2016年 08月 13日
K&Kさん邸 訪問記 |
祝日の午前中にお邪魔するK&Kさんは、4チャンネルによるマルチ再生をされています。私のアプローチとは正反対で、尚かつ奥さまの弾かれるグランドピアノの防音と響きを大切にされて、石井式のスタジオにリフォームをされておられます。マルチチャンネルと石井式スタジオという、普段私がしていない正反対のアプローチで音作りされてきたK&Kさんのお宅にお伺いしようと思ったのには理由があります。それは、K&Kさんが書かれたこのCDへの賛辞からです。それに対して、このCDには、とてもひどい目にあったといわれるhijiyanさんの反論と聴き方の違い、そしてその問題のSACDを聞きにhijiyanさんがK&Kさんのお宅まで出かけたという記事でした。
私自身は、昔のレニングラード・フィルのサントペテルスブルグフィルの演奏は、昔聴いただけですが、一見ムラヴィンスキーの時代と同じ様な演奏スタイルですが、一番大事な何かが無いと思って聴きに行かなくなりました。特に、あのオーケストラとマーラーとが自分の中では結びつきませんでした。しかし、マルチチャンネルで聞けば、この演奏がとても良くなるというのは、いろいろな意味で興味が湧きました。早速、そのSACDをアメリカから取り寄せ聞いて聞いてみました。演奏が特殊ですから普通のCDとはダイナミックレンジがまったく違います。家ではマルチチャンネルをやっていませんから、CDレーヤーとSACDレーヤーの音の違いしか分かりませんが、その音がまったく違ったのです。そして、hijiyanさんの訪問記では、肯定も否定もしていませんが、しっかりと鳴ったと書かれておりました。ぜひ、マルチチャンネルプレーヤーでの音も聞いてみたくなりました。
K&Kさんとは、今年の五月の連休の時に、Harubaruさん邸でお会いしています。その時ご一緒したのが、横浜のvafanさんとBOさんだったのです。一度お邪魔しますと言ったまま、お二方のお宅にお邪魔するチャンスが生まれませんでした。しかし、五月の連休の次ぎに自由になるお盆休みの初日に、お二方のお宅にお伺い出来たのです。
当初は、新しくできた休日の午後にBOさんのところへ訪問する予定の日でした。BOさんお宅は、田園都市線のあざみ野、K&Kさんは、Harubaruさんと同じの厚木です。東京から見ると同じ方向なので、簡単に行けると思いがちですが、一方は小田急線、今一つは田園都市線ですから、厚木からは相模大野で江ノ島線に乗り換えて、中央林間から田園都市線の急行になり買えなければなりません。移動時間は45分ですから、新宿に戻れてしまう時間が掛かるのです。しかし、自由な時間が取れない最近のスケジュールから、ダブルヘッダーを決行しました。
前日は渋滞の中、東名を往復して、帰って来たのは夜遅くになっていましたが、オリンピック観戦もそこそこに早くでて、新宿駅からロマンスカーに乗りました。連休の日なので予約が無いと難しいと思ってインターネットで取ってありました。予想通り、ロマンスカーは家族連れの家族で一杯です。ところが子供たちは、乗ってくると外の景色には一向に構わず、ゲームに夢中です。こんな小さいころからゲームばかりやっているこの国、いやこの世界の明日を思いやられますね。
約束の時間に厚木に着くと、駅前のロータリーでK&Kさんのお車が停まっているのが見えました。お宅は、厚木市郊外の研究所などが多く点在する地域に隣接する住宅地です。近くに大学もあってバスの便なども良い地域です。
奥さまが、ピアノの専門家で、奥さまの音楽室と、K&Kさんのオーディオルームを繋げて大きな部屋にしたそうです。その際に、石井さんにも来ていただき、本格的な防音設備を施されました。元の押し入れの柱などは残っていますが、結果的には、20畳近くの面積を確保した本格的なスタジオになっています。これだけ大きくなると、空気の量も多くなって圧迫感はありません。ピアノを本格的に弾かれる場合でも大丈夫ですね。ご愛用のグランドピアノは、スタインウェイのB-211(ツヤ消し塗装)です。一般のお宅では滅多に見られない逸品です。奥さまに無理いって音を聞かせていただきました。個人のお宅で間近に聞くスタンウェイのグランドピアノは、さすがに切れ味鮮やかです。この生の音を毎日聞いて、装置のチューニングをしているので、期待が高まりました。
