2016年 02月 23日
指揮者は、観客席で音作りをしていない |
GRF様
指揮者は、指揮台の上で、音作りをしていますよね。そのことが頭から離れないため、先日のコンサートでも、あえて2列目で聞きました。少しでも、指揮者の目線ならぬ、耳線で聞きたかったからです。
そして、今、このトロバトール80+ウーファー+SD-05で、その指揮者の耳線に挑戦しています。
確信しました。このトロバトールの組み合わせは、指揮者の耳線を再現出来るものである事を。つまり、ニアフィールドリスニングと言っても、超極端なニアフィールドリスニングです。下の写真の位置で聴いています。
そう、そこは、指揮台にほぼ近いところですよね。先ほどは、2トラ38で、ローリンマゼールのチャイコフスキー、Overture Fantasy を聴いていました。いまは、やはり、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルト、例のコパチンスカヤのものを聴いています。
指揮者は、この音を聴いていたんだと。その指揮者の耳線を体験できる稀なスピーカーの組み合わせだと思います。コパチンスカヤが、ニアフィールドリスニングでなければ聴こえないと思われるバイオリンのタッチが手に取るように聴こえます。素晴らしいです。
是非、GRFさんもトライしてみてください。このトロバトールの組み合わせは、大きい部屋は要りません。自分が中に入ればいいのです。そうすれば、指揮者になったかのように、指揮者が作る音楽を体験出来るからです。やはり、私の勘は当たっていました。素晴らしいです。
ニアフィールドリスニング!是非、お試しあれ!
H
先日のバレンボイムの演奏をサントリーホールの前から二列目で聴かれたHさんから、この様な熱いメールが入ってきました。む〜!過激ですね。被り付きですか?砂被りの席ですね。全体のエネルギーバランスは多少変わりますが、迫力ある音であることは間違いありませんね。
私もユニコーンで実験しました。確かに砂かぶりの音になります。SP間に頭を突っ込めば、ステージの上にさえ上がりますね。そのまま反対側に行けば、P席の音も聞こえてきます。トロバドールやユニコーンでは、音場が出来ていますから、近くによれば指揮者の聴いている音が出現するのでしょう。
私自身は、観客ですから、指揮者ではない会場に響く音を聴こうとしています。奥行きのある、深い響きのバランスです。しかし、両方の音が聞こえるのが、360度型のSPの特徴です。プロトタイプの3号機が出来たら、それでも聞かせていただきましょう!ますます、楽しみになって来ました。
指揮者は、指揮台の上で、音作りをしていますよね。そのことが頭から離れないため、先日のコンサートでも、あえて2列目で聞きました。少しでも、指揮者の目線ならぬ、耳線で聞きたかったからです。
そして、今、このトロバトール80+ウーファー+SD-05で、その指揮者の耳線に挑戦しています。
確信しました。このトロバトールの組み合わせは、指揮者の耳線を再現出来るものである事を。つまり、ニアフィールドリスニングと言っても、超極端なニアフィールドリスニングです。下の写真の位置で聴いています。
そう、そこは、指揮台にほぼ近いところですよね。先ほどは、2トラ38で、ローリンマゼールのチャイコフスキー、Overture Fantasy を聴いていました。いまは、やはり、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルト、例のコパチンスカヤのものを聴いています。
指揮者は、この音を聴いていたんだと。その指揮者の耳線を体験できる稀なスピーカーの組み合わせだと思います。コパチンスカヤが、ニアフィールドリスニングでなければ聴こえないと思われるバイオリンのタッチが手に取るように聴こえます。素晴らしいです。
是非、GRFさんもトライしてみてください。このトロバトールの組み合わせは、大きい部屋は要りません。自分が中に入ればいいのです。そうすれば、指揮者になったかのように、指揮者が作る音楽を体験出来るからです。やはり、私の勘は当たっていました。素晴らしいです。
ニアフィールドリスニング!是非、お試しあれ!
