2014年 06月 21日
梅雨の札幌? |
先週末は、仕事の都合で、何回か失礼してきたUNICORNさんのところに、ようやくお伺いできてで、楽しいひとときを過ごせましたが、また札幌に来ています。札幌は連日の雨で、もう二週間以上毎日雨です。北海道には、梅雨は無かったはずですが、冷たい雨が毎日降り続いていました。その寒さの所為なのか、体調を崩しました。冬から、頑張ってきたツケが回ってきたようです。検査をしたら、いろいろと見つかりました。やはり、歳相応の動きをしなければならないようです、、、。
木曜になって、ようやく日が差してきました。今日は、札幌を離れて、函館の方に向かって二時間半ほど走ります。薬の所為かやはり体調が戻らないせいか、あたたかい日差しの中、運転中は眠くて仕方がありません。何にも無いPAに停まりながら、各駅停車の様にゆっくりと車を走らせました。
初めて入るPAからは、遠くに室蘭がみえます。こうしてみると、あの工業地帯が実は田園地帯に囲まれているのだと解りました。反対側には、有珠山と昭和新山が見えます。数十年たっているのですが、今出来たてのような荒々しい姿は、進行形の火山活動を感じさせます。
その、火山から流れてくる土砂流などを防ぐため、高速道路は、谷全体にかかる日本一長い橋を架けてありました。
二時間半も走って、目的のインターを降りると、そこは、美しい牧草地帯。とても内地では見られない風景です。ヨーロッパの風景といっても解らないでしょう。
違いは、道路の制限速度です。ドイツなら、人が住んでいる地域は50キロに、市街地では30キロまで速度が落ちますが、一旦街をでると、そこは90キロの世界です。それを思い出していると、何も無いところに50キロ制限の看板が出て来ました。不審におもい、それでも速度を下げると、その先で、ねずみ取りを行っていました。こんな田舎の何も無いところで、スピード違反の取り締まりだけのトラップです。街の財政難が感じられました。ドイツのことを思い出さなかったら、危なかったです。
しかし、何という美しい田園地帯でしょう。牧場の中に農家が点在しているだけです。つい、二ヶ月前までは、深い雪に覆われていたのでしょう。初夏に一斉に木々が喜び、新緑の葉を延ばしています。今の自分の体調で、若い木々の芽の姿を見ていると、いろいろと考えることがありました。
何時までも、片付かない部屋も、時間が無く進まない懸案も、やはり、むやみに拡げすぎずに、出来ることだけをしない結果だと反省する良い機会でした。若いときと違って、年齢から来るやれることの限度を考えざるを得ません。このまま、無理矢理に進むと、何もかも中途半端になると反省しました。
緑の草原を見ていると、営々と続いている自然のサイクルの中で、個人の生きている時間の短さと、出来ることの限度を感じたのも、体調の所為だけではないようです。増えすぎたオーディオ機器の整理や、仕事以外のさまざまな懸案も、自分が出来る範囲のことをやっていこうと考えました。その意味では、八年間続けて来た本ブログも、更新の間隔が長くなるかもしれません。
緑の中の交差点、直進すべきか、曲がるべきか、NAVIを見て確認しました。こんな山の中でも、ヨーロッパの全く知らない土地でも、NAVIがあれば、どこへも安心して進められます。人生にも、NAVIのように、道を間違わない仕組みがあれば良いのですが、でも、それでは行く前に先が判ってしまい、前に進めなくなるかもしれませんね!
家に帰ったら、まず部屋の整頓から始めようと、思ったのですが、恐らく、また機器類に埋もれたソファで疲れ果てて寝てしまうでしょう、、、、。
木曜になって、ようやく日が差してきました。今日は、札幌を離れて、函館の方に向かって二時間半ほど走ります。薬の所為かやはり体調が戻らないせいか、あたたかい日差しの中、運転中は眠くて仕方がありません。何にも無いPAに停まりながら、各駅停車の様にゆっくりと車を走らせました。
初めて入るPAからは、遠くに室蘭がみえます。こうしてみると、あの工業地帯が実は田園地帯に囲まれているのだと解りました。反対側には、有珠山と昭和新山が見えます。数十年たっているのですが、今出来たてのような荒々しい姿は、進行形の火山活動を感じさせます。
その、火山から流れてくる土砂流などを防ぐため、高速道路は、谷全体にかかる日本一長い橋を架けてありました。
二時間半も走って、目的のインターを降りると、そこは、美しい牧草地帯。とても内地では見られない風景です。ヨーロッパの風景といっても解らないでしょう。
違いは、道路の制限速度です。ドイツなら、人が住んでいる地域は50キロに、市街地では30キロまで速度が落ちますが、一旦街をでると、そこは90キロの世界です。それを思い出していると、何も無いところに50キロ制限の看板が出て来ました。不審におもい、それでも速度を下げると、その先で、ねずみ取りを行っていました。こんな田舎の何も無いところで、スピード違反の取り締まりだけのトラップです。街の財政難が感じられました。ドイツのことを思い出さなかったら、危なかったです。
しかし、何という美しい田園地帯でしょう。牧場の中に農家が点在しているだけです。つい、二ヶ月前までは、深い雪に覆われていたのでしょう。初夏に一斉に木々が喜び、新緑の葉を延ばしています。今の自分の体調で、若い木々の芽の姿を見ていると、いろいろと考えることがありました。
何時までも、片付かない部屋も、時間が無く進まない懸案も、やはり、むやみに拡げすぎずに、出来ることだけをしない結果だと反省する良い機会でした。若いときと違って、年齢から来るやれることの限度を考えざるを得ません。このまま、無理矢理に進むと、何もかも中途半端になると反省しました。
緑の草原を見ていると、営々と続いている自然のサイクルの中で、個人の生きている時間の短さと、出来ることの限度を感じたのも、体調の所為だけではないようです。増えすぎたオーディオ機器の整理や、仕事以外のさまざまな懸案も、自分が出来る範囲のことをやっていこうと考えました。その意味では、八年間続けて来た本ブログも、更新の間隔が長くなるかもしれません。
緑の中の交差点、直進すべきか、曲がるべきか、NAVIを見て確認しました。こんな山の中でも、ヨーロッパの全く知らない土地でも、NAVIがあれば、どこへも安心して進められます。人生にも、NAVIのように、道を間違わない仕組みがあれば良いのですが、でも、それでは行く前に先が判ってしまい、前に進めなくなるかもしれませんね!
家に帰ったら、まず部屋の整頓から始めようと、思ったのですが、恐らく、また機器類に埋もれたソファで疲れ果てて寝てしまうでしょう、、、、。
by TANNOY-GRF
| 2014-06-21 06:24
| 旅の空
|
Comments(1)
Commented
by
プー博士(Dr.Pooh)
at 2014-06-21 07:43
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こういう風景は忙しい仕事の合間には最高の癒しになりますね。
わたしも最近何十年もとっておいた奇術用具を思い切って整理し、若い人に譲りました。すでに入手困難な品やクラシイクなデザインのものなどそれを使ってくれる後継者がいるのは無駄にならず嬉しいものです。おかげでかなりのスペースが空きました \(^o^)/
わたしも最近何十年もとっておいた奇術用具を思い切って整理し、若い人に譲りました。すでに入手困難な品やクラシイクなデザインのものなどそれを使ってくれる後継者がいるのは無駄にならず嬉しいものです。おかげでかなりのスペースが空きました \(^o^)/