門業者に相談したのです。案の定、航空便代だけでも、小型SPが買えます。
思案していました、、、そうすると、欲望はますます膨らんでいきます。ある日、クラフトを購入した友人にその話をしたところ、バブルの恩恵を受けていた彼も、なんと「よし、一緒に2セット買おう!』と言い出したのです。そうすれば輸送費も安くなるからと!そして、バブルでの円高最高値の日に決心したのです。
しばらくすると輸入業者から、電話がありました。税関審査で輸入されたSPの梱包をみて、本当に2セットなのかと聞いてきたとのこと。理由は一つ一つの梱包がとても大きく、一つのSPだけだとは思えないとのこと。資料をファックスで送りましたが、実際に荷物が到着すると重さと大きさに、どのように家に入れるかを悩み始めました。そのうち、業者さんからは、通関は無事終わりましたが、この荷物をどのように運べば良いのかと聞いてきたのです。彼もあまりの大きさと重さに心配して、重量運搬専門業者を紹介してきたのです。クレーン車で運ばれてきた木枠に梱包された「棺桶」を二階のベランダまで吊り上げ、梱包を解き、ようやく窓から運び入れました。しかし、とんでもないことになったと気がついたのは、それからでした。
日本中がバブルに浮かれていた時のお話です。円高はますます進み、とうとう1ドル80円まであがりました。景気のいい話が飛び交い、気持ちが高揚していました。盛り場では、タクシーが深夜になると拾えず、何度か歩いて帰ったこともあったぐらいです。その頃には、輸入代理店もできて、ようやく秋葉原の高級オーディオ店にもDYNAUDIOのSPが展示されるようになってきました。ある日、ぶらりとその店に寄ったら、フラグシップの「Consequence」が展示されていました。鳴らすのがとても難しく、いろいろなアンプで試行錯誤していると、店長が説明してくれました。
しかし、その価格は、なんと高級外車なみ!コンフィデンス5も国産2000ccクラスの価格がついていました。現地価格は、軽自動車なみですから,大変な違いです。日本では、広告宣伝費が高く、どうしても価格が高くなります。メーカーも極東の国に輸出するような場合は、サンプルも出しません。当然、展示分の価格も上乗せされるようになります。そうして、国産車の価格が、高級外車に成っていくのも仕方が無いのかもしれません。私の場合は、運良く現地の代理店から購入していたので、実際の価格がわかっていました。しかし、「Consequence」はあまりにも大きく、重いSPなので、運賃が問題でした。今回は仕事で使っている輸入専門業者に相談したのです。案の定、航空便代だけでも、小型SPが買えます。
思案していました、、、そうすると、欲望はますます膨らんでいきます。ある日、クラフトを購入した友人にその話をしたところ、バブルの恩恵を受けていた彼も、なんと「よし、一緒に2セット買おう!』と言い出したのです。そうすれば輸送費も安くなるからと!そして、バブルでの円高最高値の日に決心したのです。
しばらくすると輸入業者から、電話がありました。税関審査で輸入されたSPの梱包をみて、本当に2セットなのかと聞いてきたとのこと。理由は一つ一つの梱包がとても大きく、一つのSPだけだとは思えないとのこと。資料をファックスで送りましたが、実際に荷物が到着すると重さと大きさに、どのように家に入れるかを悩み始めました。そのうち、業者さんからは、通関は無事終わりましたが、この荷物をどのように運べば良いのかと聞いてきたのです。彼もあまりの大きさと重さに心配して、重量運搬専門業者を紹介してきたのです。クレーン車で運ばれてきた木枠に梱包された「棺桶」を二階のベランダまで吊り上げ、梱包を解き、ようやく窓から運び入れました。しかし、とんでもないことになったと気がついたのは、それからでした。
by TANNOY-GRF
| 2006-06-05 22:59
| コンシーケンス
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