2016年 03月 28日
実験機を聴きに |
このところの、実験機を聴きに、6年前の『神が舞い降りたかも』と言われた"Consequence"以来の,常連の皆様の訪問ラッシュになっています(笑)。来られた方の印象がご常連の間に浸透され、それならば是非にとお越しいただいています。実験機ですから、まだまだ試行錯誤中なのですが、大分こなれてきて、聞いていただける音が出て来たようです。この週末も、Taoさん、Oさん(再訪)、日曜日には大阪からも椀方さんが来ていただきました。
お三方には、"Consequence"を聞いていただいていますので、どの様な差があるかお聞きするのも、楽しみの一つでした。スケール的も、音場的にも一番比較対象になるのは"Consequence"だからです。先日のチューバホーンさんと同じご感想でしたが、今回の音は、あのコンシーケンスの音を凌駕していると。帯域的にも、音場的にもより自然な音になっていると、感想を述べていただきました。何よりも,大きな違いは、やはり音場の安定感と自然なホールの音が出ていると言われました。
SPの向こう側に置かれた椅子に座ると、あたかもホールの反対側のP席に座って聞いている様な、オーケストラを後ろから聞いている音がすることです。SPの間がステージで、どこから聞いても異なった席からステージを見ているように、音場は聞こえて来ます。便宜上、試聴位置は今までと同じところに座っていますが、それでさえ、ソファを少し前後すると、会場で席を前後するようにステージが近くなったり、遠くなったりと変わります。
360度に放射されているTroubadour 80の音には、もともと前後はないのです。ステレオのチャンネルで、ステージの空間が浮かび上がります。5.1チャンネルは、回りをSPが囲んでいるSP群の中央に座らなければなりませんが、私の部屋では、どこに座っても、それはコンサートホールの座る席を選ぶのと同じ様な意味になります。私の様に、コンサートホールでも、右側の席に座るのが好きな人は、ソファーの右側に座れば、おなじような音場感覚が得られるのです。
この定位の再現性が、"Consequence"との一番の大きな差です。その為に、300Hz以上を受け持つDDDユニットばかりではなく、前後にウーファーを取り付け、コーナーを落とすことにより、回析効果を増した実験機の低音も、前後を中心にそれでも、360度を目指して放射されていきます。前後のユニットは、同相で駆動され、あたかも呼吸しているように300Hz以下の低音域を受け持っています。エネルギーは前後に同相で駆動されていますから、キャビネットは、前後には動かず、音の定位をよくしている一因ではないでしょうか。
来週末まで、まだお客様は続きます。あと一週間、どこまでエージングは進み、実験も進むでしょうか?その後は、本番品が出来るまで、待ち遠しい日々が続くことでしょう。その間に、Troubadour40の方の実験を進めるつもりです。
お昼休み、椀方さんと近所のお蕎麦屋さんまで行ったついでに足を延ばし、善福寺川の桜を眺めてきました。まだ三分咲で、見頃はこの週末でしょう。その頃には、暖かくなりどんちゃん騒ぎになりますね(苦笑)。
お三方には、"Consequence"を聞いていただいていますので、どの様な差があるかお聞きするのも、楽しみの一つでした。スケール的も、音場的にも一番比較対象になるのは"Consequence"だからです。先日のチューバホーンさんと同じご感想でしたが、今回の音は、あのコンシーケンスの音を凌駕していると。帯域的にも、音場的にもより自然な音になっていると、感想を述べていただきました。何よりも,大きな違いは、やはり音場の安定感と自然なホールの音が出ていると言われました。
SPの向こう側に置かれた椅子に座ると、あたかもホールの反対側のP席に座って聞いている様な、オーケストラを後ろから聞いている音がすることです。SPの間がステージで、どこから聞いても異なった席からステージを見ているように、音場は聞こえて来ます。便宜上、試聴位置は今までと同じところに座っていますが、それでさえ、ソファを少し前後すると、会場で席を前後するようにステージが近くなったり、遠くなったりと変わります。
360度に放射されているTroubadour 80の音には、もともと前後はないのです。ステレオのチャンネルで、ステージの空間が浮かび上がります。5.1チャンネルは、回りをSPが囲んでいるSP群の中央に座らなければなりませんが、私の部屋では、どこに座っても、それはコンサートホールの座る席を選ぶのと同じ様な意味になります。私の様に、コンサートホールでも、右側の席に座るのが好きな人は、ソファーの右側に座れば、おなじような音場感覚が得られるのです。
この定位の再現性が、"Consequence"との一番の大きな差です。その為に、300Hz以上を受け持つDDDユニットばかりではなく、前後にウーファーを取り付け、コーナーを落とすことにより、回析効果を増した実験機の低音も、前後を中心にそれでも、360度を目指して放射されていきます。前後のユニットは、同相で駆動され、あたかも呼吸しているように300Hz以下の低音域を受け持っています。エネルギーは前後に同相で駆動されていますから、キャビネットは、前後には動かず、音の定位をよくしている一因ではないでしょうか。
来週末まで、まだお客様は続きます。あと一週間、どこまでエージングは進み、実験も進むでしょうか?その後は、本番品が出来るまで、待ち遠しい日々が続くことでしょう。その間に、Troubadour40の方の実験を進めるつもりです。
お昼休み、椀方さんと近所のお蕎麦屋さんまで行ったついでに足を延ばし、善福寺川の桜を眺めてきました。まだ三分咲で、見頃はこの週末でしょう。その頃には、暖かくなりどんちゃん騒ぎになりますね(苦笑)。
by TANNOY-GRF
| 2016-03-28 09:00
| オーディオ雑感
|
Comments(0)