2014年 05月 03日
素晴らしい音! Loge邸訪問記 |
昨年、行ったり来たりの最後のお客様で、11月に来ていただいたLogeさんのお宅をようやく訪ねることが出来ました。
連休中には何とか伺いたいと思っていました。ただ長野方面に連休中移動するのには、大渋滞を覚悟しなければなりません。先月の北海道の休み無しの日々を鑑みて、自分に休日を与えることにしました。無事に時間通りに初めてのLoge邸へ。今日は、ウィーン旅行のO君も誘ってきました。レコードマニアの彼も興味津々だからです。
五月に入った信濃平は、様々な花たちの競演です。白い林檎の花、濃いピンクの桃の花、梨や杏の花も咲いています。良く整備された庭には、チューリップや水仙なども咲き乱れており、道を走っていても嬉しくなってきます。都会の花と違って、日照率と紫外線、空気も違うので、どの花も色鮮やかです。その道を、進んでいくと待望のLoge邸が見えてきました。

早速、部屋の案内していただきますと、そこは、ドイツの歌劇場でした。20年ほど前に専用で作られたという部屋には、マニア羨望の機器が並んでいます。入り口に入ってまず目に付くのが、大きなTelefunkenのマスターテープレコーダーM-15です。それと同じ大きさのEMTの927、その隣が930とアナログファンはこれだけで圧倒されてしまいます。案の定、同じ927を使っているO君は、嬉しそうに機器に見入っています。

そして正面には、ドイツの劇場用スピーカーKlangfilmのスピーカーが屹立しています。でも、出迎えの音楽は、比較的最近ご購入されたQuad のESL57です。このSPにだけCDプレーヤーが繋がっているからです。ドイツ製の業務用の機器だけが、この部屋に入ることを許されていますが、唯一の例外が、このESL57なのです。しかし、そのESL57を駆動するのは、カメラでお馴染みのZEISS IKON社のアンプです。浅学な私は、初めてお目に掛かりました。EL-12という真空管で駆動されています。

早速、聞かせていただきました。最初は、左側が接触不良で、右側しかなっていませんでした。しかし、その片側だけの音に圧倒されました。ESL57は私の愛用機です。それからこの様な暖かい音が聞こえてくるのは、驚きです。送り出しは、EMT-861です。ですが、驚きはその隣にある、ZEISS IKONのアッティネッターです。

これで音量を調整されて、アンプの左下の入力トランスで、マッチングされて増幅されます。音の暖かさ、深さがまったく違います。この部屋は、EMT861用のクロックだけが、100vでそのほかのききはすべて、200vで使用されているそうです。当然、ESL57も240vの電源を使っています。極めてシンプルな構成ですが、とても実在感のある音がしていました。
しかし、Logeさんにとっては、このESL57はおまけの装置だそうです。

メインの装置は、三種類のプレーヤーを使ったKlangfilm社製の業務用システムです。Klangfilm Europaにハイルドライバーをスーパーツィーターで足しています。三種類のプレーヤーとは、針先の直径に合わせて使い分けをされているのです。
1、新しいプレス用のもの(ホロヴィッツのモスクワライブを聴きたくて2年前に作りました)
EMT930
EMT TSD-15 (針先は6μm ラインコンタクト)
EMT139 (モノ用EQをTSD用にモデファイ)古いんですがNF方式なので~20kHzまででます。2台使用
パワーアンプ 真空管AD-1のプッシュ 戦後のアンプに出力管だけ乗せ替えています
スピーカーKL-43006 オイローパ ジュニア・クラトンと呼ばれる機種です
ESSのハイルドライバーを足しています(16kHz~)
2、1957~1968頃のステレオ
EMT927
Neumann DST-62 (針先17μm丸針)
Klangfilm ラインアンプにCR-EQを入れました。(EQ素子のCを決めてからまだ2ヶ月くらいなので少し腰高な音で失礼しました。上記139は完成後丸2年経っているので、1-2と連続して聞くと逆に新録の方が若干落ち着き過ぎな面が強調されていたかもしれません。半年程でこちらも落ち着くと思います)
パワーはklangfilmのKl-32611というもので、当スピーカーとセットで1930年代に使われていたものです。出力管は同じくAD-1規格のKlangfilm専用のものでプッシュです
ツイーターは使いません
3、モノラル
presto です。
EMT-OFD-25 (針先25μm丸針)
EQはNeumann WV-1 1960年代のカッティングマシーンに付随していた検聴用アンプです。
つい先日、EQカーヴの微調整を行ったばかりだったのでRIAAもNAB(リバール盤)もバッチリでしたね。パワーアンプ以下は「2」と同じです。

