2015年 03月 09日
土曜日の午後は |
三晩続けての夜のお客様は、さすがに身体に来たようです。土曜日の朝は冷たい雨も降っていた所為もあり、10時過ぎまでおふとんの中で、身体を休めるために暖まっていましたが、さすがに10時半を回ると、意を決して起きだし、熱いシャワーを浴びて、GRFの部屋の音出しに行きました。すると、プリアンプもすべて電源が抜けています。水曜日のMさんとの実験の時にケーブル類をすべて外していたままだったのです。少し焦りました。
今日のお客様は、雨の中をわざわざコンシーケンスを聴きに来られるSさんと、ご友人のテープの館のHさんです。Hさんは家へ来られるのは初めてなので、音に言い訳は出来ません。前回は、お二人をご案内して横浜のMさん邸にお伺いしました。そこで、Mさんのお宅の豪華な音とお部屋にお二方ともに驚いて頂いたのですが、部屋はともかく、音の方では、ガッカリさせるわけにはいきません(笑)。
急ぎ結線をし直し、音出しを始めました。実際に聴き始めるのは、1時半過ぎからでしょうから、まだ三時間有ります。何とかなるのではと思いましたが、実際に音出しして聴いてみると全くダメです。本来なら、今週いっぱいかけて再調整をするべきだったのですが、三日間も遊んでいました。隣の部屋からCD34Z改も持って来て結線します。低域の音がまだ薄く、バラバラです。ここから再調整をするのは大変ですが、仕方有りません。暖まってきてから、基本のモノラル録音のリタ・シュトライヒを取り出してきました。私が調整に使っているCDは、DGGのLP番号では19080のMONO録音盤のモーツァルトのリート集です。同じ頃のMONO録音でもオーケストラとの録音には、広いホールの音場が入っていますから、SPの位置調整には向きません。
前回、RICHEBOURGさんが来られたときは、合っていた音がやはり少しづつ狂ってきているようです。emmも一旦和室に持って行って実験してましたし、CD34もヴァージョンが違います。それにこの部屋の床は、カリンの木で硬いので、地震等のゆれでもほんの少しだけ動くようです。0.5mmと言うレヴェルで合わしているので、厳密にはその時その時に、オーケストラのチューニングのように合わす必要があります。また、季節のうつりかわりによる湿度の影響もあるでしょう。
今回は、結線も外していたので、CD34用とemm用では違うケーブルを試して見ました。プリからメインへのケーブルの相性も大事です。最初は、CD34用に選んでみたのですが、今度のCD34は新しいZヴァージョンなので、やはりプリとメインの間は、最上級の短いタイプのケーブルを使わないと合わないようです。そんなこんなで。一時間半も過ぎて、そろそろ、お二人が来られる時間が迫ってきます。それで、それでも、やはり音があってきません。そこで、普段は触らない反対側のSPの位置も、見直して、左右の位置関係を最初から構築し直しました。すると、それが功を奏してきて、ようやくお聴かせするレヴェルの音の範囲に入ってきたようです。
寒い日なのに、汗をかいてしまいました。時間になりました。すると、時間通りにピンポーンとチャイムが鳴り、お二人が来られましたので、そのまま、お昼のお蕎麦を食べに出かけました。その間にもウォーミングアップが進んでくれるでしょう(汗!)。寒い日です。裏道をくねくね曲がって近所の蕎麦屋さんへ、ここで、車で来られているので、お二人ともお酒を飲まないことに気がつきました。私だけが飲んでも仕方がないので、いつもの日本酒コースはたのまず卵焼きとお蕎麦だけ頼みました。私はこのお店にきてお酒を飲まないのは始めてかもしれません(笑)。
家の戻って最初は、GRFのある部屋で"Consequence"を聴いていただきました。Sさんが先日のティーレマン・ドレスデンの「英雄の生涯」を聴きに行かれたので、そのティーレマンのウィーンフィルの録音の、同じシュトラウスから聴いていただきました。初めて聴く"Consequence"の音には、何とか驚いていただいたようなので、ホッとしました。それから、クレンペラーはじめ三時間ほど、聴いていただきました。
四時半頃になって、部屋を変わっていただき、今度はユニコーンの変わった音も聴いていただきました。Sさんは、二回聴かれているので、その音がどの様に変わったかを聴いていただきました。HさんはいずれのSPも初めてですから、どの様なご感想をお持ちになりましたでしょうか?
