2011年 01月 20日
バッテリー駆動 |
先日、NAGRAのお師匠さんのCさんから、
Commented by C at 2011-01-10 15:56
IV-Sシリーズ症候群の方は、12個の大量投与が必要ですが一度電池療法で聴かれると好ましい結果が得られるかもしれません。乾電池の音はとてもクリアーです。エネループやエボルタなど充電池も進歩していますのでそのうち試そうと思っています。ただ、充電が面倒でしょうが。
Commented by TANNOY-GRF at 2011-01-10 17:53
>IV-Sシリーズ症候群の方は、12個の大量投与が必要ですが、、、
その手が有りましたか!別電源ばかり考えていました。単一の12連はまったく手つかずでした。さっそく、投与してみます。Oさん、充電器を考えてもらえますか?(笑)
Commented by O at 2011-01-11 00:36
GRFさま、皆さま。
アドバイスありがとうございます。IV-S菌の保菌者として、実は検討したことがありました。
定価ベースで1700円×12本で20400円、充電器が5000円(単一4本が充電可能)×3個で15000円、トータルで35400円でいけます。思い切ってやろうかなぁ、と思っています。これならば作るよりも買った方が良いと思いますが・・・・、いかがでしょうか?
Commented by TANNOY-GRF at 2011-01-11 11:52 x
さっそく人体実験に掛かりたいと思います。充電器三台は過剰投与の気もしますので、一台投与で、日に三回ノ投薬から始めてみます。単一のエネループは考えていませんでしたので、、、
という、やりとりがあった後、すぐに充電器(ただし一つだけ)とエネループ12個を頼んでおきました。出張から戻ると、なにやらずしっとした箱が。それが充電用電池を12個もはいった箱でした。
さっそく、充電に掛かりました。ケチって充電器は、一つだけにした物ですから、時間が掛かります。電池には、「充電済み 購入したらすぐ使えます」と書いてありましたが、充電器に掛けると半分しか充電されていない、赤いランプでした。一時間ほどで、青になり、電気が消えると充電完了です。それを三回繰り返し、ようやく聞けたのは4時間後でした。
さて、音の差がどれほどあるのか楽しみです。お腹に12個の単一形電池が入ると、ずっしりと重くなります。DC電源でどれほどの音の変化が感じられるのでしょうか?
Oさんに作っていただいた、別電源は、オリジナルの電源に比べると、全くクリアーで力強さも全く違います。クリアーで清潔な音がします。同時に鳴き比べたD式と比べて、少し細身のクリアーな感じですが、私の好みはこちらなので、普通の回路の方を使っていますが、バッテリーのおとはその傾向がもう少し強まった感じです。AB比較を行っても、かろうじて差が聞き取れるぐらいで、この別電源の物量が功を奏しているようです。
バッテリーのほうがほんの少しだけ、クリアーな感じがします。IV-SJの裏側は、アルミのスーツケースのモデルとなったぐらいですから、とても40年以上前のデザインとは思えません。格好いいですね。電池を入れると壮観です。でんちは一回も使われたことが無い見たく、取り扱い注意書が出てきたぐらいです。
バッテリ駆動の方が、若干低音部がしっかりしている感じですが、比べてもほとんど分からないほどの差です。電源の無い現場での活躍が出来ます。
それにしても、Nagra4トラ改造機と別電源で聴く、室内楽の弦のしみいるような音は、レコードやCDではなかなか聴けない音です。ちょうど10年前の2001年、ナッシュビルのNagra代理店で、純正の4trackヘッドに出会えた幸運を感謝しています。
追記
初めまして、いつも貴殿のブログを楽しみに拝見させて頂いております。
件名にあります通り、充電池であるエネループの電圧は、1.2Vで一般の乾電池と少し異なります。通常の乾電池に比べ、0.3V低くなりますので、12本ですと3.6Vの差があることになります。(実際の乾電池でも、きっちりと1.5Vが安定して出ている保証はありませんが。)この差が、どの様な影響を及ぼすのかは判りませんが、気になるところです。
余計なひと言、申し訳ありませんが、少し気になったもので... それでは失礼致します。
このようなメールを頂きました。一般に乾電池の性能は、下記の表のようなカーブを描いて放電しています。 初期に1.5Vあった電圧も、すぐに1.3Vぐらいに下がるようです。この差が、実際音にどのように影響するか、単一の電池12個をやはり買ってきて追試をしてみようと思います。お便りありがとうございました。
追試1
土曜日の夕方、じっくりと腰をすえて、電源の差を追求してみました。Nagraでは、
Power supply voltage necessary DC positive to chassis10.5 to 30 V (performance can be slightly reduced between 10.5 and 12V)と書いてあり、13V以上有れば正常に動きます。 このメーターの一番下、よく見ると12.5Vに印がありますね。そこが充電の目安になっています。さすがはNagra至れり尽くせりです。良く出来ています。電圧は、早送りや、巻き戻し時のスピードに影響するだけで、12.5V以上有れば音質には余り影響がありません。それどころか、先日は"Consequence"ではあれほど音質に差があった、純正のATN2とOさん謹製の大型トランス仕様の別電源の差も、ユニコーンではほとんど感じません。??? この写真の状態で、最大時の電流値に比べて半分の50%で動いていることを示しています。
だとすると、影響してくるのは40Hz以下の超低域の再現性と言うことになります。巻き戻し時にバッテリーから別電源にすると一気に早くなりますから、このモーターのトルクの差が音に出てくるのかも知れません。何度も言いますが、UNICORNの低域特性では全く分かりません。逆に恐るべき"Consequence"の低域と言うことになります。GRFでも追試してみましょう!
