2014年 05月 16日
ANA 787の乗り心地 |
札幌の帰りの便は、何時帰れるのか解らないので、予約していませんでした。去年、シルバーの仲間入りしたので、満席でない場合は、格安の割引料金で乗れるからでもあります。千歳-羽田便のように世界でも稀なぐらいフライトがある路線では、盆暮れと大型連休以外では、必ず空席があるからです。
今日も、11度の冷たい雨の降っていた札幌をあとにして、快速で空港に着いたら一番早い便に乗りました。最近の札幌便では、いろいろな機種が飛んでおり、乗ったときは新しい機体でラッキーぐらいにしか思っていませんでした。三人掛けの中央が全部空いているぐらいの搭乗率なので、定員の三分の二ぐらいの乗客でしょう。例によって、長い千歳のアプローチでは、乗り心地がガタガタするなという印象でした。飛び立つとあっという間に上昇を始め、小型機特有の上昇率です。
今日の北海道付近は、発達した低気圧の影響で、風が強いようで、上昇中もかなり揺れました。その揺れも雲の上に出たら、収まり外は真っ青な空が輝いています。丁度羽のあたりだったので、長い羽が優美なラインを引いて青空に溶け込んでいました。離陸するときは雨だったので、カメラをバッグの中に入れてあり、写真は撮れませんでした。景色は見れず、下は厚い雲です。しかし、その上に輝く太陽に照らされて、とても明るい雲です。
福島を過ぎる頃から、ゆっくり下降していきます。機長のアナウンスがあり、降下をを始めた様子、この先揺れるところがありますから、トイレに行く場合は、今の内にとのアナウンスで、トイレに行くと、トイレの蓋が開かず、何やらバキュームが動いて、元に戻らない様子。新型のトイレだとおもい、どの様な原因で、バキュームが止まらないのだろうと訝しげに感じました。隣のトイレからでて席に戻ると、ガタガタと、揺れが始まりました。かなり揺れます。
その時、前の座席のパンフレットが見えました。Boeing 787と大きく書いてありました。そうかこれが787か!道理で見慣れない風景だと思っていました。椅子の感じも違うし、前の席との距離も777とはかなり違います。ボーイング機体というより、エアーバスの機体の感じに近いです。ずーっと聞えてくるインバーターの音が気になります。揺れが来ました。かなり揺れます。制御の方法は細かいのですが、機体の揺れを細かく修正している感じが伝わり、気持ちが落ち着きません。降下を始めた飛行機は雲の高度になると、猛然と揺れ始めました。
車で言うと、軽自動車で揺られている感じです。777のような安定感がありません。気持ち悪くなる人も出て来ました。むかし、香港の啓徳空港で三回も着陸をやり直した悪夢が思い出されました。また、アンカレッジにエンジン停止で不時着したときも、9.11の時にミネアポリスの空港にいたことも、いっぺんに思い出し、気分が悪くなってきました。787は軽量化を進めた機体だそうです。確かに上昇もスムーズで、早かったですが、肝心な飛行安定性に問題があるのでは困ります。
着陸も乱暴でした。エアーバスの320も不安定ですが、787も唐突なブレーキのかけ方ですね。ANAのパイロットに共通したブレーキングです。キャセイの英国人パイロットとはまったく違います。羽田に着いたら、回りは787の数字が大きく書かれた機体ばかり!次回からは、機種を選ばなければと思いました。羽田は、26度で蒸し暑く、札幌との温度差が大きいので体調管理も大変です。
今日も、11度の冷たい雨の降っていた札幌をあとにして、快速で空港に着いたら一番早い便に乗りました。最近の札幌便では、いろいろな機種が飛んでおり、乗ったときは新しい機体でラッキーぐらいにしか思っていませんでした。三人掛けの中央が全部空いているぐらいの搭乗率なので、定員の三分の二ぐらいの乗客でしょう。例によって、長い千歳のアプローチでは、乗り心地がガタガタするなという印象でした。飛び立つとあっという間に上昇を始め、小型機特有の上昇率です。
今日の北海道付近は、発達した低気圧の影響で、風が強いようで、上昇中もかなり揺れました。その揺れも雲の上に出たら、収まり外は真っ青な空が輝いています。丁度羽のあたりだったので、長い羽が優美なラインを引いて青空に溶け込んでいました。離陸するときは雨だったので、カメラをバッグの中に入れてあり、写真は撮れませんでした。景色は見れず、下は厚い雲です。しかし、その上に輝く太陽に照らされて、とても明るい雲です。
福島を過ぎる頃から、ゆっくり下降していきます。機長のアナウンスがあり、降下をを始めた様子、この先揺れるところがありますから、トイレに行く場合は、今の内にとのアナウンスで、トイレに行くと、トイレの蓋が開かず、何やらバキュームが動いて、元に戻らない様子。新型のトイレだとおもい、どの様な原因で、バキュームが止まらないのだろうと訝しげに感じました。隣のトイレからでて席に戻ると、ガタガタと、揺れが始まりました。かなり揺れます。