と、ご説明していただきました。とても、一度お伺いしただけでは覚えきれない、深い内容です。レコードの溝と針には、大変密接な関係があります。それぞれの時代の傾向や技術の進歩で、溝の切り方が変化しました。SP (針先65μm丸針)からLP (針先25μm丸針)に替わった頃では、現在より4倍ぐらい大きな25ミルの針が使われていました。それが、12ミル、そして6ミルの溝に進歩していったのです。大きな溝のレコードは力強い音がします。それが、高域の特性が上がるにつれて、細かの音を刻む必要から、12ミル、6ミルへと変化して、針も丸針から楕円針へと変わっていったのです。おとはまったく違います。イコライザーカーブも時代によって変わって来ました。
Logeさんは、それらのレコードの進歩に忠実な再生を目指し、時代に合わせプレーヤーやアンプも変化させる繊細かつ大胆な再生を行っています。私の知る限り、モノとステレオを異なったプレーヤーやアームで換えている方はおられますが、同じSPに入力方法を合わせているのは、Logeさんが初めての方です。私は、時代に合わせて別な装置を聞いています。デコラの時代、ハートレーの時代、GRFの時代、ESL57の時代等です。しかし、ドイツの劇場の音と音楽の再生を目指すLogeさんの徹底した追求心に感心致しました。
演奏された順番は、この順番で、ハイルドライバーを組み合わせた装置が、もっとも新しいレコードへの対応です。そのツイーターを使わない927の組み合わせのほうがむしろ高域がしっかり伸びている気がしました。私自身お好みを聞かれれば、三番のモノラルの時代の音が一番しっくりと来ました。ステレオの再生の基準を、800人程度の劇場の二階席の一番前に合わせているLogeさんのチューニングでは、試聴位置の椅子の少し手前で、左右のSPの交点が来るようにSPを内振りにしてあります。800人のホールに音を響かせる劇場用SPの特性を活かしているからです。その為、座る位置で少し前屈みになるか、後ろにもたれかかるかで、音のイメージが大きく変化させることが出来ます。勿論この部屋の主人は、それらの変化を楽しむために極めて微妙な調整をされているます。

私自身の好みで言うと、その厳格さが薄れて、音の楽しみが増す、モノラル録音での、モントゥのマスネーのマノンが一番魅力的でした。真ん中の指定席で聞かなくても音が拡がるという意味においてです。その意味では、一度、完全な平行法の音を聞いてみたいと感じました。劇場では、平行法で置かれている気もするのですが、、。勿論その場合は、中央もある3SP方式ですが。
その中央で聞かせていただいた、コーガンのプロコイエフは、是枝さんのハートレーに驚き、購入したのと同じ様な衝撃を受けることが出来ました。今から、Klangfilmの世界には入れないのを幸運だと思った日和った自分がいたことを白状します。
良い音です!
正確さと厳密さ、ドイツ製の機器を扱うときの心得と楽しみです。極めて厳格な調整から、とても品質の高い響きがするのです。70年前以上につくられていた音楽の国の拡声装置。その質の高さに今更の様に驚かされました。詳細は、Logeさんの素晴らしいブログドイツ〜劇場の音と音楽からのをご覧下さい。美しいカートリッジや機器の写真が掲載されています。その質感を是非、味わってください。戦前のメルセデスの水準です。ドイツに憧れても、ほとんどが英国製のQUAD (Quality Unit Amplifier Domestic )的な装置を使っている私との差に驚き、畏敬の念さえ覚えました。
しかし、一番最後に聞かせていただいた、クレデンザの鉄針の柔らかな音!私には、やはり英国の音を感じました。

今回は日帰りの車でお邪魔しましたので、お酒が飲めずに、美味しい酒の肴だけ頂きました。山菜のてんぷらや青菜をゆでて、芥子醤油で頂く美味しい季節の野菜です。その食べ方にも、北信地方独特の厳しさを感じました。その北信の方の厳しさと、熱さが表れている装置でした。茅野へ帰る道すがら、夕方の信濃平の景色と、まだ白い白馬の山々の美しい景色をみて、信濃の人の厳しいけど自然に恵まれた人の音楽への憧憬が、ドイツやオーストリアの山間の人達の気質に重なりました。
連休中には何とか伺いたいと思っていました。ただ長野方面に連休中移動するのには、大渋滞を覚悟しなければなりません。先月の北海道の休み無しの日々を鑑みて、自分に休日を与えることにしました。無事に時間通りに初めてのLoge邸へ。今日は、ウィーン旅行のO君も誘ってきました。レコードマニアの彼も興味津々だからです。
五月に入った信濃平は、様々な花たちの競演です。白い林檎の花、濃いピンクの桃の花、梨や杏の花も咲いています。良く整備された庭には、チューリップや水仙なども咲き乱れており、道を走っていても嬉しくなってきます。都会の花と違って、日照率と紫外線、空気も違うので、どの花も色鮮やかです。その道を、進んでいくと待望のLoge邸が見えてきました。