はじめに選ばれた曲は、ツィメルマンとキョン・チョンファによる、リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン曲です。西ドイツ版のオリジナルです。最初から良い音がしました。ピアノの響きがツィメルマン特有の冷静だけど熱い音です。そしてキョンファの切れ味鋭いヴァイオリンが静かに流れてきます。左側に配置されているスーパーウーファーも鳴っているのでしょうが、ほとんど分かりません。お願いしてそのウーファーの音を切って貰いました。30Hz以下しか鳴らして無いのですが、やはり切ると変わります。この盤は、ツィメルマンとキョン・チョンファという組み合わせですから、聞く方にも相応の覚悟を要求されます。私もしばらく聞いていません。
スーパーツィーターの位置は、一番上にのっていますが、仮想同軸で聞かれる場合は、そのツィーターの間にいれます。K&Kさんもその構想で、新しくキャビネットを作られる予定だそうです。前に見えるアンプは、下段がウーファー用、上段がツィーター用とスーパーツィーター用のステレオアンプとして使われているようです。組み合わせでは、右側のアンプをツィーター用とスーパーツィーター用の上下二段で使う方法もありますね。現在の方法だと、そのツィーター用とスーパーツィーター用のアンプを中央に配置して上下二段で使う方法もあります。
K&Kさんは、作曲家ではドビッシーやラベルがお好きなのだそうです。二人ともフランス系だし、もともとはピアノ中心の作曲家ですね。次ぎに掛かったのは、私も好きなヤンソンス・コンセルトヘボウのラベルのラ・バルスでした。マルチチャンネルですね。お使いのSACDプレーヤーは、oppoの105Lmitedです。どの様なディスクにも対応できる万能プレーヤーですね。私も持っていますが、映画用に使っています。後ろの左右にも前方と同じHS-500が配されていて、音の統一性を保っています。マルチですが、ほとんど分からないほどのバランスで鳴らされていますから、音が立体的に鳴ったと感じて分かるぐらいです。K&Kさんは、5チャンネルではなく、前方は、二つだけの4チャンネルですから、マルチで鳴っていても、通常のステレオとそれほど違和感がありません。
映画ではないので、しっかりとステレオが再生される装置では、前方中央のSPは必要ないのではと思っています。それがなければ、前方の音が左右に分かれて、第二ヴァイオリンやヴィオラの音が再現しにくいと言われる方もおられますが、その段階では正しい位置に置かれていないか、ホーン型のスピーカーで指向性が狭く、充分なエリアをカバーしていないからだと思っています。聞かせていただいている4チャンネルで充分ですね。コンセルトヘボウの前方席の音がしています。いいですね〜!
マルチになると、定位がはっきりします。逆に2チャンネルに戻すと、幾分音が左に寄っているのが分かりました。それは右のスピーカーの角度をほんの少しだけ変えればすぐに調整でいる範囲です。それより、スーパーウーファーの音量が少し大きいのではと感じたぐらいです。その位置が左前方なので、その分アンプが右寄りになり、その差を取るために、右側の音量がほんの少し小さいバランスで鳴らされているのではと感じました。それも、ほんの少しの差です。
持って来た定番のショスタコヴィッチの15番も聞かせて貰いました。K&Kさんからこのディスクを何時もお聴きになられていますが、どのあたりをチェックポイントにされているのかと聞かれました。やはり音場感と楽器の音色ですね。この聴き慣れたディスクを聞くと、確かに上下のツィーターの間にスーパーツィーターがあった方が自然ですね。それとマルチでは、理想的なバランスで聞ける席が中央だけになります。私の理想は、音場が出ているときには、どの席に座っても、演奏会場の座る席の差ぐらいにしたと考えています。ですから反対側のP席の場所に行くと、ステージが前にあり、その向こう側の空間に音が放射されている様が出て来ます。そこがマルチシステムと正反対だと感じました。内向きにされているSP配置だと、その交点氏かサービスエリアが無くなります。マルチでも、平行法があり得るのではと思いました。
