2013年 10月 13日
風に立つライオン |
一週間以上ヨーロッパで過すと、帰ってくるときは東行きになります。時間を短縮する方向に動くのです。西に行くときは時間が長くなる感じです。例えば、ヨーロッパの時間で夕方着くと、日本時間は深夜を回っていますから、疲れてとても眠たくなります。それで、バタンキューで寝ても、日本時間の朝になると身体は目が醒めます。あたまは睡眠不足ですから働きませんが、身体は寝れなくなるのです。何とか寝ようとおもい二度寝すると、睡眠不足のかんじで、現地時間の7時頃目を覚まします。それは、まだ夏時間のヨーロッパでは、日本時間の午後二時頃です。この段階で、半分以上現地時間に順応しています。だから、夜八時から始まるコンサートは、旅の後半に行かないと、聞いているときに、眠たくなって困ります。夜八時と言うことは、日本時間の午前三時だからです。
問題は、完全に向こうの時間に合ってから、日本に帰ってくるときです。こちらの朝は、これから寝るという深夜の時間帯ですから、午前中は、眠たくて仕方がありません。メラトンのような、睡眠をつかさどる成分を取って寝ると言いそうですが、アルコール以外で、身体のバランスをコントロールされるのがいやで、摂取していません。今朝も9時頃目が醒めたのですが、朝食を取って、テレビを見ていたら、またいつの間にか寝ていて、次に目が醒めたのは午後一時頃でした。完全に向こうの時間ですね(笑)。
飛行機に長い時間乗っていると、騒音で低音が聞こえにくくなくなります。細かい音も鈍くなっていますから、音そのものが解りにくい状態ですね。一眠りしたら大分聞こえてきました。今回はノイズキャンセラー付きのヘッドフォンを忘れました。もっとも、長い間、出かけていたので、めずらしく emmの電源を切っていきましたので、少なくとも、一日以上まともな音が出てくるかで掛かります。CD34改は、この期間を利用して定時のオーバーホールに出しています。戻るのは、連休明けになりそうです。
ブログを書き始めて、困ったことは、本屋で本を漁る楽しみが失せてきたことです。ニュースや情報は、インターネットで入ってくるので、本屋さんでの発行物での情報は読み物以外は、あまり必要としなくなりました。車雑誌にしても、オーディオ雑誌にしても、全誌が同じ事を、すなわち、メーカーから渡された宣伝文章を載せているだけだと今更の様に解っただけだからです。
テレビのドラマは作り物過ぎてほとんど見ません。例のじぇじぇは例外中の例外でした。テレビで見るのは、自転車とか、街をあるく、旅歩き物です。ニュースは本当のことは伝えないし、雑誌は宣伝以外は載っていないし、3.11以降は、特に政治と行政の横暴ばかりで、自分に都合良い記事しか載せていない事は、はっきりました。ひどいのは、夜七時のNHKのニュースで、政府のスポークスマンになっています。秘密保護法という名の言論統制を始め、アメリカでは当たり前の「国家の敵」という言葉も、来年の今頃は巷に溢れているでしょう。福島も、何一つ解決しておらず、保証も時間切れにしようとしています。
そのような状態では、フィクション物を読む時間も少なくなってくるし、読みたいと思う本にもあまり当たらなくなりました。本屋さんの案内も、若い人が書かれるので、感性が合いません。ブログ上で紹介される本は、その人の趣味に染まりすぎているし、こまったものです。その、本やさんに出かけるときも、老眼鏡も持っていかないと、全くどうしようもなくなります。そして、本棚の端から探しいく、根性が掛けてきたようです。昔は、探さなくとも向こうから読んで見てくれと言ってきたようにも思います。こういうところにも老人力がついてきたようです。
でも、今回は、成田でさだまさしの《風に立つライオン》を買っていきました。帰りの飛行機で読み始め、帰国してから、一日掛けて読み終わりました。さだまさしの歌の中で一番好きな曲は、女性は《主人公》を好む人が多いようですが、男性はこの《風に立つライオン》でしょう。海外派遣の人達や、医療関係者、ボランティアの人達にも絶大な影響を与えていて、この本が切っ掛けでお医者さんになった人も、多いと聞きます。ボランティアということ、無償の愛を書いています。
日本を離れると、日本のことを恋しくなるようです。帰りの空港の待合室から読み始め、シベリア上空から、日本海を渡り、日本上空に帰ってくるとその感慨もひとしおです。この国の現状を考える上でも良い本でした。
問題は、完全に向こうの時間に合ってから、日本に帰ってくるときです。こちらの朝は、これから寝るという深夜の時間帯ですから、午前中は、眠たくて仕方がありません。メラトンのような、睡眠をつかさどる成分を取って寝ると言いそうですが、アルコール以外で、身体のバランスをコントロールされるのがいやで、摂取していません。今朝も9時頃目が醒めたのですが、朝食を取って、テレビを見ていたら、またいつの間にか寝ていて、次に目が醒めたのは午後一時頃でした。完全に向こうの時間ですね(笑)。
飛行機に長い時間乗っていると、騒音で低音が聞こえにくくなくなります。細かい音も鈍くなっていますから、音そのものが解りにくい状態ですね。一眠りしたら大分聞こえてきました。今回はノイズキャンセラー付きのヘッドフォンを忘れました。もっとも、長い間、出かけていたので、めずらしく emmの電源を切っていきましたので、少なくとも、一日以上まともな音が出てくるかで掛かります。CD34改は、この期間を利用して定時のオーバーホールに出しています。戻るのは、連休明けになりそうです。
ブログを書き始めて、困ったことは、本屋で本を漁る楽しみが失せてきたことです。ニュースや情報は、インターネットで入ってくるので、本屋さんでの発行物での情報は読み物以外は、あまり必要としなくなりました。車雑誌にしても、オーディオ雑誌にしても、全誌が同じ事を、すなわち、メーカーから渡された宣伝文章を載せているだけだと今更の様に解っただけだからです。
テレビのドラマは作り物過ぎてほとんど見ません。例のじぇじぇは例外中の例外でした。テレビで見るのは、自転車とか、街をあるく、旅歩き物です。ニュースは本当のことは伝えないし、雑誌は宣伝以外は載っていないし、3.11以降は、特に政治と行政の横暴ばかりで、自分に都合良い記事しか載せていない事は、はっきりました。ひどいのは、夜七時のNHKのニュースで、政府のスポークスマンになっています。秘密保護法という名の言論統制を始め、アメリカでは当たり前の「国家の敵」という言葉も、来年の今頃は巷に溢れているでしょう。福島も、何一つ解決しておらず、保証も時間切れにしようとしています。