早速、部屋の案内していただきますと、そこは、ドイツの歌劇場でした。20年ほど前に専用で作られたという部屋には、マニア羨望の機器が並んでいます。入り口に入ってまず目に付くのが、大きなTelefunkenのマスターテープレコーダーM-15です。それと同じ大きさのEMTの927、その隣が930とアナログファンはこれだけで圧倒されてしまいます。案の定、同じ927を使っているO君は、嬉しそうに機器に見入っています。

そして正面には、ドイツの劇場用スピーカーKlangfilmのスピーカーが屹立しています。でも、出迎えの音楽は、比較的最近ご購入されたQuad のESL57です。このSPにだけCDプレーヤーが繋がっているからです。ドイツ製の業務用の機器だけが、この部屋に入ることを許されていますが、唯一の例外が、このESL57なのです。しかし、そのESL57を駆動するのは、カメラでお馴染みのZEISS IKON社のアンプです。浅学な私は、初めてお目に掛かりました。EL-12という真空管で駆動されています。

早速、聞かせていただきました。最初は、左側が接触不良で、右側しかなっていませんでした。しかし、その片側だけの音に圧倒されました。ESL57は私の愛用機です。それからこの様な暖かい音が聞こえてくるのは、驚きです。送り出しは、EMT-861です。ですが、驚きはその隣にある、ZEISS IKONのアッティネッターです。

これで音量を調整されて、アンプの左下の入力トランスで、マッチングされて増幅されます。音の暖かさ、深さがまったく違います。この部屋は、EMT861用のクロックだけが、100vでそのほかのききはすべて、200vで使用されているそうです。当然、ESL57も240vの電源を使っています。極めてシンプルな構成ですが、とても実在感のある音がしていました。
しかし、Logeさんにとっては、このESL57はおまけの装置だそうです。

メインの装置は、三種類のプレーヤーを使ったKlangfilm社製の業務用システムです。Klangfilm Europaにハイルドライバーをスーパーツィーターで足しています。三種類のプレーヤーとは、針先の直径に合わせて使い分けをされているのです。
1、新しいプレス用のもの(ホロヴィッツのモスクワライブを聴きたくて2年前に作りました)
EMT930
EMT TSD-15 (針先は6μm ラインコンタクト)
EMT139 (モノ用EQをTSD用にモデファイ)古いんですがNF方式なので~20kHzまででます。2台使用
パワーアンプ 真空管AD-1のプッシュ 戦後のアンプに出力管だけ乗せ替えています
スピーカーKL-43006 オイローパ ジュニア・クラトンと呼ばれる機種です
ESSのハイルドライバーを足しています(16kHz~)
2、1957~1968頃のステレオ
EMT927
Neumann DST-62 (針先17μm丸針)
Klangfilm ラインアンプにCR-EQを入れました。(EQ素子のCを決めてからまだ2ヶ月くらいなので少し腰高な音で失礼しました。上記139は完成後丸2年経っているので、1-2と連続して聞くと逆に新録の方が若干落ち着き過ぎな面が強調されていたかもしれません。半年程でこちらも落ち着くと思います)
パワーはklangfilmのKl-32611というもので、当スピーカーとセットで1930年代に使われていたものです。出力管は同じくAD-1規格のKlangfilm専用のものでプッシュです
ツイーターは使いません
3、モノラル
presto です。
EMT-OFD-25 (針先25μm丸針)
EQはNeumann WV-1 1960年代のカッティングマシーンに付随していた検聴用アンプです。
つい先日、EQカーヴの微調整を行ったばかりだったのでRIAAもNAB(リバール盤)もバッチリでしたね。パワーアンプ以下は「2」と同じです。