Commented by C at 2011-01-10 15:56
IV-Sシリーズ症候群の方は、12個の大量投与が必要ですが一度電池療法で聴かれると好ましい結果が得られるかもしれません。乾電池の音はとてもクリアーです。エネループやエボルタなど充電池も進歩していますのでそのうち試そうと思っています。ただ、充電が面倒でしょうが。
Commented by TANNOY-GRF at 2011-01-10 17:53
>IV-Sシリーズ症候群の方は、12個の大量投与が必要ですが、、、
その手が有りましたか!別電源ばかり考えていました。単一の12連はまったく手つかずでした。さっそく、投与してみます。Oさん、充電器を考えてもらえますか?(笑)
Commented by O at 2011-01-11 00:36
GRFさま、皆さま。
アドバイスありがとうございます。IV-S菌の保菌者として、実は検討したことがありました。
定価ベースで1700円×12本で20400円、充電器が5000円(単一4本が充電可能)×3個で15000円、トータルで35400円でいけます。思い切ってやろうかなぁ、と思っています。これならば作るよりも買った方が良いと思いますが・・・・、いかがでしょうか?
Commented by TANNOY-GRF at 2011-01-11 11:52 x
さっそく人体実験に掛かりたいと思います。充電器三台は過剰投与の気もしますので、一台投与で、日に三回ノ投薬から始めてみます。単一のエネループは考えていませんでしたので、、、
という、やりとりがあった後、すぐに充電器(ただし一つだけ)とエネループ12個を頼んでおきました。出張から戻ると、なにやらずしっとした箱が。それが充電用電池を12個もはいった箱でした。
さっそく、充電に掛かりました。ケチって充電器は、一つだけにした物ですから、時間が掛かります。電池には、「充電済み 購入したらすぐ使えます」と書いてありましたが、充電器に掛けると半分しか充電されていない、赤いランプでした。一時間ほどで、青になり、電気が消えると充電完了です。それを三回繰り返し、ようやく聞けたのは4時間後でした。
さて、音の差がどれほどあるのか楽しみです。お腹に12個の単一形電池が入ると、ずっしりと重くなります。DC電源でどれほどの音の変化が感じられるのでしょうか?
Oさんに作っていただいた、別電源は、オリジナルの電源に比べると、全くクリアーで力強さも全く違います。クリアーで清潔な音がします。同時に鳴き比べたD式と比べて、少し細身のクリアーな感じですが、私の好みはこちらなので、普通の回路の方を使っていますが、バッテリーのおとはその傾向がもう少し強まった感じです。AB比較を行っても、かろうじて差が聞き取れるぐらいで、この別電源の物量が功を奏しているようです。
バッテリーのほうがほんの少しだけ、クリアーな感じがします。IV-SJの裏側は、アルミのスーツケースのモデルとなったぐらいですから、とても40年以上前のデザインとは思えません。格好いいですね。電池を入れると壮観です。でんちは一回も使われたことが無い見たく、取り扱い注意書が出てきたぐらいです。
追記
初めまして、いつも貴殿のブログを楽しみに拝見させて頂いております。
件名にあります通り、充電池であるエネループの電圧は、1.2Vで一般の乾電池と少し異なります。通常の乾電池に比べ、0.3V低くなりますので、12本ですと3.6Vの差があることになります。(実際の乾電池でも、きっちりと1.5Vが安定して出ている保証はありませんが。)この差が、どの様な影響を及ぼすのかは判りませんが、気になるところです。
余計なひと言、申し訳ありませんが、少し気になったもので... それでは失礼致します。
このようなメールを頂きました。一般に乾電池の性能は、下記の表のようなカーブを描いて放電しています。
追試1
土曜日の夕方、じっくりと腰をすえて、電源の差を追求してみました。Nagraでは、
Power supply voltage necessary DC positive to chassis10.5 to 30 V (performance can be slightly reduced between 10.5 and 12V)と書いてあり、13V以上有れば正常に動きます。
だとすると、影響してくるのは40Hz以下の超低域の再現性と言うことになります。巻き戻し時にバッテリーから別電源にすると一気に早くなりますから、このモーターのトルクの差が音に出てくるのかも知れません。何度も言いますが、UNICORNの低域特性では全く分かりません。逆に恐るべき"Consequence"の低域と言うことになります。GRFでも追試してみましょう!