さて、今日の訪問の目的の悪魔の演奏と言われる、ティルミカノフのマーラーの第5番を聞かせていただくことにしました。大爆発する終楽章ではなく、比較的落ち着いていると思われル第三楽章をお願いしました。家の装置では、CDレーヤーとSACDレーヤーの音の差が大きいのですが、一番の違いは音の定位だと感じていました。SACDの場合は、中央付近の音が聞こえるのですが、CDレーヤーでは、位相が反対の時のように中央の音が抜けます。それが、マルチにすると全く自然になるのです。SP間の間にしっかり、オーケストラの木管類も,低音楽器も並びます。このマルチは、録音も、4.1で5.1では無いようです。K&Kさんのお宅では、SACD盤がピッタリと合っていました。後は、この演奏スタイルが好きかどうかですね。
ご自宅で録った録音を聞かせていただきました。鮮やかの音です。マイクの場所や、残響の付加の方法をお聞きました。ピアノの凹んだところに歌手に立って頂き、45度の方向から録音されたようです。ピアノも歌手の人もうまい方で、とても安定しています。大変録音も素晴らしく、自家録音の優位性がはっきりと感じられました。この素晴らしい録音を聞かせていただいて、持参した白井光子さんのブラームスの歌曲集を聴かせていただきました。マルチチャンネルで無いと、幾分左に寄られているのを確認しましたが、マルチでお聴きになるときは問題ありません。低域の定在波を逃れるために、イコライザーで80Hz付近は落としておるようです。その影響が若干感じるのかもしれませんね。でも、音のバランスは素敵です。何時までも聞いていたい音ですね。
お昼には、奥さま手作りのサンドイッチを頂きました。山のお話しもお聞きして、横浜のvafanさんとは、近くの丹沢の山を巡る山行もされているそうです。今年も、シャモニーに二週間ほど出かけて、フランスアルプスを巡られるそうです。素晴らしい、理想的な定年後の生活ですね。
時間が来たので、近くのバス停まで歩きました。近くに学校があるので、平日は10分おきに来るそうですが、休日の今日は一時間に二本だそうです。その為、途中の停留所からも沢山の若い人が乗ってきました。本厚木まで戻り、BOさん宅に向かってK&Kさんと急行に乗ったのです。
私自身は、昔のレニングラード・フィルのサントペテルスブルグフィルの演奏は、昔聴いただけですが、一見ムラヴィンスキーの時代と同じ様な演奏スタイルですが、一番大事な何かが無いと思って聴きに行かなくなりました。特に、あのオーケストラとマーラーとが自分の中では結びつきませんでした。しかし、マルチチャンネルで聞けば、この演奏がとても良くなるというのは、いろいろな意味で興味が湧きました。早速、そのSACDをアメリカから取り寄せ聞いて聞いてみました。演奏が特殊ですから普通のCDとはダイナミックレンジがまったく違います。家ではマルチチャンネルをやっていませんから、CDレーヤーとSACDレーヤーの音の違いしか分かりませんが、その音がまったく違ったのです。そして、hijiyanさんの訪問記では、肯定も否定もしていませんが、しっかりと鳴ったと書かれておりました。ぜひ、マルチチャンネルプレーヤーでの音も聞いてみたくなりました。
K&Kさんとは、今年の五月の連休の時に、Harubaruさん邸でお会いしています。その時ご一緒したのが、横浜のvafanさんとBOさんだったのです。一度お邪魔しますと言ったまま、お二方のお宅にお邪魔するチャンスが生まれませんでした。しかし、五月の連休の次ぎに自由になるお盆休みの初日に、お二方のお宅にお伺い出来たのです。
当初は、新しくできた休日の午後にBOさんのところへ訪問する予定の日でした。BOさんお宅は、田園都市線のあざみ野、K&Kさんは、Harubaruさんと同じの厚木です。東京から見ると同じ方向なので、簡単に行けると思いがちですが、一方は小田急線、今一つは田園都市線ですから、厚木からは相模大野で江ノ島線に乗り換えて、中央林間から田園都市線の急行になり買えなければなりません。移動時間は45分ですから、新宿に戻れてしまう時間が掛かるのです。しかし、自由な時間が取れない最近のスケジュールから、ダブルヘッダーを決行しました。