二時間ぐらい聴かれてから、Sさんは、所用があり電車で戻ることになりました。その後、Hさんとは、共通の趣味のテープの保存や今後の事を話し合いました。テープはやはりソースがあって始めて成り立つ物ですから、同好の士と相談できて本当に良かったです。お話しは多岐に渡り、レストランに移っても大変興味有るお話しへと続きました。大変有意義な日になりました。
さて、今回の音はどの様な感想をお持ちになられたでしょう。お二人のご感想をお待ちしています。
今日のお客様は、雨の中をわざわざコンシーケンスを聴きに来られるSさんと、ご友人のテープの館のHさんです。Hさんは家へ来られるのは初めてなので、音に言い訳は出来ません。前回は、お二人をご案内して横浜のMさん邸にお伺いしました。そこで、Mさんのお宅の豪華な音とお部屋にお二方ともに驚いて頂いたのですが、部屋はともかく、音の方では、ガッカリさせるわけにはいきません(笑)。
急ぎ結線をし直し、音出しを始めました。実際に聴き始めるのは、1時半過ぎからでしょうから、まだ三時間有ります。何とかなるのではと思いましたが、実際に音出しして聴いてみると全くダメです。本来なら、今週いっぱいかけて再調整をするべきだったのですが、三日間も遊んでいました。隣の部屋からCD34Z改も持って来て結線します。低域の音がまだ薄く、バラバラです。ここから再調整をするのは大変ですが、仕方有りません。暖まってきてから、基本のモノラル録音のリタ・シュトライヒを取り出してきました。私が調整に使っているCDは、DGGのLP番号では19080のMONO録音盤のモーツァルトのリート集です。同じ頃のMONO録音でもオーケストラとの録音には、広いホールの音場が入っていますから、SPの位置調整には向きません。
前回、RICHEBOURGさんが来られたときは、合っていた音がやはり少しづつ狂ってきているようです。emmも一旦和室に持って行って実験してましたし、CD34もヴァージョンが違います。それにこの部屋の床は、カリンの木で硬いので、地震等のゆれでもほんの少しだけ動くようです。0.5mmと言うレヴェルで合わしているので、厳密にはその時その時に、オーケストラのチューニングのように合わす必要があります。また、季節のうつりかわりによる湿度の影響もあるでしょう。
今回は、結線も外していたので、CD34用とemm用では違うケーブルを試して見ました。プリからメインへのケーブルの相性も大事です。最初は、CD34用に選んでみたのですが、今度のCD34は新しいZヴァージョンなので、やはりプリとメインの間は、最上級の短いタイプのケーブルを使わないと合わないようです。そんなこんなで。一時間半も過ぎて、そろそろ、お二人が来られる時間が迫ってきます。それで、それでも、やはり音があってきません。そこで、普段は触らない反対側のSPの位置も、見直して、左右の位置関係を最初から構築し直しました。すると、それが功を奏してきて、ようやくお聴かせするレヴェルの音の範囲に入ってきたようです。
寒い日なのに、汗をかいてしまいました。時間になりました。すると、時間通りにピンポーンとチャイムが鳴り、お二人が来られましたので、そのまま、お昼のお蕎麦を食べに出かけました。その間にもウォーミングアップが進んでくれるでしょう(汗!)。寒い日です。裏道をくねくね曲がって近所の蕎麦屋さんへ、ここで、車で来られているので、お二人ともお酒を飲まないことに気がつきました。私だけが飲んでも仕方がないので、いつもの日本酒コースはたのまず卵焼きとお蕎麦だけ頼みました。私はこのお店にきてお酒を飲まないのは始めてかもしれません(笑)。
家の戻って最初は、GRFのある部屋で"Consequence"を聴いていただきました。Sさんが先日のティーレマン・ドレスデンの「英雄の生涯」を聴きに行かれたので、そのティーレマンのウィーンフィルの録音の、同じシュトラウスから聴いていただきました。初めて聴く"Consequence"の音には、何とか驚いていただいたようなので、ホッとしました。それから、クレンペラーはじめ三時間ほど、聴いていただきました。
四時半頃になって、部屋を変わっていただき、今度はユニコーンの変わった音も聴いていただきました。Sさんは、二回聴かれているので、その音がどの様に変わったかを聴いていただきました。HさんはいずれのSPも初めてですから、どの様なご感想をお持ちになりましたでしょうか?
二時間ぐらい聴かれてから、Sさんは、所用があり電車で戻ることになりました。その後、Hさんとは、共通の趣味のテープの保存や今後の事を話し合いました。テープはやはりソースがあって始めて成り立つ物ですから、同好の士と相談できて本当に良かったです。お話しは多岐に渡り、レストランに移っても大変興味有るお話しへと続きました。大変有意義な日になりました。
さて、今回の音はどの様な感想をお持ちになられたでしょう。お二人のご感想をお待ちしています。
by TANNOY-GRF
| 2015-03-09 06:51
| 行ったり来たり
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