2015年 08月 18日
夏休み最後の日の正夢 |
短いお盆休みの最後の日は、いつものHさんとSさんです。前回は三月初めの寒い頃で、コンシーケンスをお聞きに来られました。そのときも、Sさんからは丁寧なご感想をお送り頂き、それが当方の大変励みになりました。その後、Hさんからもご感想を頂きました。とても高いレヴェルのお二人をお迎えすると当方のモチベーションも上がり、装置の音の向上に繋がります。こういう交友が楽しいですね。
三月の時は、ユニコーンがまだ横向きに配置されていました。六月の終わりに思い切って縦型配置にしてみました。浜松のプー博士宅での実験や、横浜のMさん宅の、前に飛び出してくるトラバドールの立体感ある音を聴いて、狭い6畳でも実験をしてみたのです。それは音に大きな変化をもたらし、一気に立体的に音が展開し始めました。左右の間隔もいろいろ試して、八月に入ってから、現在の拡げた間隔になりました。左右が拡がることにより、シビアな位置関係から少しだけ抜けだし、音の自在さが出て来たように思われます。それでも、以前よりは大変密度の濃い音で、楽器の実在感が、エネルギーごと再現出来て来たと思います。横浜のMさん効果ですね(笑)。
前日に、BOさんやvafanさんにしっかりと音をならしていましたので、この日は、調整はしなくても安定した音が鳴っていました。来られる前に、ダイアナ・クラールの同じ曲を少しだけ掛けて、確認はしました 。
今日の目的は、三月の時からどの様に進歩したか、縦型の配置の音はどう違うか?立体的に前に出て来た音は、Mさんのトラバドールとどのような共通性があるのか。そして、テープマニアのHさんに、DSDにファイル化した4トラックテープは、一体どの様な音がするのか。それらを聴いていただきたいと思いました。最初は、前日と同じプログラムで進行しました。
音が変わったのを確認していただき、頃合いを見てテープのファイルに切り替えました。どうしてこんなに良い音がするのだろうか思うほど、ツボを押さえた音です。テープの音を楽しんで貰えたでしょうか?4トラックテープってこんなに良い音で入っているなんて、なかなか分かりませんね。昔の民生機のレヴェルでは、なかなかこの様な音はでてきません。
たっぷりと、テープの音を聴いていただいた後、GRFの部屋に移って、T4の後方音場の実験に付き合っていただきました。例の反射の棒の有無と電源ケーブルの音の差です。そのケーブルも、高いケーブルではなく、数百円のレヴェルの話だから笑ってしまいます。しっかりと、音の差を確かめていただき、使いこなしのお話しをさせていただきました。面白いですね。
GRFさま
本日も貴重なレクチャーの数々、大変有難うございました。
ノウハウの一つ一つは容易に手中に入れる事ができないものである事を承知しているつもりです。それを分かりやすい実験を交えて伝授いただいているのですから、有難いといいますか申し訳ないと言いますか・・・・
もっとも、頂いたノウハウによって直ぐに同じレベルの音が出せるわけも無いのですが。
一昨年の那須の例会とその後のお宅での貴重な体験で、拙宅の音も「全く違う音になった」と人からも言われ、少しだけ近づけたと思ったのですが、今日聴かせて頂いた音は「また遠くへ行ってしまった」と言うのが偽らざる感想です。
Jazzのライブでは、腕の良いサウンドエンジニアが腕によりをかけて聴かせる音は、もちろん素晴らしいのですが、今日聴かせて頂いた心に染み入るジャズは、普段はほとんど聴かないのですが、毎日でも聴きたいと思わされました。
クラシックはコンサートホールと席を概ね想定して、其処で聴こえるであろうを音をイメージしながら調整する・・・・私の場合、ムジークフェラインは敷居が高すぎて現時点では無理、と少し諦め、先般感動したティーレマン、ドレスデンを聴いたサントリーホールの音をイメージしながら調整していました。
ところが今日聴かせて頂いたユニコーンは、一つのシステムから色々なホールの音を聴かせてくれた感がありました。その傾向は以前からあったものですが、今日はより強く感じさせられました。
音源は定番の録音会場を使う事もあるでしょうが、異なる録音環境で録られる場合の方が多いでしょうから、色々に聴こえることは より忠実に再生出来ていることを意味するのだと思います。
既にもうやりようが無いのでは、と十二分な完成度の高さを感じたユニコーンのシステムが大きく変貌し、一方ではまさかの4トラックテープの驚愕の音を聴かされますと、オーディオの底知れ無い深みを感じずにはいられませんが、それを知った今自分はどうすべきか・・・と思いつつも「取り敢えず出来るところからやってみよう」と気を取り直しているところです。
引き続きご指導の程宜しくお願い致します。 S
というご感想を頂きました。演奏会場にいる感覚こそが、私の追い求めていた音です。クラシックばかりではなく、あたかもJazzもナイトクラブにいるように、PAの音ではなくアンプラグの音として、聞こえてくればそれが最高だと思います。
