2012年 10月 15日
秋はオーディオのシーズン |
九月までの猛暑が去って、ようやく空気が入れ替わった様です。空には、秋の象徴の鰯雲が現れ、空が高くなって行きます。これからが、本格的なオーディオのシーズンです。一昨日のゴローさんの告別式で見た高空の巻層雲の流れはモーツァルトの楽譜のように印象的でした。木々をゆらす風も爽やかで、このまま一気に秋が過ぎていくのでしょうか?今週も西や東に飛び回るので、秋の季節を満喫したいと思っています。
GRFさま
久々に i さんのところに行ってきました。また工藤さんが改良をほどこしたと事前に聞いていましたが、いつもの事なので、別にたいした期待をせず聞き流していました!残念ながら i さんのところの音は僕にはいつもちょっときつく感じられてしまうからです。
ところが聞いてみて驚きました。いままでここでは聞いた事の無いような音でした。きつさが取れているではないですか!しかも広がりもすごい!いままでのきつさはオーケストラのフォルテッシモのところでは多少顔を出しますが、それ以外ではとてもスムーズで低音は我が家とは比較にならないほどずっとずっと深いところまで出るし、分解能もレコードとは思えないほど高いのです。
なによりも楽器や声の実在感といったらすごいものがあります。バイオリンソナタ、ピアノ曲、歌曲などを聞かせてもらいましたが、こういう分野は特に申し分のない音でした。ピアノもレコードとは思えないほどクリアーに響きます。ほんとにいままでのきつさは影をひそめ、ひたすらリアリテイさを感じる音でした。素晴らしい!驚きました。
実際にどんな改良を施したかは教えてもらえませんでしたが、今回の改良で良い方向に激変したことだけはわかりました。
SEIBO
と言う、メールがSeiboさんから届いたのは、先週の半ば。早速 i さんに電話すると、先日の改良では、音が軽く鳴りすぎてしまい、本格的な改良を施すため再度、入院したとの知らせ。また連絡するとのことで電話は切れました。
その晩の10時半を過ぎた頃、その i さんから電話がありました。感激が電話からも伝わります。今まで聞いたことが無いような音がしていると。今まで、 i さんのお宅のレコード再生では、 家のGRFで聴くCDのような音場感は出ないだろうとあきらめていたそうです。しかし、今回は今まで聞いたことが無い音がしている。隣の町に住んでいるのなら、今からでも来て聴いて欲しいとのこと。氏のお宅は、東名横浜青葉インターを降りて10分ぐらいの所ですから、家からは小一時間かかります。が、今すぐにも聴きに来て欲しいとの事でした。土曜日はご葬儀なので、日曜ならばいけるかも知れないとご返事をしました。
一方、先月オーバーホールしていただいたCD34の音が、スムーズになりすぎて、家のUNICORNでは、少し物足りないので、以前の音に戻して貰うため、相模原の工藤さんのお宅への寄りたかったのです。CD34の調整は、工藤さんご自身は自家薬籠ですから、いかような音にでも調整できるのです。CDプレーヤーの調整は本当に奥深いです。高周波のデジタルノイズとどう折り合いを付けるかが、ポイントですね。PCオーディオでは解決できない問題が沢山あります。
調整を終えてから、工藤さんと一緒に i さんのお宅に行くことにしました。調整後三日たっているので、音の変化を聴きに行くためです。 i さんは満を持して待っておられました(笑)。

いや〜違います!