前日は渋滞の中、東名を往復して、帰って来たのは夜遅くになっていましたが、オリンピック観戦もそこそこに早くでて、新宿駅からロマンスカーに乗りました。連休の日なので予約が無いと難しいと思ってインターネットで取ってありました。予想通り、ロマンスカーは家族連れの家族で一杯です。ところが子供たちは、乗ってくると外の景色には一向に構わず、ゲームに夢中です。こんな小さいころからゲームばかりやっているこの国、いやこの世界の明日を思いやられますね。
約束の時間に厚木に着くと、駅前のロータリーでK&Kさんのお車が停まっているのが見えました。お宅は、厚木市郊外の研究所などが多く点在する地域に隣接する住宅地です。近くに大学もあってバスの便なども良い地域です。
奥さまが、ピアノの専門家で、奥さまの音楽室と、K&Kさんのオーディオルームを繋げて大きな部屋にしたそうです。その際に、石井さんにも来ていただき、本格的な防音設備を施されました。元の押し入れの柱などは残っていますが、結果的には、20畳近くの面積を確保した本格的なスタジオになっています。これだけ大きくなると、空気の量も多くなって圧迫感はありません。ピアノを本格的に弾かれる場合でも大丈夫ですね。ご愛用のグランドピアノは、スタインウェイのB-211(ツヤ消し塗装)です。一般のお宅では滅多に見られない逸品です。奥さまに無理いって音を聞かせていただきました。個人のお宅で間近に聞くスタンウェイのグランドピアノは、さすがに切れ味鮮やかです。この生の音を毎日聞いて、装置のチューニングをしているので、期待が高まりました。
はじめに選ばれた曲は、ツィメルマンとキョン・チョンファによる、リヒャルト・シュトラウスのヴァイオリン曲です。西ドイツ版のオリジナルです。最初から良い音がしました。ピアノの響きがツィメルマン特有の冷静だけど熱い音です。そしてキョンファの切れ味鋭いヴァイオリンが静かに流れてきます。左側に配置されているスーパーウーファーも鳴っているのでしょうが、ほとんど分かりません。お願いしてそのウーファーの音を切って貰いました。30Hz以下しか鳴らして無いのですが、やはり切ると変わります。この盤は、ツィメルマンとキョン・チョンファという組み合わせですから、聞く方にも相応の覚悟を要求されます。私もしばらく聞いていません。
スーパーツィーターの位置は、一番上にのっていますが、仮想同軸で聞かれる場合は、そのツィーターの間にいれます。K&Kさんもその構想で、新しくキャビネットを作られる予定だそうです。前に見えるアンプは、下段がウーファー用、上段がツィーター用とスーパーツィーター用のステレオアンプとして使われているようです。組み合わせでは、右側のアンプをツィーター用とスーパーツィーター用の上下二段で使う方法もありますね。現在の方法だと、そのツィーター用とスーパーツィーター用のアンプを中央に配置して上下二段で使う方法もあります。
K&Kさんは、作曲家ではドビッシーやラベルがお好きなのだそうです。二人ともフランス系だし、もともとはピアノ中心の作曲家ですね。次ぎに掛かったのは、私も好きなヤンソンス・コンセルトヘボウのラベルのラ・バルスでした。マルチチャンネルですね。お使いのSACDプレーヤーは、oppoの105Lmitedです。どの様なディスクにも対応できる万能プレーヤーですね。私も持っていますが、映画用に使っています。後ろの左右にも前方と同じHS-500が配されていて、音の統一性を保っています。マルチですが、ほとんど分からないほどのバランスで鳴らされていますから、音が立体的に鳴ったと感じて分かるぐらいです。K&Kさんは、5チャンネルではなく、前方は、二つだけの4チャンネルですから、マルチで鳴っていても、通常のステレオとそれほど違和感がありません。
映画ではないので、しっかりとステレオが再生される装置では、前方中央のSPは必要ないのではと思っています。それがなければ、前方の音が左右に分かれて、第二ヴァイオリンやヴィオラの音が再現しにくいと言われる方もおられますが、その段階では正しい位置に置かれていないか、ホーン型のスピーカーで指向性が狭く、充分なエリアをカバーしていないからだと思っています。聞かせていただいている4チャンネルで充分ですね。コンセルトヘボウの前方席の音がしています。いいですね〜!