by TANNOY-GRF
| 2011-01-20 22:19
| オーディオ雑感
|
Comments(9)
Commented
by
O
at 2011-01-21 00:05
x
早速のトライ、ありがとうございました。でもそれほど差が無かったとは・・・・。本当はあの電源よりすごく上回って欲しかったような・・・(笑)
まあ、製作者としてはホッとしていますが。
まあ、製作者としてはホッとしていますが。
Commented
by
TANNOY-GRF at 2011-01-21 07:14
Oさん、また、電源比較審議会を開催しましょう。もし、バッテリーの音を基準とするならば、家の電源の方が、Oさんの仕様と比べて近いような気もします、、、。標準の電源と比べると、バッテリーの優位性は明らかですね。
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by
C
at 2011-01-21 10:28
x
GRF様、貴重な実験ご苦労様でした。
電源にはまり込むと泥沼状態になりそうでコワイです。IVシリーズのACアダプターもATN3ではトロイダルトランスに変わりかなり強力になっています。水銀0電池ドライブの*田式アンプにはまってた頃の経験では、声もので音の厚みや子音の立ち方がATN2と明らかに変わりましたがそのあたりはどうでしょうか。充電できない電池では精神衛生上よくありませんが、これでしたら4トラテープを安心して長時間聴けますね。
それにしてもこれを読まれたNagra患者の方はますます症状が重くなるかもしれません。
正月休みにSJとSDで同じソースを聴き比べましたが微妙に音の傾向が異なりました。わが家のプアな音出しでは、音像の立体感や奥行き感はSDの方が好ましい結果でした。GRF様も一度試してはいかがでしょうか。レポート、楽しみにしています。
電源にはまり込むと泥沼状態になりそうでコワイです。IVシリーズのACアダプターもATN3ではトロイダルトランスに変わりかなり強力になっています。水銀0電池ドライブの*田式アンプにはまってた頃の経験では、声もので音の厚みや子音の立ち方がATN2と明らかに変わりましたがそのあたりはどうでしょうか。充電できない電池では精神衛生上よくありませんが、これでしたら4トラテープを安心して長時間聴けますね。
それにしてもこれを読まれたNagra患者の方はますます症状が重くなるかもしれません。
正月休みにSJとSDで同じソースを聴き比べましたが微妙に音の傾向が異なりました。わが家のプアな音出しでは、音像の立体感や奥行き感はSDの方が好ましい結果でした。GRF様も一度試してはいかがでしょうか。レポート、楽しみにしています。
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by
C
at 2011-01-22 12:48
x
電池使用の場合一番気になるのは寿命ですね、IVシリーズはフィールドレコーディングユースでスタビライザー回路も内蔵しかなり長時間使用できます。スペックでは電源電圧は12-30Vで、経験では端子電圧が1V程度になっても再生はできていました。もちろん、電圧の低下が音質に及ぼす影響はあるとは思いますが。
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by
TANNOY-GRF at 2011-01-22 18:18
追記と追試-1を載せました。御再読ください。追試+2も実験してみますね。
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by
ヨシザワ
at 2011-01-23 22:33
x
GRF様 電池のレポートありがたいです。
録音時は外部電源に頼っていますが、それが出来ないこともあるのでアルカリを詰め込んでいますが、重いですね。外部から12Vバッテリーで送り込むことも考えています。
今日はバイアス調整時、バイアス発振回路に外部から可変電源で給電するのと、バイアス電圧をモジュロメータで読めるよう改造。
これで10インチリール装着時でもバイアスセッティングができるようになりました。
録音時は外部電源に頼っていますが、それが出来ないこともあるのでアルカリを詰め込んでいますが、重いですね。外部から12Vバッテリーで送り込むことも考えています。
今日はバイアス調整時、バイアス発振回路に外部から可変電源で給電するのと、バイアス電圧をモジュロメータで読めるよう改造。
これで10インチリール装着時でもバイアスセッティングができるようになりました。
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by
C
at 2011-01-24 10:36
x
IV-S型保菌者の方はご存じでしょうが、操作レバーの右下に電源スイッチがあります。電池と外部電源の両方つないであればスイッチの切換で瞬時に聴き比べができます。ただ、このスイッチはメーカー名は伏せますが日本製で結構トラブルが多いです。
ちなみにIV-Sの消費電流は再生時200mA、録音時は400mA程度だと記憶しています。もちろんQGB不使用状態です。失礼しました。
ちなみにIV-Sの消費電流は再生時200mA、録音時は400mA程度だと記憶しています。もちろんQGB不使用状態です。失礼しました。
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by
TANNOY-GRF at 2011-01-24 13:06
Nagraウイルスが、いよいよ全身に回ってきました。とうとう、QGBにも、手が出ました!2月26日に、淡路島診療所で良く効く特効薬の投与を所望します。
Commented
by
T
at 2011-01-24 15:32
x
皆様。
2月26日にお会い出来るのを楽しみにしております。
あぁー、益々、症状が重症化してしまう自分が怖いです。汗
皆様に免疫力を付けていただけるように、特効薬を用意して
おきますね。牛・魚・・・、どっちがお好みでしょうか?
2月26日にお会い出来るのを楽しみにしております。
あぁー、益々、症状が重症化してしまう自分が怖いです。汗
皆様に免疫力を付けていただけるように、特効薬を用意して
おきますね。牛・魚・・・、どっちがお好みでしょうか?