2010年 09月 29日
タンノイ オートグラフ・シルバー |
あの暑かった八月の末、ヨーロッパに出かける前の日に、テープやタンノイの大先輩のOさんから、下記のようなメールをいただき、魅力的なご招待をいただいていました。
GRFさま
前略、7月末にオリジナル・オートグラフ・レッドに引き続いて、オリジナル・シルバーも1個入手で音楽室に鎮座です。そのシルバーはFINAL TEST 101の印字が有り、天板の後の半分がビス止めで其処の天板が開き、其処からユニット及びネットワークを入れる珍しいタイプです。オリジナルのオートグラフはレッド・シルバー共にネットワークに外付け部品追加で回路変更して有り、他のオリジナル機種とは少し異なります。
シルバーはレッドと異なり前面のグリルは外れません。仔細は何時か現物をご確認下さい。10月になれば落ち着きますので、秋風吹き始めの頃に貴兄様ご都合のよい時期にお会い出来れば幸いです。


忙しかった九月も終る今日、偶然、仕事の途中にOさんのお宅のそばを通ることになり、早速、ご連絡いれて、折しも外出されていたOさんに戻っていただき、少しだけお宅にお寄りすることができました。早速、オリジナルのAutographを見せていただきました。
GRFと違って、さすがにオートグラフは一回り以上の大きさが有ります。シルバーの時代は、もちろんモノラル時代です。レッドの後期の時代にならないと、ステレオのペアーにはなりません。そして、シルバーのオートグラフは大変貴重で世界中の好事家が探しています。

Oさんは、GRFもオリジナルのレッドでペアーをシルバーをモノラルで持っておられます。そのレッドは、英国のタンノイ本社に送って、リニューアルをしていただいた貴重なものです。真ん中のシルバーGRFは、前面ネットがワイヤー入りの張りの強いタイプです。
今回のオリジナルシルバーも同じワイヤー入りのネットです。よくみるとバッジを留めているビスが四隅にあります。
一方のレッドは、フレームがシルバーの物を使っている、切り替え時の製品だと思われます。最も古いタイプのレッドになる訳ですね。ネットは、通常のタイプです。バッジも今の形に変わっていますね。

Oさんは、IIILZ、ヨーク、GRF、そして国産箱入りのオートグラフの四種類のレッドを使用されています。その経験からシルバーとの違いもよくご存じです。五台のマランツを使いこなされているのですが、今回のシルバーには、QUADの初期型を使用されているそうです。少しだけ音を聴かしていただきましたが、時間がなく音の違いは、次回、マスターテープレコーダーを回してお聴きしたいとお願いいたしました。
目福ですね。
GRFさま
前略、7月末にオリジナル・オートグラフ・レッドに引き続いて、オリジナル・シルバーも1個入手で音楽室に鎮座です。そのシルバーはFINAL TEST 101の印字が有り、天板の後の半分がビス止めで其処の天板が開き、其処からユニット及びネットワークを入れる珍しいタイプです。オリジナルのオートグラフはレッド・シルバー共にネットワークに外付け部品追加で回路変更して有り、他のオリジナル機種とは少し異なります。
シルバーはレッドと異なり前面のグリルは外れません。仔細は何時か現物をご確認下さい。10月になれば落ち着きますので、秋風吹き始めの頃に貴兄様ご都合のよい時期にお会い出来れば幸いです。


忙しかった九月も終る今日、偶然、仕事の途中にOさんのお宅のそばを通ることになり、早速、ご連絡いれて、折しも外出されていたOさんに戻っていただき、少しだけお宅にお寄りすることができました。早速、オリジナルのAutographを見せていただきました。





目福ですね。
by TANNOY-GRF
| 2010-09-29 21:23
| オーディオ雑感
|
Comments(2)
やはり昔の?SpeakerSystemは美しいものですね、特に
イギリス物はその細部のこだわり具合からも素直にそう
言えます、GRFさん写真有難う御座います。
イギリス物はその細部のこだわり具合からも素直にそう
言えます、GRFさん写真有難う御座います。
UNICORNさん
やはりオートグラフともなりますと、その存在感が圧倒します。この一組のSPにどれほどの歴史があるのか、考え深いものがありました。
左右で音は少し違いますが、モノラル時代ですから仕方が無い事です。
やはりオートグラフともなりますと、その存在感が圧倒します。この一組のSPにどれほどの歴史があるのか、考え深いものがありました。
左右で音は少し違いますが、モノラル時代ですから仕方が無い事です。