これは違いますよ。夜中に電話が掛かるのも無理ありません。Seiboさんのメールでも言われていた、Monitor-Red特有の高域のきつい音が取れて、音場が広々と拡がります。i さんのアンプは、工藤さんの製作のものですが、20年ぐらい前の入門タイプで、回路その物は普通のムラード型です。現在のカソードフォロワータイプとは違うので、音の深みでは差があったのですが、今回は一気によくなりました。現在のアンプに使っている手法の応用だそうです。
iさんご自身が言われるように、レコードの音場とは思えないほど、演奏会場の響きがよくなりました。後ろの壁が消えましたね。i さんがお好きな鮫島有美子さんの叙情歌集のピアノも今までに無いような音でなっています。ショスタコビッチもワーグナーも私の好きな分野のレコードを用意して待っていただいていました。
工藤さんから、今までのセオリーとは違う試みに至った経緯もお聞きしましたが、通常の回路でも、ここまで、違うとは、アンプつくりもまだまだ解らないことだらけですね。楽しみが増えました。
じっくりと聴いていたかったのですが、他の用もあったので、休日の東名が混まない前に帰って来ました。用をすませて戻ってから、工藤さんに調整していただいたCD34を聴きましたが、あれだけの調整でここまで、音が違うのには再度ビックリですね。
GRFさま
久々に i さんのところに行ってきました。また工藤さんが改良をほどこしたと事前に聞いていましたが、いつもの事なので、別にたいした期待をせず聞き流していました!残念ながら i さんのところの音は僕にはいつもちょっときつく感じられてしまうからです。
ところが聞いてみて驚きました。いままでここでは聞いた事の無いような音でした。きつさが取れているではないですか!しかも広がりもすごい!いままでのきつさはオーケストラのフォルテッシモのところでは多少顔を出しますが、それ以外ではとてもスムーズで低音は我が家とは比較にならないほどずっとずっと深いところまで出るし、分解能もレコードとは思えないほど高いのです。
なによりも楽器や声の実在感といったらすごいものがあります。バイオリンソナタ、ピアノ曲、歌曲などを聞かせてもらいましたが、こういう分野は特に申し分のない音でした。ピアノもレコードとは思えないほどクリアーに響きます。ほんとにいままでのきつさは影をひそめ、ひたすらリアリテイさを感じる音でした。素晴らしい!驚きました。
実際にどんな改良を施したかは教えてもらえませんでしたが、今回の改良で良い方向に激変したことだけはわかりました。
SEIBO
と言う、メールがSeiboさんから届いたのは、先週の半ば。早速 i さんに電話すると、先日の改良では、音が軽く鳴りすぎてしまい、本格的な改良を施すため再度、入院したとの知らせ。また連絡するとのことで電話は切れました。
その晩の10時半を過ぎた頃、その i さんから電話がありました。感激が電話からも伝わります。今まで聞いたことが無いような音がしていると。今まで、 i さんのお宅のレコード再生では、 家のGRFで聴くCDのような音場感は出ないだろうとあきらめていたそうです。しかし、今回は今まで聞いたことが無い音がしている。隣の町に住んでいるのなら、今からでも来て聴いて欲しいとのこと。氏のお宅は、東名横浜青葉インターを降りて10分ぐらいの所ですから、家からは小一時間かかります。が、今すぐにも聴きに来て欲しいとの事でした。土曜日はご葬儀なので、日曜ならばいけるかも知れないとご返事をしました。
一方、先月オーバーホールしていただいたCD34の音が、スムーズになりすぎて、家のUNICORNでは、少し物足りないので、以前の音に戻して貰うため、相模原の工藤さんのお宅への寄りたかったのです。CD34の調整は、工藤さんご自身は自家薬籠ですから、いかような音にでも調整できるのです。CDプレーヤーの調整は本当に奥深いです。高周波のデジタルノイズとどう折り合いを付けるかが、ポイントですね。PCオーディオでは解決できない問題が沢山あります。
調整を終えてから、工藤さんと一緒に i さんのお宅に行くことにしました。調整後三日たっているので、音の変化を聴きに行くためです。 i さんは満を持して待っておられました(笑)。

いや〜違います!
これは違いますよ。夜中に電話が掛かるのも無理ありません。Seiboさんのメールでも言われていた、Monitor-Red特有の高域のきつい音が取れて、音場が広々と拡がります。i さんのアンプは、工藤さんの製作のものですが、20年ぐらい前の入門タイプで、回路その物は普通のムラード型です。現在のカソードフォロワータイプとは違うので、音の深みでは差があったのですが、今回は一気によくなりました。現在のアンプに使っている手法の応用だそうです。
iさんご自身が言われるように、レコードの音場とは思えないほど、演奏会場の響きがよくなりました。後ろの壁が消えましたね。i さんがお好きな鮫島有美子さんの叙情歌集のピアノも今までに無いような音でなっています。ショスタコビッチもワーグナーも私の好きな分野のレコードを用意して待っていただいていました。
工藤さんから、今までのセオリーとは違う試みに至った経緯もお聞きしましたが、通常の回路でも、ここまで、違うとは、アンプつくりもまだまだ解らないことだらけですね。楽しみが増えました。
じっくりと聴いていたかったのですが、他の用もあったので、休日の東名が混まない前に帰って来ました。用をすませて戻ってから、工藤さんに調整していただいたCD34を聴きましたが、あれだけの調整でここまで、音が違うのには再度ビックリですね。
by TANNOY-GRF
| 2012-10-15 06:32
| オーディオ雑感
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