2014年 01月 25日
O君が寄ってくれました。 |
一昨日の晩、何時も忙しいO君が、近くまで来たというので、少しだけ寄っていきました。めずらしくアルコールは無しで、前向きな話をしました。この間の日曜日から、アンプを黄色の是枝アンプに戻しました。O君は、是枝アンプ一筋の方ですから、これはこれで喜んでいるのですが、私とするとやはり今少し低域に余裕が欲しい。これは出力の問題ですし、出力を上げると出力トランスも大きくなり、低域は出てくるけど、高域の冴えが甘くなる。甘くならないで、今少し、低域に余裕を持たせるにはどうしたらいいか?そのような矛盾する難しい問題を相談をしました。二人でいろいろと考えて、出力管を選び、かなり話は前向きに進み始めました。自作派のO君は、やはり自分で製作してきたのですが、是枝氏ご本人が作られるアンプもやはり配線の技術が違うので、作っていただきたいそうです。
愛用している是枝さんのアンプも、管球王国に掲載してから十数年も経ちます。年に二回の割合で、様々なアンプを設計製作してこられました。初期の頃は、誰にも真似できない高度な技術を駆使したアンプを作られていました。最近は、随分と落ち着いてこられたように思います。その長い経過の中で、是枝さんご自身が、もっとも音が良いと言われているアンプに調整して見ようと思いました。現在、私が使用しているアンプは、59号に掲載された5933PPアンプです。大変抜けがよく、空間が良くでるアンプで、ユニコーン用に調整して貰いました。
冴え冴えと見通しよい音で鳴り、部屋を真っ暗にすると、目の前にコンサートホールの大空間が拡がり、とても6畳間で聴いているとは思えません。これに、あとすこし、大太鼓の深々とした音が加われば、もう何も言うことは無いのです。この様な音が欲しくなったのは、例の川崎三連続演奏会に行った後からです。この冴え冴え感を残して、低域もあと一オクターブ程よく鳴ってくれれば、ほとんど完成ですね。難しいけど、前向きな話は、楽しいものです。
その後は、三年前に大変な思いをして二人で運んできたHartleyのSPを聴きました。冷えた部屋で、急にスイッチを入れても、最初は縮こまった音がしていたのですが、しばらく大きな音でならしていくと、カチッとスイッチが入ったように、急に音が良くなりました。いままで何だったんだろうという感じです。朗々となりはじめ、左右目一杯、4m近くまでに拡げたSPの間がすべて音で埋まっていきます。不思議ですね。二人でしばらく聞き惚れました。
昨日は、その管球王国のバックナンバーを眺めながら、アナログテープとレコードをHartleyで聴いていました。そうだ、隣の部屋で使っていた、ファインメットのトランスの方の音はどうだろうかと重いアンプを運搬台に乗せて運んできました。よく家具の移動に使うちょうどアンプぐらいの大きさの板にキャスターが付いているタイプです。そうして聞き比べをして見ました。EL34と6550の差はあるのですが、ファインメットの方が、遥かに細かい音もでて、部屋全体が立体感を持ってなり始めました。それが、和室では大きすぎるのですから、オーディオは組み合わせの妙です。
ところで、何時も気がついた時は、遅い富士山のダイアモンド富士ですが、年二回のチャンスが迫ってきました。11月頃と今頃なのですが、曇っていたり、雨だったりなかなか見られません。昨日の夕方見ると、あと2〜3日だと思われますが、また週末は雨になるやもしれませんね。昨日の夕方は、こんなものです。さてダイアモンド富士は見られるでしょうか?
愛用している是枝さんのアンプも、管球王国に掲載してから十数年も経ちます。年に二回の割合で、様々なアンプを設計製作してこられました。初期の頃は、誰にも真似できない高度な技術を駆使したアンプを作られていました。最近は、随分と落ち着いてこられたように思います。その長い経過の中で、是枝さんご自身が、もっとも音が良いと言われているアンプに調整して見ようと思いました。現在、私が使用しているアンプは、59号に掲載された5933PPアンプです。大変抜けがよく、空間が良くでるアンプで、ユニコーン用に調整して貰いました。
冴え冴えと見通しよい音で鳴り、部屋を真っ暗にすると、目の前にコンサートホールの大空間が拡がり、とても6畳間で聴いているとは思えません。これに、あとすこし、大太鼓の深々とした音が加われば、もう何も言うことは無いのです。この様な音が欲しくなったのは、例の川崎三連続演奏会に行った後からです。この冴え冴え感を残して、低域もあと一オクターブ程よく鳴ってくれれば、ほとんど完成ですね。難しいけど、前向きな話は、楽しいものです。
その後は、三年前に大変な思いをして二人で運んできたHartleyのSPを聴きました。冷えた部屋で、急にスイッチを入れても、最初は縮こまった音がしていたのですが、しばらく大きな音でならしていくと、カチッとスイッチが入ったように、急に音が良くなりました。いままで何だったんだろうという感じです。朗々となりはじめ、左右目一杯、4m近くまでに拡げたSPの間がすべて音で埋まっていきます。不思議ですね。二人でしばらく聞き惚れました。
昨日は、その管球王国のバックナンバーを眺めながら、アナログテープとレコードをHartleyで聴いていました。そうだ、隣の部屋で使っていた、ファインメットのトランスの方の音はどうだろうかと重いアンプを運搬台に乗せて運んできました。よく家具の移動に使うちょうどアンプぐらいの大きさの板にキャスターが付いているタイプです。そうして聞き比べをして見ました。EL34と6550の差はあるのですが、ファインメットの方が、遥かに細かい音もでて、部屋全体が立体感を持ってなり始めました。それが、和室では大きすぎるのですから、オーディオは組み合わせの妙です。
ところで、何時も気がついた時は、遅い富士山のダイアモンド富士ですが、年二回のチャンスが迫ってきました。11月頃と今頃なのですが、曇っていたり、雨だったりなかなか見られません。昨日の夕方見ると、あと2〜3日だと思われますが、また週末は雨になるやもしれませんね。昨日の夕方は、こんなものです。さてダイアモンド富士は見られるでしょうか?
by TANNOY-GRF
| 2014-01-25 08:43
| 行ったり来たり
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