2013年 08月 17日
夏休み五日目 NEXTNEXTさんご夫妻 |
NEXTNEXTさんご夫妻は、この五月の連休にお越しいただくことになっていました。実際にお越しいただいているその時に、身内に不幸が起きて、キャンセルをしなければなりませんでした。大変ご迷惑をお掛けしたのです。落ち着いてから演奏会等でお会いして、夏休みの時にと再度来ていただくことになりました。
NEXTNEXTさんは、二年前までは独身でした。ご自身のプロフィールには以前は、「独身の年寄り」と書かれていましたが、ある日、ただの年寄りに変更、人生何があるかわかりませんです。 と変更されていました。早速、何かあったのですね! ときいたところ、結婚しました。 まだ同居していないので実感は半分くらいですが。 この年で結婚できるなんてありがたいことです。 と返信を頂きました。嬉しいサプライズです。
それから、しばらくして、紀尾井ホールの定期演奏会で、奥さまとお会いしました。着物を着こなされた素晴らしい奥さまで、一度、奥さんと拙宅に来られるという話しになりましたが、なかなかスケジュールの調整が取れず、今年の5月の連休にと言うことになっていたのです。
連日の猛暑の中を来ていただきました。お昼だったので、近くのお蕎麦屋さんで、昼食をということになりました。このお蕎麦屋さんに来るときは、お蕎麦より、つまみで一杯のコースが多いのです。NEXTNEXTさんは、一滴も飲まれない方ですが、奥さまは、大好きと言うことでしたので、いつもの定番のコースの「板わさ」「鴨のロース」「卵焼き」にご自慢の「王禄」にしました。お店の方は、いつものコースと言えば、これが出て来ます。休みの日の昼下がり、よく冷えた「王禄」を頂くと、休みの実感が湧きます(笑)。
まずは一献とお薦めすると、大変美味しいと言っていただきました。島根のお酒「王禄」は生の酒です。火入れも濾過もしていない生酒で、販売店では、マイナス5度で冷蔵されています。お店でも冷蔵庫から出して来るのです。椀方さんの郷土の酒で来られたときにも大変喜んでいただきました。そのお酒を一口飲んだだけで、「美味しい〜」と喜んでいただきました。こちらも奨め甲斐があり嬉しくなりますね。結局、二合頂きました。そのあとお蕎麦を頂き、良い気持ちで、和室の音を聴いていただくことが出来ました。
少しご酒が入っているので、クラブでのコンサート風に、長谷川きよしのライブから聴いていただきました。初めてこのSPを聴く方は、どこから音が出ているかわからないのです。特に豊かな低音がどこから出てくるのかと必ずきかれます。どこに低音用のSPが入っているのだと。構造をお話ししてもたったひとつのSPが鳴っているとは、到底思えないのです。最初は、CD34改でお聞かせしたのですが、柔らかくなるemmの方でかけ直しました。やはりこちらの方が聴きやすいようです。新しい録音は時代が合っているのでしょう。それと、CD34改もそろそろオーバーホールの時期だと再認識しました。前回、あえて辛口のし仕様にして貰いましたが、今度は柔らかな標準仕様に戻すようです。emmも一年たってようやくエージングが進んできました。音の数が増えてきたのです。Naruさん言われるところの、追い越されるときが来たようです。
長谷川きよしの次は、トニー・ベネットのブルースを歌うアルバムでダイアンクラールとスティービー・ワンダーとのデュエットを楽しんで貰いました。このあたりは和室のユニコーンの定番アルバムです。そして、クラシック・ピアノで、ピリスのショパンから、夜想曲第20番遺作の嬰ハ短調を聴いて頂きました。すると、新婚旅行の時、パリのサル・プレイエルでピアスを聴かれたそうです。演奏は、大変パワフルだと言われました。そうかもしれません。あの細いからだからは信じられないほど力強い音がでますものね。その時はハイティンク・ロンドン響との競演だったそうです。良い新婚旅行ですね。
そこで、オーケストラでは、これも定番のハイティンク・ショスタコビッチ15番と同じRCOでも指揮者がヤンソンスに変わると随分違うと言うことでマーラーの五番を続けて掛けて見ました。両方とも、RCO製作のSACDです。全く響きもオケの鳴り方も違います。指揮者によってこれほど音楽が違うのを鮮やかに弾き分けるRCOの実力がわかります。そのヤンソンスでは、NEXTNEXTさんは、マーラーの二番とブラームスを続けて二晩聴かれたのですが、ブラームスの方は少し違和感を感じたとのこと。ブラームスは、バイエルンとした方が良いのかもしれません。
