2019年 10月 28日
今週は忙しい週でした |
水曜の午後、所用を終えてから、久しぶりに茅野に向けて走り始めました。すると、月曜日に通行止めは解除されたのに、八王子JCから相模湖が通行止めになっています。その高尾の出口では、20号に降りるのに大渋滞していると看板もあり、がっかりもしたのですが、先日の道志の道から、相模湖か上野原に戻る道を取りました。国立インターで降りて、日野バイパスを通り、北野から橋本の手前に出て、津久井湖へ向かいます。裏道なので、それほど混んではいなかったのですが、津久井湖から相模湖の20号に出るところで渋滞にはまりました。それでも、何とか相模湖から中央高速に戻ったのは、国立で降りてから一時間半後でした。
すると、上りは大渋滞だったのですが、下りも相模湖から入ったのに、うしろから車があるのです。あとから調べたら、通行止めが解除されて走り始めたところだったのです。通行止めの原因は、先日の土砂崩れの様子を見るために入れたセンサーに異常が発見されて、その確認に一応、通行止めにしたようです。私が下道を走っているちょうどその時間だけの通行止めでした。なんだか複雑です。通行止めを渋滞の中で待つのは嫌いなので、一生懸命走っていた下道の一時間半は、それほど嫌いではないのですが、、、。
下を走った分だけ、茅野への到着が遅れました。秋の日はつるべ落としです。高速を降りる頃には、辺りはもう暗くなっていました。勝手知った道ですから、暗くなっても問題ありませんが、曇りの日は夜になると真っ暗になります。今日は明るい内につきたかったのは、家の周りをチェックするのと、Cさんに頼まれている、初期のDSD変換をしたテープを今一度、ヘッドとアンプを換えて、変換するので、そのテープを探し出さなくてはなりません。ヘッドの差は、しっかり感じられるし、ヘッドアンプの交換も音のダイナミクスに大きな変化がありました。そういうところに手を抜かないのがCさんの良いところです。
テープを置いてある部屋の蛍光灯は、何年か前の大寒波の時に、蛍光灯が切れてから換えていません。代替えの器具はあるのですが、普段は使わないので交換していませんでした。でも、今日は真っ暗になってしまったので、隣の部屋から電気スタンドをもってきて、またLEDの手持ちの停電用懐中電灯の明かりも使いました。その力もあり、リスト表に基づき、番号と曲目で探しました。しかし、千巻以上もあるテープから、探し出すにはずいぶんと時間がかかりました。
終わってからほっとして、KUROでラグビーの再放送を見ました。解像力は2Kですが、プラズマの真っ黒な画面は、有機ELのも未だに遜色はありません。時として4Kは情報過多で、目が疲れることもありますが、KUROはまだまだつかえると思いました。アナログの味わいもあります。もちろん、消費電力や発熱とノイズはやはり気になりますが。
翌朝はそれなりに冷えましたが、まだ空気は暖かな南の低気圧が支配しているので、寒さは感じません。冬じまいは今一度、来なくてはなりませんが、Cさんから戻ってきた、大量のテープを片付けなくてはなりませんから、また近く来るので、朝は早く出ることにしました。
恵那山トンネルの手前の阿智のPAは、茅野から一時間なので、よく休憩に使います。こんな小さいPAも、コンビニにいる店員も、お客も中国系の人なのにはおどろきます。常に何らかの工事を行っている恵那山トンネルを越えても、中央道は工事中です。随分と長い期間工事を行っています。
中央高速から土岐のジャンクションで東海環状に入り、トイレだけではなく、少し休憩しました。夏が終わり、秋に季節は変わりつつあります。いったん東名に入り、豊田インターで降り、打ち合わせをすましたら、また、今度は伊勢湾自動車道を走り、亀山から京阪国道に入りました。京阪の狭い道に入った頃から、雨脚が酷くなり、そのうち、前も見えないほどの豪雨になりました。すると、伊賀のあたりで自動車事故。その処理で、小一時間国道上で処理を待っていました。
ようやく、動き出しましたが、昨日の夜よりもっと暗い奈良の道。いつもの近道へと京阪を降りて、奈良の春日山の裏に出る道に入りました。そこに、新しくできた道があり、従来はつづら道を上り下りしていた山道をトンネルがバイパスします。15分ほど早くなりましたが、その道の標識がどこにもないの道なので、曲がり角を気をつけてみていなければなりません。
ところが、真っ暗だったのと、雨がひどく、おまけに後ろからヘッドライトを浴びせられていたので、一本間違えて道を曲がってしまいました。その道は、前の道で、集落を過ぎると、Uターンもできないほどの細さになり、前に進むしか有りません。先日来の大雨の影響か、道には木々の枝が落ちており、それらを踏んでも危険です。狭い道は、ガードレールの反対側も側溝になっており、そちらにももちろん落ちられません。緊張する運転が続きました。雨は相変わらず激しく、ワイパーは動きっぱなし。急な上り坂で、ヘッドライトは宙を照らし、足下を見るのは、普段は気にしていないサイドランプが活躍しました。特にハンドルを切る方向を事前に照らしてくれるライトには、助けられました。ようやく山をこえて集落のあるところまで付いたときにはほっとしました。
時計を見ると15分ぐらいなのですが、一時間も山の中を彷徨していたみたいに疲れました。奈良の山は深く、坂は急です。このような大雨が降っているときは危険ですね。
最後の峠を越すとあっという間に奈良の町中です。全く、違う世界から戻ってきたような、非現実感も感じました。
by TANNOY-GRF
| 2019-10-28 11:29
| 旅の空
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