H
先日のバレンボイムの演奏をサントリーホールの前から二列目で聴かれたHさんから、この様な熱いメールが入ってきました。む〜!過激ですね。被り付きですか?砂被りの席ですね。全体のエネルギーバランスは多少変わりますが、迫力ある音であることは間違いありませんね。
私もユニコーンで実験しました。確かに砂かぶりの音になります。SP間に頭を突っ込めば、ステージの上にさえ上がりますね。そのまま反対側に行けば、P席の音も聞こえてきます。トロバドールやユニコーンでは、音場が出来ていますから、近くによれば指揮者の聴いている音が出現するのでしょう。
私自身は、観客ですから、指揮者ではない会場に響く音を聴こうとしています。奥行きのある、深い響きのバランスです。しかし、両方の音が聞こえるのが、360度型のSPの特徴です。プロトタイプの3号機が出来たら、それでも聞かせていただきましょう!ますます、楽しみになって来ました。
by TANNOY-GRF
| 2016-02-23 09:45
| 行ったり来たり
|
Comments(4)
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Bellwood
at 2016-02-23 10:52
x
指揮者は指揮台で音作りをしている…というのは少なくとも正解ではないですね。
宮本文昭さんの東京シティフィルとのリハーサルを見学しましたが、関係者をミューザ川崎の2階席中央最前列あたりに座らせてしきりに「どうだい?聞こえるかい?」と意見を求めていました。
トスカニーニのエピソードにも、ベートーヴェンの交響曲第8番で楽譜にないティンパニやトランペットを加えてリズムを際立たせようと試みますが、NBCスタジオ8H後方に立たせたプロデューサーの意見を聞いて断念したというものが伝えられています。
指揮者によっては、自分で客席に行って聴いてチェックするひともいるようです。それほどホール音響には神経を使っているということですし、指揮台での音と客席での音は違うということだと思います。
宮本文昭さんの東京シティフィルとのリハーサルを見学しましたが、関係者をミューザ川崎の2階席中央最前列あたりに座らせてしきりに「どうだい?聞こえるかい?」と意見を求めていました。
トスカニーニのエピソードにも、ベートーヴェンの交響曲第8番で楽譜にないティンパニやトランペットを加えてリズムを際立たせようと試みますが、NBCスタジオ8H後方に立たせたプロデューサーの意見を聞いて断念したというものが伝えられています。
指揮者によっては、自分で客席に行って聴いてチェックするひともいるようです。それほどホール音響には神経を使っているということですし、指揮台での音と客席での音は違うということだと思います。
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TANNOY-GRF at 2016-02-23 15:47
Bellwoodさん
指揮者によっては、例えばカラヤンが典型ですが、助手に振らせておいて自分はホールの響きを確かめる指揮者もいるぐらいです。その場合でも、指揮者自身は、指揮台で音作りをしているのは、間違いありません。
そして、関係者を客席に立たせようが、立たせまいが、指揮者のところで鳴っている音が、超ニアフィールドで再現されれば、離れて聞いている場合でも、上手くバランスが合ってくるのではないでしょうか。
私自身は、離れたホールトーンを含んだ音が好きですが、被り付きで聞くのがお好きな方も沢山知っています。
指揮者によっては、例えばカラヤンが典型ですが、助手に振らせておいて自分はホールの響きを確かめる指揮者もいるぐらいです。その場合でも、指揮者自身は、指揮台で音作りをしているのは、間違いありません。
そして、関係者を客席に立たせようが、立たせまいが、指揮者のところで鳴っている音が、超ニアフィールドで再現されれば、離れて聞いている場合でも、上手くバランスが合ってくるのではないでしょうか。
私自身は、離れたホールトーンを含んだ音が好きですが、被り付きで聞くのがお好きな方も沢山知っています。
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TANNOY-GRF at 2016-02-23 16:13
追加です。
360度に放射されるDDDユニットでなければ、こんなにニアフィールドでは聴けません。従来の指向性があるSPと違って、ステージの中を横切って行けるSPだからこそですね。音源から離れていけば、自ずとホールの音場が出て来ます。もうすこしで、プロトタイプ第三号が出来上がってくるので、一度聞いてみてください。ユニコーンとまったく違う音に驚かれますよ!
360度に放射されるDDDユニットでなければ、こんなにニアフィールドでは聴けません。従来の指向性があるSPと違って、ステージの中を横切って行けるSPだからこそですね。音源から離れていけば、自ずとホールの音場が出て来ます。もうすこしで、プロトタイプ第三号が出来上がってくるので、一度聞いてみてください。ユニコーンとまったく違う音に驚かれますよ!
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Bellwood
at 2016-02-23 22:33
x
音を作っているのは指揮台だというのはそうかもしれませんが、指揮台で聴くために音を作っているというのは違うと思います。
聴衆としての私は指揮台で聴くことはないですし、だからそこで聴くつもりもありません。
聴衆としての私は指揮台で聴くことはないですし、だからそこで聴くつもりもありません。