2018年 02月 09日
茅野の寒さ |
今年は本当に寒く、どこに行っても何十年ぶりというような寒さに覆われています。大陸の寒波が南下するとき、最近は、西の方から寒さが回ってくることが増えました。九州や中国地方の日本海側から雪が降ってきます。そして、北朝鮮の白頭山で寒気が分断された流れが、昨年、カニツアーに行った京丹後あたりで再集結して、北陸地方に大雪を降らしている様です。その冷たい空気が雪を下ろして乾燥した大寒気が太平洋側を襲っています。

中央道を上っていくと、最高地点から先の原村は、午前10時過ぎでもマイナス5度でした。やはり寒いです。諏訪南インターで降りて、原村方面に曲がる何時もの交差点まで来ると、この時期特有の厳冬の八ヶ岳が目の前に広がりました。きょうは先を急ぐので、車窓から一枚。

前回、御神渡のあった五年前に二階のトイレが凍り付き、容器が壊れました。去年ようやく直したのですが、今年のこの寒さで関西出張の途中で、様子を見に寄りました。案の定、二階の方が凍り付いております。地面から遠いからでしょう。お湯を沸かし、タンク内の氷を溶かしたのですが、水が出てきません。タンクとトイレの間の通路まで凍っているのでしょう。時間が無いので、帰りに今一度寄ることにしました。
高速に乗ると諏訪湖がどのようになっているか、サービスエリアに寄ってみてみました。凍っていますが、今朝は御神渡は起きていないようです。でも、諏訪湖は凍っていますね。
名古屋での打ち合わせが少し押して、大阪に着いたのは、約束の時間を小一時間遅くなりました。関ヶ原のあたりでは雪が舞っていましたが、寒いだけで道は乾いており、おかげで夕方のラッシュにもかかわらず、予定よりは早く着きました。久しぶりにCさんとおでん屋さんで一杯やりました。関西のおでんと関東炊きと言われる関東風のおでんの差を教えていただきました。関東炊きと関東のおでんはまた違います。面白いですね。
翌日は朝早くたって、堺方面から京都に向かいました。昼過ぎには日陰が寒い京都を発ち、岐阜に寄ってから、夜、七時過ぎには茅野に戻ってきました。身体が冷え切っているので、そのまま諏訪湖に面している片倉館によって、立っては入れる深い湯に身を沈めて暖まりました。温泉で暖めてきて正解でした。寒い日は湯量が豊富な大浴場が暖まりますね。ぽかぽかです。それから家に戻りまたお湯を沸かし、氷を溶かすのに、一時間以上掛かりました。結局お鍋に4杯分必要でした。家の中は壁が冷え切っていますから、ストーブを焚いていても、半日市内と暖かくなってきません。ようやく部屋が暖まってきたのは、明け方になってからでした。
その部屋は暖かいのですが、その他の部屋は、冷凍庫です。朝早くからストーブをつけました。ガスストーブです。クーラーをつけると容量オーバーでブレーカーが飛ぶからです。何回か飛ばし、容量を計算しながら使います。
表は、何と、マイナス13度です。窓も凍り付いていますし、北海道以外では、やはりこのあたりが一番寒そうですね。1000メートルの標高で、内陸地方で、夜は放射冷却が加わり、風のない静かな夜が冷えるようです。それが今朝でした。
by TANNOY-GRF
| 2018-02-09 09:13
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