マルチになると、定位がはっきりします。逆に2チャンネルに戻すと、幾分音が左に寄っているのが分かりました。それは右のスピーカーの角度をほんの少しだけ変えればすぐに調整でいる範囲です。それより、スーパーウーファーの音量が少し大きいのではと感じたぐらいです。その位置が左前方なので、その分アンプが右寄りになり、その差を取るために、右側の音量がほんの少し小さいバランスで鳴らされているのではと感じました。それも、ほんの少しの差です。
持って来た定番のショスタコヴィッチの15番も聞かせて貰いました。K&Kさんからこのディスクを何時もお聴きになられていますが、どのあたりをチェックポイントにされているのかと聞かれました。やはり音場感と楽器の音色ですね。この聴き慣れたディスクを聞くと、確かに上下のツィーターの間にスーパーツィーターがあった方が自然ですね。それとマルチでは、理想的なバランスで聞ける席が中央だけになります。私の理想は、音場が出ているときには、どの席に座っても、演奏会場の座る席の差ぐらいにしたと考えています。ですから反対側のP席の場所に行くと、ステージが前にあり、その向こう側の空間に音が放射されている様が出て来ます。そこがマルチシステムと正反対だと感じました。内向きにされているSP配置だと、その交点氏かサービスエリアが無くなります。マルチでも、平行法があり得るのではと思いました。
さて、今日の訪問の目的の悪魔の演奏と言われる、ティルミカノフのマーラーの第5番を聞かせていただくことにしました。大爆発する終楽章ではなく、比較的落ち着いていると思われル第三楽章をお願いしました。家の装置では、CDレーヤーとSACDレーヤーの音の差が大きいのですが、一番の違いは音の定位だと感じていました。SACDの場合は、中央付近の音が聞こえるのですが、CDレーヤーでは、位相が反対の時のように中央の音が抜けます。それが、マルチにすると全く自然になるのです。SP間の間にしっかり、オーケストラの木管類も,低音楽器も並びます。このマルチは、録音も、4.1で5.1では無いようです。K&Kさんのお宅では、SACD盤がピッタリと合っていました。後は、この演奏スタイルが好きかどうかですね。
ご自宅で録った録音を聞かせていただきました。鮮やかの音です。マイクの場所や、残響の付加の方法をお聞きました。ピアノの凹んだところに歌手に立って頂き、45度の方向から録音されたようです。ピアノも歌手の人もうまい方で、とても安定しています。大変録音も素晴らしく、自家録音の優位性がはっきりと感じられました。この素晴らしい録音を聞かせていただいて、持参した白井光子さんのブラームスの歌曲集を聴かせていただきました。マルチチャンネルで無いと、幾分左に寄られているのを確認しましたが、マルチでお聴きになるときは問題ありません。低域の定在波を逃れるために、イコライザーで80Hz付近は落としておるようです。その影響が若干感じるのかもしれませんね。でも、音のバランスは素敵です。何時までも聞いていたい音ですね。
お昼には、奥さま手作りのサンドイッチを頂きました。山のお話しもお聞きして、横浜のvafanさんとは、近くの丹沢の山を巡る山行もされているそうです。今年も、シャモニーに二週間ほど出かけて、フランスアルプスを巡られるそうです。素晴らしい、理想的な定年後の生活ですね。
時間が来たので、近くのバス停まで歩きました。近くに学校があるので、平日は10分おきに来るそうですが、休日の今日は一時間に二本だそうです。その為、途中の停留所からも沢山の若い人が乗ってきました。本厚木まで戻り、BOさん宅に向かってK&Kさんと急行に乗ったのです。
by TANNOY-GRF
| 2016-08-13 22:28
| 行ったり来たり
|
Comments(2)
GRFさん、
先日はありがとうございました。
わずか2時間余りの滞在でこんな濃いレポートをいただいて感激しています。
あの日、BOさんのお宅から帰宅した後、アドバイスいただいた通り右スピーカーをわずかに内側に振ってみたのですが、ヴォーカルの定位が左に引っ張られる感じが消えて見事にセンターに落ち着いてしまいました。
ビックリです。なにか狐につままれたような気がしています。
本当に感謝しております。
マルチchは純粋に音楽を聴くための手段として取り組まれる方が少なく、推進の旗手でもあった小林悟朗さんが亡くなられてさらに厳しい状況ではありますが、このような評価をいただけると励みになります。
今度おうかがいできるのを楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
先日はありがとうございました。
わずか2時間余りの滞在でこんな濃いレポートをいただいて感激しています。
あの日、BOさんのお宅から帰宅した後、アドバイスいただいた通り右スピーカーをわずかに内側に振ってみたのですが、ヴォーカルの定位が左に引っ張られる感じが消えて見事にセンターに落ち着いてしまいました。
ビックリです。なにか狐につままれたような気がしています。
本当に感謝しております。
マルチchは純粋に音楽を聴くための手段として取り組まれる方が少なく、推進の旗手でもあった小林悟朗さんが亡くなられてさらに厳しい状況ではありますが、このような評価をいただけると励みになります。
今度おうかがいできるのを楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
Commented
by
(Y)
at 2016-08-14 13:30
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GRF様
マルチの平行法!!! さすがGRFさんの発想は違いますね(笑)。常人では思い付きもしません。
しかしピント合わせが大変そうです。
マルチの平行法!!! さすがGRFさんの発想は違いますね(笑)。常人では思い付きもしません。
しかしピント合わせが大変そうです。