2023年 03月 19日
久しぶりの一日雨で・・ |
桜の花は咲き始めたのですが、先週の土曜日は一日雨が降りました。花粉はまだ落ちきってはいなく、眼はまだチクチクと痛いですが、肌の乾燥がなくなり雨が降ると楽になってきます。来週の後半は、雨が続くようですから、だいぶ楽になるでしょう。
東京は、冬になると沙漠のような異常乾燥地帯になります。潤うのはたまに雪が降る時ぐらいで、毎日、乾燥注意報が出ています。皮膚が乾いて無意識に背中などを掻いていて、後から薬を塗るのにも困ります。しとしととした雨が降り続いてくれるといいのですが。今週の後半が楽しみです。
花粉で眼が見えないのに、日曜日は録画した番組の整理と、大切な番組はディスクに保存しました。テレビには、三つのHDが取りつけてあり、それぞれ分野を変えてあります。半分以上は観ながら消去して行くのですが、それでも、徐々にHDDの残量は減っていきます。何回かHDDの不良や、テレビのボード交換などにも見舞われて大事な番組はやはりディスクに保存しなといけません。二週間に一度ぐらいはその交通整理をしなければ、HDDの残量は減る一方です。
保存してある番組を見るということは、相応の時間がかかります。2度と観ないような内容ならばすぐに消せるのですが、どこか引っかかる、気になる番組は残しておくことになります。でも、残すだけで安心してしまう多くの番組は、結局見ないのですが。BSで午後に放送されている、名画座のような定評があったり、昔の名作は、年月のフィルターにも耐えた気持ちのこもった作品が多く、見始めるとやはり最後まで見てしまいます。早送りしてしまう作品は、やはりどこかに冗長な部分を残しているからでしょう。でも、実際の人生は、毎日劇的な展開にはならず、少しづつ時がたち、気づけば歳をとっているのです。
BSの放送されるドキュメンタリーや自然の番組は、コロナ下で、外国の取材や撮影ができなかったので、ほとんどの番組が、昔の作品です。それも、20年以上前の作品も多く、出演者が皆若く、中にはお亡くなりになっている方も多く、戸惑いを覚えるほどです。自分もこの時代は何をしていたのかと問われるからです。しかし、アナログ時代でもハイヴィジョン番組の質は高く、重い機材をかついでとっていたスタッフの苦労が報われています。
ヨーロッパの街並みの番組は、今なお取材にいけていないところもあり、昔の番組の再映ですが、深夜のヒーリング番組では、そのおなじ番組を繰り返し放送することで、眠られない老人の心の安定を守るのに貢献しています。ウィーンやアムステルダムのトラム風景。もう何年も見ていません。もう登れなくなっている日本のアルプスの縦走や高山植物の映像などは、老人には大切な安定剤ですね。
収集してきたレコードも、CDも残り時間が少なくなってきますと、取捨選択して聞かざるを得ませんが、50枚だ、100枚だという大全集も、一枚あたりの価格はとても安価になりましたが、聞く時間が短くなるはずもなく、CD一枚を聴き終わるには、やはり相応の時間かかります。また、撮りためたビデオの編集も、DSD化したテープ音源の整理も、大変な量が残っていきます。関連の皆さんの協力を得て、アーカイブ化も進めていますが、膨大な量です。
未知の大陸を求めて大航海に乗り出した船長のような時間は終わってきましたが、その整理をする植民地の提督のような作業は、逆に増えていきます。4トラックや2トラくのテープを海賊のように集めていた頃が懐かしいです。
来週は、アメリカに飛んだ日本チームの野球も見なくてはいけません。時間はいくらあっても足りないですね。
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by TANNOY-GRF
| 2023-03-19 21:03
| よしなしごと
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