それらの会話を聞かれていた、奥さんは、この様に演奏の差を装置から聞き分けるなんて何て不思議な世界だろうと言われました。そうかもしれませんね。装置を良くする理由は、こうして聞き比べをして楽しめるからかもしれません。NEXTNEXTさんがご持参のCDを聴かせていただきました。お薦めのSilke AvenhausというピアニストのCDからワーグナーのトリスタンとイゾルデの愛と死を聴きました。大変しっかりとした演奏で驚きました。音も大変良く、実際にこの部屋にピアノが持ち込まれたように鳴りました。その音には、お二人とも喜んでいただきました。最近、本物のグランドピアノを聴かれたそうですが、同じ様な音が鳴ったのにはビックリしていただきました。家のユニコーンも本領を発揮してきたようです。
私も音の良いCDに驚き、予備に買ってあった先のショスタコヴィッチの15番のCDと交換していただきました。NEXTNEXTさんは帰り道、レコード店に寄られて、また買われたそうです。御足労を掛けてすみませんでした。また、是非ご夫妻で遊びに来てください。今日は、ユニコーンの部屋だけでしたが、GRFのある部屋でもゆっくりとしていただきたいので。
NEXTNEXTさんは、二年前までは独身でした。ご自身のプロフィールには以前は、「独身の年寄り」と書かれていましたが、ある日、ただの年寄りに変更、人生何があるかわかりませんです。 と変更されていました。早速、何かあったのですね! ときいたところ、結婚しました。 まだ同居していないので実感は半分くらいですが。 この年で結婚できるなんてありがたいことです。 と返信を頂きました。嬉しいサプライズです。
それから、しばらくして、紀尾井ホールの定期演奏会で、奥さまとお会いしました。着物を着こなされた素晴らしい奥さまで、一度、奥さんと拙宅に来られるという話しになりましたが、なかなかスケジュールの調整が取れず、今年の5月の連休にと言うことになっていたのです。
連日の猛暑の中を来ていただきました。お昼だったので、近くのお蕎麦屋さんで、昼食をということになりました。このお蕎麦屋さんに来るときは、お蕎麦より、つまみで一杯のコースが多いのです。NEXTNEXTさんは、一滴も飲まれない方ですが、奥さまは、大好きと言うことでしたので、いつもの定番のコースの「板わさ」「鴨のロース」「卵焼き」にご自慢の「王禄」にしました。お店の方は、いつものコースと言えば、これが出て来ます。休みの日の昼下がり、よく冷えた「王禄」を頂くと、休みの実感が湧きます(笑)。
まずは一献とお薦めすると、大変美味しいと言っていただきました。島根のお酒「王禄」は生の酒です。火入れも濾過もしていない生酒で、販売店では、マイナス5度で冷蔵されています。お店でも冷蔵庫から出して来るのです。椀方さんの郷土の酒で来られたときにも大変喜んでいただきました。そのお酒を一口飲んだだけで、「美味しい〜」と喜んでいただきました。こちらも奨め甲斐があり嬉しくなりますね。結局、二合頂きました。そのあとお蕎麦を頂き、良い気持ちで、和室の音を聴いていただくことが出来ました。
少しご酒が入っているので、クラブでのコンサート風に、長谷川きよしのライブから聴いていただきました。初めてこのSPを聴く方は、どこから音が出ているかわからないのです。特に豊かな低音がどこから出てくるのかと必ずきかれます。どこに低音用のSPが入っているのだと。構造をお話ししてもたったひとつのSPが鳴っているとは、到底思えないのです。最初は、CD34改でお聞かせしたのですが、柔らかくなるemmの方でかけ直しました。やはりこちらの方が聴きやすいようです。新しい録音は時代が合っているのでしょう。それと、CD34改もそろそろオーバーホールの時期だと再認識しました。前回、あえて辛口のし仕様にして貰いましたが、今度は柔らかな標準仕様に戻すようです。emmも一年たってようやくエージングが進んできました。音の数が増えてきたのです。Naruさん言われるところの、追い越されるときが来たようです。