そのような状態では、フィクション物を読む時間も少なくなってくるし、読みたいと思う本にもあまり当たらなくなりました。本屋さんの案内も、若い人が書かれるので、感性が合いません。ブログ上で紹介される本は、その人の趣味に染まりすぎているし、こまったものです。その、本やさんに出かけるときも、老眼鏡も持っていかないと、全くどうしようもなくなります。そして、本棚の端から探しいく、根性が掛けてきたようです。昔は、探さなくとも向こうから読んで見てくれと言ってきたようにも思います。こういうところにも老人力がついてきたようです。
でも、今回は、成田でさだまさしの《風に立つライオン》を買っていきました。帰りの飛行機で読み始め、帰国してから、一日掛けて読み終わりました。さだまさしの歌の中で一番好きな曲は、女性は《主人公》を好む人が多いようですが、男性はこの《風に立つライオン》でしょう。海外派遣の人達や、医療関係者、ボランティアの人達にも絶大な影響を与えていて、この本が切っ掛けでお医者さんになった人も、多いと聞きます。ボランティアということ、無償の愛を書いています。
日本を離れると、日本のことを恋しくなるようです。帰りの空港の待合室から読み始め、シベリア上空から、日本海を渡り、日本上空に帰ってくるとその感慨もひとしおです。この国の現状を考える上でも良い本でした。
by TANNOY-GRF
| 2013-10-13 22:59
| よしなしごと
|
Comments(7)
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リウー
at 2013-10-13 23:14
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>ニュースは嘘ばっかりだし、雑誌は宣伝以外は載っていないし
以前から、言われていた事ですが、3.11の後、強く意識させられます。
BBCのニュースでも、日本の消費税については、かなり怪しいことを言っていました。
とはいえ、ネットの発達で、少しは用心深くなったのは、良い事だと思うようにしています。
某ブログのように、私の知らない良い演奏のCDなどを取り上げていて、
思わぬ出費?になることもありますが。笑
以前から、言われていた事ですが、3.11の後、強く意識させられます。
BBCのニュースでも、日本の消費税については、かなり怪しいことを言っていました。
とはいえ、ネットの発達で、少しは用心深くなったのは、良い事だと思うようにしています。
某ブログのように、私の知らない良い演奏のCDなどを取り上げていて、
思わぬ出費?になることもありますが。笑
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TANNOY-GRF at 2013-10-13 23:20
>ニュースは嘘ばっかりだし、雑誌は宣伝以外は載っていないし・・
少し変えました。「ニュースは本当のことは伝えないし、雑誌は宣伝以外は載っていないし・・」と。少しだけ上品にしました(笑)。それにしても反応が早いなあ〜。
某ブログは、危険だから見ないようにと、秘密保護法がでたら見れなくなりますから、出費も抑えられるでしょう(笑)。
少し変えました。「ニュースは本当のことは伝えないし、雑誌は宣伝以外は載っていないし・・」と。少しだけ上品にしました(笑)。それにしても反応が早いなあ〜。
某ブログは、危険だから見ないようにと、秘密保護法がでたら見れなくなりますから、出費も抑えられるでしょう(笑)。
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TANNOY-GRF at 2013-10-13 23:31
外国人カメラマンが撮影した現在の福島です。写真が大きく、衝撃が伝わります。
http://www.theatlantic.com/infocus/2013/10/the-broken-lives-of-fukushima/100603/
言葉がありません。この状況を見捨てて、再稼働に走る政府とはなんなのでしょう。
http://www.theatlantic.com/infocus/2013/10/the-broken-lives-of-fukushima/100603/
言葉がありません。この状況を見捨てて、再稼働に走る政府とはなんなのでしょう。
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にら
at 2013-10-14 18:45
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現地は未だ戦時下ですね。
状況はコントロールされている、というのは情報のことだったのか、と。
来月いよいよ4号機の使用済み核燃料が取り出されるというのに、、、
状況はコントロールされている、というのは情報のことだったのか、と。
来月いよいよ4号機の使用済み核燃料が取り出されるというのに、、、
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GRF
at 2013-10-15 01:34
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にらさん 現地も、東京も実は戦時下です。二年経っても、部屋の中の値は、蓄積で上がる一方です。表は0.65〜0.95の値ですが、部屋の中は、0.113〜0.179を上下し、平均0.05の差があります。今日も一日念入りに掃除をしていましたが、ほとんど下がりません。畳や絨毯を交換するつもりです。
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Bellwood
at 2013-10-20 11:14
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どうもめっきり読書量が減ってしまいました。新聞も目を通すのはコラム的なところとスポーツ欄だけ。日経新聞のスポーツ欄はあっさりしていて私向きです。
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GRF
at 2013-10-21 10:52
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Bellwoodさんにしても、そうですか?やはり老眼との相関関係も有るのでしょうが、問題は読みたいと思うことが少なくなって来たからでしょうか?