その時、前の座席のパンフレットが見えました。Boeing 787と大きく書いてありました。そうかこれが787か!道理で見慣れない風景だと思っていました。椅子の感じも違うし、前の席との距離も777とはかなり違います。ボーイング機体というより、エアーバスの機体の感じに近いです。ずーっと聞えてくるインバーターの音が気になります。揺れが来ました。かなり揺れます。制御の方法は細かいのですが、機体の揺れを細かく修正している感じが伝わり、気持ちが落ち着きません。降下を始めた飛行機は雲の高度になると、猛然と揺れ始めました。
車で言うと、軽自動車で揺られている感じです。777のような安定感がありません。気持ち悪くなる人も出て来ました。むかし、香港の啓徳空港で三回も着陸をやり直した悪夢が思い出されました。また、アンカレッジにエンジン停止で不時着したときも、9.11の時にミネアポリスの空港にいたことも、いっぺんに思い出し、気分が悪くなってきました。787は軽量化を進めた機体だそうです。確かに上昇もスムーズで、早かったですが、肝心な飛行安定性に問題があるのでは困ります。
着陸も乱暴でした。エアーバスの320も不安定ですが、787も唐突なブレーキのかけ方ですね。ANAのパイロットに共通したブレーキングです。キャセイの英国人パイロットとはまったく違います。羽田に着いたら、回りは787の数字が大きく書かれた機体ばかり!次回からは、機種を選ばなければと思いました。羽田は、26度で蒸し暑く、札幌との温度差が大きいので体調管理も大変です。
by TANNOY-GRF
| 2014-05-16 22:40
| 旅の空
|
Comments(5)
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リウー
at 2014-05-17 10:38
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飛行機に乗っていて、エレベーターのように、下がったりする状態が、一番不安です。周りの殆どの人が、気にならない程度でも、結構、感じます。
頭では、大丈夫だと思っていても、体がこわがります。
頭では、大丈夫だと思っていても、体がこわがります。
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GRF
at 2014-05-17 11:01
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その制御が、小刻みで行われています。NCが過多で神経質な動きです。その制御用のインバーターモーターの音がせわしなく聞こえてきます。バッテリーが落ちたら、墜ちますね。私は、乗りたくありませんね。
新素材のカーボンが多用されているそうですから、そうした事も乗り心地に影響しているかもしれません。自転車ならtaoさんですが、自転車のフレームも鉄からアルミ、そしてカーボンに変わっていますが、乗り心地が一番良いのは鉄です。しなやかでたわみが有りショックを吸収してくれるからだそうです。カーボンの欠点は何の前触れもなく突然崩壊するそうです。アルミや鉄はその前になんか乗り心地が変になるので気が付くそうです。カーボンの飛行機が突然崩壊・・・・?バッテリ以外にも、新しすぎる部分が多すぎるような気がします。大過ぎるエンジンとのバランスも良くないと思うのですが。
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GRF
at 2014-05-23 13:24
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自転車で言うところの「くろもり」ですね。クロスバイクを考慮中ですが、やはり昔ながらの鉄製にしようかと思っています。スピードより、乗り心地重視ですからね。
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Bellwood
at 2014-05-28 09:03
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自転車は昔ながらのクロモリを私もお薦めします(なかなか難しいのですが…)。アルミは強度上フレームが太く不細工で溶接が難しいので精度が落ちます。カーボンは強度に方向性があるので、ペダルの踏み込み時にフレームが横方向に歪みます。これが力が逃げるというか何とも言えない微妙な乗り心地になります。
でも、歳をとって体力が落ちると車体は軽ければ、軽いほどよいですね。そこに787の素材革命の最大のメリット(燃費と航続距離)があるわけですが…。
でも、歳をとって体力が落ちると車体は軽ければ、軽いほどよいですね。そこに787の素材革命の最大のメリット(燃費と航続距離)があるわけですが…。