2018年 02月 19日
二月の記事が少なかったのは |
このところ、といっても一週間(爆)ですが、新しいブログの記事がアップされていないので、心配してます。これだけお休みするのは、開闢以来ではありませんか?お風邪でも召しましたか?
S.Y
ご常連のS.Yさんから、このようなメールを先週いただきました。ご心配掛けて済みません。開闢以来と言われて驚きました。そんなに御無沙汰だったのでしょうか?確かに寒いので、活動が遅くなっていましたが、本人は、毎日HRS-130の微調整に明け暮れていました。
最初は、チタンとカーボンの差に驚き、次には、130の構造と低域の繋がりに感心し、駆動するアンプの選定を楽しんでいました。ただ、氷点下に下がるほど温度が寒いので、夜中は暖めている部屋以外の移動時には、必ずトイレに寄るほどでしたから大変でした。最後には、あまりの寒さに業を煮やし、階段の吹き抜けの所に、寒冷地仕様の石油ストーブを購入することになりました。ところが、日本中から注文が来たのでしょう。納期が遅れて、三月に入ってからだと連絡がありました。それでは、間に合いません。茅野の家ででも使うようです。
そんな厳冬期の夜中に、SPと一緒にダンスを踊っていたのですから、酔狂も良いところです。HRS-130はほぼ三週間、家に滞在していましたが、本格的に鳴らし出したのは、2月の9日からでした。それから一週間ブログの更新をしていなかったのです。それらのことは、HRS-130の記事でご報告したとおりです。ペンシル型で、下向きに低音が出ていて、クロスオーバーの仕方も、ネットワークだけでは無く、トーンゾイレ方式も取り入れ、カーボンドライバーの低域特性も利用している新しい方式で、以前の120とは随分と改良されているからです。
このHRS-130でGerman Physiksの歴史も新しい時代に入ったようです。価格的にも戦力商品で、Troubadourの80とほとんど変わりません。それでいて、ピアノフィニッシュのキャビネットは美しく、これ一本でどこでも鳴るのです。
簡単に置けば、どこでも鳴るのですが、本気になって調整し始めると、その音の差はとても大きく、ベストポジション探しで、夜中ごそごそやっていたのです。そうこう言う内に、オリンピックも始まり、それも見ているといつの間にかソファーで寝ていたりします。布団を被っていないのですから、寝てしまうと、今度は寒さで目が覚めます。そこからまた、深夜にごそごそやっていたのです。その調整が袋小路に入ってエンドレスゲーム見たくなってきたところで、ショートピンの差し忘れによる音のにじみを発見して一挙に解決したのです。三日分ぐらいの夜間のごそごそは、そのピンをショートしなかった為だと今は思います。大変でした。
最終的には、MolaMolaのパワーアンプKalugaもお借りして、調整を追い込んでみました。200v仕様で聴いてみました。大山さんにもよって聴いていただきましたが、迫力のある音が出ました。その時、大山さんの提案で、SD05も聴いて見ました。クロストークの無い安定した音場が出現しました。石田さんにも聴いていただきたかった程見事な音でした。SD05だけのデジタル入力だと、すっきりした音ですが、MolaMolaのプリアンプから、SD05のアナログ入力は、大山さんもご満足の迫力がある音が見事でした。
これで、三週間に渡った実験も終わります。カーボン仕様のDDDユニットの音や、新しいネットワークだけではなく、ウーファーと物理的なクロスオーバーを使った音も、低いところまで出ているカーボンタイプ特有な物です。それがどのような音を出すか聞き分けることが出来ました。面白かったです。
羽生と宇野が金・銀メダルを取った日の翌朝の日曜日、三週間ぶりに何時もの80+TW3に交換しました。価格的にも、倍以上違います。でも、何時もの聞き慣れた音が出てきてほっとしました。今回は、MolaMolaのプリとSD05のパワーアンプ部を使用しています。この組み合わせは、初めてです。低域の鳴り方が何時もの真空管アンプとは違います。折角ですから、今週はこのアンプでいろいろと聴いて見ます。
いま!スピードスケート女子500メートルで、茅野の小平さんが金メダルを取りました。嬉しいです。この写真は、直後のインタビューです。 有機ELの画面をiphoneで撮った写真です。
by TANNOY-GRF
| 2018-02-19 00:09
| 行ったり来たり
|
Comments(1)
Commented
by
TANNOY-GRF at 2018-02-22 10:14
S.Yさん
二月は毎年記事は少ないのですが、今年は、寒さと実験で時間が足りなくなってきました。最近は老人力のおかげで、同じ事をするにも時間が経つのが早くなっているのも一因ですね。故に、今月の記事の内、HRSの実験記以外は、ほとんど寄せられた記事をそのまま掲載させていただきました。しかし、それらの記事を編集するのも時間は掛かります。
自分で書いたものは、自己責任ですが、寄稿された物に間違いがあるとご迷惑が掛かります。編集者のご苦労も解りますね。
二月は毎年記事は少ないのですが、今年は、寒さと実験で時間が足りなくなってきました。最近は老人力のおかげで、同じ事をするにも時間が経つのが早くなっているのも一因ですね。故に、今月の記事の内、HRSの実験記以外は、ほとんど寄せられた記事をそのまま掲載させていただきました。しかし、それらの記事を編集するのも時間は掛かります。
自分で書いたものは、自己責任ですが、寄稿された物に間違いがあるとご迷惑が掛かります。編集者のご苦労も解りますね。