昨日のハイライトは、やはり4トラックテープのDSDにファイル化した音の確認です。素晴らしい音でしょう?やはりテープにはあの音が入っているのですね。この感動を、皆さんに聴いていただき、とても嬉しいですね。
三月の時は、ユニコーンがまだ横向きに配置されていました。六月の終わりに思い切って縦型配置にしてみました。浜松のプー博士宅での実験や、横浜のMさん宅の、前に飛び出してくるトラバドールの立体感ある音を聴いて、狭い6畳でも実験をしてみたのです。それは音に大きな変化をもたらし、一気に立体的に音が展開し始めました。左右の間隔もいろいろ試して、八月に入ってから、現在の拡げた間隔になりました。左右が拡がることにより、シビアな位置関係から少しだけ抜けだし、音の自在さが出て来たように思われます。それでも、以前よりは大変密度の濃い音で、楽器の実在感が、エネルギーごと再現出来て来たと思います。横浜のMさん効果ですね(笑)。
前日に、BOさんやvafanさんにしっかりと音をならしていましたので、この日は、調整はしなくても安定した音が鳴っていました。来られる前に、ダイアナ・クラールの同じ曲を少しだけ掛けて、確認はしました 。
今日の目的は、三月の時からどの様に進歩したか、縦型の配置の音はどう違うか?立体的に前に出て来た音は、Mさんのトラバドールとどのような共通性があるのか。そして、テープマニアのHさんに、DSDにファイル化した4トラックテープは、一体どの様な音がするのか。それらを聴いていただきたいと思いました。最初は、前日と同じプログラムで進行しました。
音が変わったのを確認していただき、頃合いを見てテープのファイルに切り替えました。どうしてこんなに良い音がするのだろうか思うほど、ツボを押さえた音です。テープの音を楽しんで貰えたでしょうか?4トラックテープってこんなに良い音で入っているなんて、なかなか分かりませんね。昔の民生機のレヴェルでは、なかなかこの様な音はでてきません。
たっぷりと、テープの音を聴いていただいた後、GRFの部屋に移って、T4の後方音場の実験に付き合っていただきました。例の反射の棒の有無と電源ケーブルの音の差です。そのケーブルも、高いケーブルではなく、数百円のレヴェルの話だから笑ってしまいます。しっかりと、音の差を確かめていただき、使いこなしのお話しをさせていただきました。面白いですね。
GRFさま
本日も貴重なレクチャーの数々、大変有難うございました。
ノウハウの一つ一つは容易に手中に入れる事ができないものである事を承知しているつもりです。それを分かりやすい実験を交えて伝授いただいているのですから、有難いといいますか申し訳ないと言いますか・・・・
もっとも、頂いたノウハウによって直ぐに同じレベルの音が出せるわけも無いのですが。
一昨年の那須の例会とその後のお宅での貴重な体験で、拙宅の音も「全く違う音になった」と人からも言われ、少しだけ近づけたと思ったのですが、今日聴かせて頂いた音は「また遠くへ行ってしまった」と言うのが偽らざる感想です。
Jazzのライブでは、腕の良いサウンドエンジニアが腕によりをかけて聴かせる音は、もちろん素晴らしいのですが、今日聴かせて頂いた心に染み入るジャズは、普段はほとんど聴かないのですが、毎日でも聴きたいと思わされました。
クラシックはコンサートホールと席を概ね想定して、其処で聴こえるであろうを音をイメージしながら調整する・・・・私の場合、ムジークフェラインは敷居が高すぎて現時点では無理、と少し諦め、先般感動したティーレマン、ドレスデンを聴いたサントリーホールの音をイメージしながら調整していました。
ところが今日聴かせて頂いたユニコーンは、一つのシステムから色々なホールの音を聴かせてくれた感がありました。その傾向は以前からあったものですが、今日はより強く感じさせられました。
音源は定番の録音会場を使う事もあるでしょうが、異なる録音環境で録られる場合の方が多いでしょうから、色々に聴こえることは より忠実に再生出来ていることを意味するのだと思います。
既にもうやりようが無いのでは、と十二分な完成度の高さを感じたユニコーンのシステムが大きく変貌し、一方ではまさかの4トラックテープの驚愕の音を聴かされますと、オーディオの底知れ無い深みを感じずにはいられませんが、それを知った今自分はどうすべきか・・・と思いつつも「取り敢えず出来るところからやってみよう」と気を取り直しているところです。
引き続きご指導の程宜しくお願い致します。 S
というご感想を頂きました。演奏会場にいる感覚こそが、私の追い求めていた音です。クラシックばかりではなく、あたかもJazzもナイトクラブにいるように、PAの音ではなくアンプラグの音として、聞こえてくればそれが最高だと思います。
昨日のハイライトは、やはり4トラックテープのDSDにファイル化した音の確認です。素晴らしい音でしょう?やはりテープにはあの音が入っているのですね。この感動を、皆さんに聴いていただき、とても嬉しいですね。
by TANNOY-GRF
| 2015-08-18 10:19
| 来たり
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