2024年 10月 02日
ユニコーンとセラミックツィーターの置き場所 |
セラミックツイーターが8月末に到着してからいろいろな配置やカットオフ周波数などを変えて実験(楽しい)を重ねてきました。何度も同じことを言いますが、これは不思議な体験です。ユンコーン自体はDDDのユニット一本で、全音域をカバーしているユニークなシステムです。全方位SPとシングルスピーカーによる音の素直さと、シンプルな構造が、余計な音を加えません。ただ、駆動するアンプによって音の違いはすぐに反映します。
この位置では音像が広がるのですが、ユニコーンのドライバーとツィーターで音像が横に引き延ばされ、昔のテレビ見たく像が横に引き延ばされている感じがして、やはり不自然だったそうです。それならばと、DDDユニットの真上に置いた所、
落下防止も兼ねて、余ったケーブルをユニットに巻きつけて、落ちない様に工夫してみました。後ろ側に倒れないように、座布団型のインシュレーターを置いてあります。すると、音は位相があった所為かはっきりと大きくなり、輪郭が見えてきました。解像力がが上がり、低域がもりもり、レベルも大きくなり音が一体化します。HiFi調ではありますが、やはりいいですね。
今迄聞いてきた、音源を聞き直してみました。カットオフの周波数だけではなく、レベル調整を微妙にしなければなりませんが、とりあえずこの位置で落下しない様な工夫をしなければと思いました。また異なる値のフィルムコンデンサー(数百円程度)も頼んで遊んでいます。いや〜、楽しいですね。
追記 10/4
DDDユニットの上の中央部へ、ツィーターを載せていましたが、指向性が前面方向にダブルので、切れ味やソリッド感はしっかりと出るのですが、カットオフ周波数を、落とさなければなりません。音のアンビエンスが自然に広がる開口部に移してみました。
このツイーターの面白い点は、近くで聞いても、ほとんど音がしないのですが、視聴位置まで下がると、確実に音場が変わっています。音がビビッドになり、解像力が上がり、テレビでいえば4Kと2Kの差よりあります。置き位置の差も明確に出します。当初は、ケーブルの長さの問題もあり、DDDユニットの横に置いて鳴らしました。高域の音源が2箇所から出るので、不都合があるかとも思われましたが、ツィーター自体の歪みが少ないので、さほど気になりませんでした。前後の位置の差は出ました。しかしそれも、ツィーターの自己主張が少ないので、気になりませんでした。
徐々にその位置を変えて、どこまで音が広がるかをテストしていた時、鳴らしながら、床に置いた所、低音のなり方が変わり、バックロードホーンの出口に置いた所、
コントラバスがもりもりと出てきました。
それを椀方さんに知らせたら、色々と実験をしてくれました。この位置は床の方まで音が広がって低音が出てきますが、使われているケーブルの長さが足りず、コーナーの上の方におかれたみたいです。
「ユニット同士の縦軸が揃ったこともあるのか楽器の定位が明瞭になり、高音域から低音域までの全帯域で音場がより自然になりました」
そうでしょうね。上の写真は軸状に揃い見た目も安定していますね。私も最初から、これを試したかったのですが、ケーブルの長さが10センチほど足りず、今迄実験ができていなかった位置です。そこで、ケーブルをもう一本見つけてきて、ジョイントして鳴らしてみました。
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by TANNOY-GRF
| 2024-10-02 13:15
| オーディオ雑感
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