と、ご説明していただきました。とても、一度お伺いしただけでは覚えきれない、深い内容です。レコードの溝と針には、大変密接な関係があります。それぞれの時代の傾向や技術の進歩で、溝の切り方が変化しました。SP (針先65μm丸針)からLP (針先25μm丸針)に替わった頃では、現在より4倍ぐらい大きな25ミルの針が使われていました。それが、12ミル、そして6ミルの溝に進歩していったのです。大きな溝のレコードは力強い音がします。それが、高域の特性が上がるにつれて、細かの音を刻む必要から、12ミル、6ミルへと変化して、針も丸針から楕円針へと変わっていったのです。おとはまったく違います。イコライザーカーブも時代によって変わって来ました。
Logeさんは、それらのレコードの進歩に忠実な再生を目指し、時代に合わせプレーヤーやアンプも変化させる繊細かつ大胆な再生を行っています。私の知る限り、モノとステレオを異なったプレーヤーやアームで換えている方はおられますが、同じSPに入力方法を合わせているのは、Logeさんが初めての方です。私は、時代に合わせて別な装置を聞いています。デコラの時代、ハートレーの時代、GRFの時代、ESL57の時代等です。しかし、ドイツの劇場の音と音楽の再生を目指すLogeさんの徹底した追求心に感心致しました。
演奏された順番は、この順番で、ハイルドライバーを組み合わせた装置が、もっとも新しいレコードへの対応です。そのツイーターを使わない927の組み合わせのほうがむしろ高域がしっかり伸びている気がしました。私自身お好みを聞かれれば、三番のモノラルの時代の音が一番しっくりと来ました。ステレオの再生の基準を、800人程度の劇場の二階席の一番前に合わせているLogeさんのチューニングでは、試聴位置の椅子の少し手前で、左右のSPの交点が来るようにSPを内振りにしてあります。800人のホールに音を響かせる劇場用SPの特性を活かしているからです。その為、座る位置で少し前屈みになるか、後ろにもたれかかるかで、音のイメージが大きく変化させることが出来ます。勿論この部屋の主人は、それらの変化を楽しむために極めて微妙な調整をされているます。

私自身の好みで言うと、その厳格さが薄れて、音の楽しみが増す、モノラル録音での、モントゥのマスネーのマノンが一番魅力的でした。真ん中の指定席で聞かなくても音が拡がるという意味においてです。その意味では、一度、完全な平行法の音を聞いてみたいと感じました。劇場では、平行法で置かれている気もするのですが、、。勿論その場合は、中央もある3SP方式ですが。
その中央で聞かせていただいた、コーガンのプロコイエフは、是枝さんのハートレーに驚き、購入したのと同じ様な衝撃を受けることが出来ました。今から、Klangfilmの世界には入れないのを幸運だと思った日和った自分がいたことを白状します。
良い音です!
正確さと厳密さ、ドイツ製の機器を扱うときの心得と楽しみです。極めて厳格な調整から、とても品質の高い響きがするのです。70年前以上につくられていた音楽の国の拡声装置。その質の高さに今更の様に驚かされました。詳細は、Logeさんの素晴らしいブログドイツ〜劇場の音と音楽からのをご覧下さい。美しいカートリッジや機器の写真が掲載されています。その質感を是非、味わってください。戦前のメルセデスの水準です。ドイツに憧れても、ほとんどが英国製のQUAD (Quality Unit Amplifier Domestic )的な装置を使っている私との差に驚き、畏敬の念さえ覚えました。
しかし、一番最後に聞かせていただいた、クレデンザの鉄針の柔らかな音!私には、やはり英国の音を感じました。

今回は日帰りの車でお邪魔しましたので、お酒が飲めずに、美味しい酒の肴だけ頂きました。山菜のてんぷらや青菜をゆでて、芥子醤油で頂く美味しい季節の野菜です。その食べ方にも、北信地方独特の厳しさを感じました。その北信の方の厳しさと、熱さが表れている装置でした。茅野へ帰る道すがら、夕方の信濃平の景色と、まだ白い白馬の山々の美しい景色をみて、信濃の人の厳しいけど自然に恵まれた人の音楽への憧憬が、ドイツやオーストリアの山間の人達の気質に重なりました。
by TANNOY-GRF
| 2014-05-03 11:17
| 行ったり
|
Comments(9)
こんばんは、
こちらには初めてコメントさせて頂きます。
その節は大変お世話様になりました、また過分なご報告で恐縮いたします。
どの装置のどこを取っても細部を詰めていけばまだまだ沢山の課題があって、それでこそ楽しみがあるものだとこれからも戯れてみます。
お話のあった「収集はコンプリートの手前が楽しいんだ」は、良い言葉ですねえ。
その心意気で頑張ります、またご指導ご鞭撻の程お願いいたします。
こちらには初めてコメントさせて頂きます。
その節は大変お世話様になりました、また過分なご報告で恐縮いたします。
どの装置のどこを取っても細部を詰めていけばまだまだ沢山の課題があって、それでこそ楽しみがあるものだとこれからも戯れてみます。
お話のあった「収集はコンプリートの手前が楽しいんだ」は、良い言葉ですねえ。
その心意気で頑張ります、またご指導ご鞭撻の程お願いいたします。