長谷川きよしの次は、トニー・ベネットのブルースを歌うアルバムでダイアンクラールとスティービー・ワンダーとのデュエットを楽しんで貰いました。このあたりは和室のユニコーンの定番アルバムです。そして、クラシック・ピアノで、ピリスのショパンから、夜想曲第20番遺作の嬰ハ短調を聴いて頂きました。すると、新婚旅行の時、パリのサル・プレイエルでピアスを聴かれたそうです。演奏は、大変パワフルだと言われました。そうかもしれません。あの細いからだからは信じられないほど力強い音がでますものね。その時はハイティンク・ロンドン響との競演だったそうです。良い新婚旅行ですね。
そこで、オーケストラでは、これも定番のハイティンク・ショスタコビッチ15番と同じRCOでも指揮者がヤンソンスに変わると随分違うと言うことでマーラーの五番を続けて掛けて見ました。両方とも、RCO製作のSACDです。全く響きもオケの鳴り方も違います。指揮者によってこれほど音楽が違うのを鮮やかに弾き分けるRCOの実力がわかります。そのヤンソンスでは、NEXTNEXTさんは、マーラーの二番とブラームスを続けて二晩聴かれたのですが、ブラームスの方は少し違和感を感じたとのこと。ブラームスは、バイエルンとした方が良いのかもしれません。
それらの会話を聞かれていた、奥さんは、この様に演奏の差を装置から聞き分けるなんて何て不思議な世界だろうと言われました。そうかもしれませんね。装置を良くする理由は、こうして聞き比べをして楽しめるからかもしれません。NEXTNEXTさんがご持参のCDを聴かせていただきました。お薦めのSilke AvenhausというピアニストのCDからワーグナーのトリスタンとイゾルデの愛と死を聴きました。大変しっかりとした演奏で驚きました。音も大変良く、実際にこの部屋にピアノが持ち込まれたように鳴りました。その音には、お二人とも喜んでいただきました。最近、本物のグランドピアノを聴かれたそうですが、同じ様な音が鳴ったのにはビックリしていただきました。家のユニコーンも本領を発揮してきたようです。
私も音の良いCDに驚き、予備に買ってあった先のショスタコヴィッチの15番のCDと交換していただきました。NEXTNEXTさんは帰り道、レコード店に寄られて、また買われたそうです。御足労を掛けてすみませんでした。また、是非ご夫妻で遊びに来てください。今日は、ユニコーンの部屋だけでしたが、GRFのある部屋でもゆっくりとしていただきたいので。
by TANNOY-GRF
| 2013-08-17 23:37
| 来たり
|
Comments(4)
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プー博士(Dr.Pooh)
at 2013-08-18 18:29
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ESL57が出てくるととても気になりますね。タンノイⅢLZに似た音のようですが、どこに特徴のある音なのか一度聴いてみたいと思っています。買っても置くのに困りそうで、、、(汗)
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TANNOY-GRF at 2013-08-18 18:35
ESL57の部屋にあったのが、あのIIILZです。似た音ですが、まったく違うとも言えます。ESL57の難点は、部屋がある程度大きく無いと駄目だということです。至近距離で聴いても真価がわかりません。平面波を楽しむにはある程度の大きさを必要とします。お聞きになりたかったら、チェルトさんのところとご一緒に茅野までお越し下さい(笑)。
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妻^^
at 2013-08-18 22:20
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先日はありがとうございました。
本当に素晴らしい「音」に感動してしまいました。
そして…「お酒」超~最高に美味しかったです。
また是非ご一緒させてくださ~い!!
本当に素晴らしい「音」に感動してしまいました。
そして…「お酒」超~最高に美味しかったです。
また是非ご一緒させてくださ~い!!
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TANNOY-GRF at 2013-08-18 22:57
NEXTNEXTさんの奥さん コメントありがとうございます。楽しかったですね。またぜひ、お越し下さい。