Logeさん 訪問できて良かったです。徹底してドイツの劇場のおとを再現されている姿勢に感動しました。音も凛として素晴らしいです。細部の再現は、ご本人の気持ち次第です。どこまでも追求して、ますます良い音にして下さい。次回は、レコードを持参します。また、ESL57は平行法も試して見てください。Europaの前、絨毯の切れ目あたりが良い場所です。間隔を試されると、ピタッと来る場所があると思います。

素晴らしい音と題する今日のエッセイ内容が素晴らしくエンジョイさせていただきました。

mtakedaさん コメントありがとうございました。良かったのは、Logeさんの音が良かったからです。

オイロッパですか! 見たことも聴いたことも無いですが、うちの後面開放の箱に入ったオイロダインと比べると、なんとも荘厳ですね。うちは本当に箱庭。手巻き蓄音機はHMVの卓上だし、930だしスチューダーも…。盤によるターンテーブルの使い分けも、うちはシングル盤用(オートチェンジャー)・70年代までのジャズ/ロック用・国内LP用だし(笑)。なんか共通点が多いような全然違うような。まあ、音は比べるべくも無いでしょうが。

(Y)さん ご無沙汰しています。この記事は、(Y)さんの為に書いたようなモノです(笑)。凄かったです。使いこなしが半端ではありません。ヴィンテージオーディオの最高峰でしょう。それでいて、テープのように精緻だけど暖かい音でした。でも、白眉は何と言ってもEMIの純正鉄針を一回ごと捨てていくグレデンザの音でした。一度、ご一緒しましょう!

GRFさま
やっぱりクレデンザですか(笑)。しかしEMIの純正鉄針って…。うちはコンバスの針を作っているメーカーのです(笑)。きっと素晴らしいサウンドボックスなのでしょうね。箱だけ立派なのなら例のが名古屋でお待ちしていますよ。あとは箱につろくしたサウンドボックスだけなのですが、それを探すのもまた楽しと、ピットのSさんが言ってます(笑)。
ところでこの連休、松本のラジオ博物館(www.japanradiomuseum.jp/)に行ってきました。開設して丸2年、オープン初日からこれで年一回、三回目の訪問でした。小さな小さな博物館ですが、ひとつの日本のスタートからゴールまでを見ることができます。楽しくて悲しい博物館です。
やっぱりクレデンザですか(笑)。しかしEMIの純正鉄針って…。うちはコンバスの針を作っているメーカーのです(笑)。きっと素晴らしいサウンドボックスなのでしょうね。箱だけ立派なのなら例のが名古屋でお待ちしていますよ。あとは箱につろくしたサウンドボックスだけなのですが、それを探すのもまた楽しと、ピットのSさんが言ってます(笑)。
ところでこの連休、松本のラジオ博物館(www.japanradiomuseum.jp/)に行ってきました。開設して丸2年、オープン初日からこれで年一回、三回目の訪問でした。小さな小さな博物館ですが、ひとつの日本のスタートからゴールまでを見ることができます。楽しくて悲しい博物館です。
(Y)さん 松本のラジオ博物館ですか!聞いたことはあります。今度寄ってみますね。蓄音機は欲しいのですが、置くところがないし、これ以上、SPの分野までは、進出はできません。どこかで聞かせていただくだけで満足です。

GRFさま
ラジ博は四柱神社の真向かいです。月曜定休、午後1時〜5時です。週末はユニークな館長がいます。ぜひこの館長のいる時に。この館長のコレクションがまた… と、この先は改めて私信します。規模は小さいですが、もの凄く充実した展示です。
ところでクレデンザのサイズが大きいのは平気なのですが、あの音量ではとてもうちでは無理なので、ぜひ「GRFもクレデンザもある部屋」になって頂きたいものだと(笑)。
ラジ博は四柱神社の真向かいです。月曜定休、午後1時〜5時です。週末はユニークな館長がいます。ぜひこの館長のいる時に。この館長のコレクションがまた… と、この先は改めて私信します。規模は小さいですが、もの凄く充実した展示です。
ところでクレデンザのサイズが大きいのは平気なのですが、あの音量ではとてもうちでは無理なので、ぜひ「GRFもクレデンザもある部屋」になって頂きたいものだと(笑)。