2019年 12月 09日
友の会 第四回例会 チューバホーンさんのご感想 |
GRFさんから届いた「第4回 ジャーマンフィジックス友の会」の案内メールに、「今回は、グレース・マーヤさんの特別ライブを企画しましたので・・・・」
この一文に、え ? 嘘 ! なんで!!
グレース・マーヤさんのDUBでのSACDは、私の愛聴盤でして、まさかまさかその彼女の歌声をプライベートライブで聴けるなんて!そりゃもちろん出席させて頂きますと返事をしたのは約2か月前。
待ちに待った11月30日、GRFさんの運転で、Taoさん、大山さんと私を乗せた車は、一路横浜へ!
昼食後、GRFさん、大山さんは会場準備ということで、Taoさんと私はそのお時間を頂き、Mさんのパラゴンのお部屋に。Mさんのパラゴンは、以前も拝聴したことはあるのですが、久しぶりに見ても、やはり大きい!
本日のイベントのスケールの大きさを、最初から実感することに。ただ、ちょっとだけうれしかったのは、Mさんのシステムが、マランツ♯7とfirst wattという組み合わせで、スケールこそ違私と同じ組み合わせゆえ、出音にわくわくしながら待つこと15分。
その音は、見た目以上のスケールで、音楽が部屋いっぱいに満たされた。アンプも温まり、いよいよパラゴンが凄みを発揮したころには一時間経っており、GRFさんから会が始まると連絡が入り、後ろ髪を引かれつつ、ル・サロンに戻ると、ありゃ、すでに会場は大勢の人でいっぱい!
もたもたしていたので、すでに座席は一番右側しか空いていなく、ほどなくメインイベントである、T80+TW3での音楽会がスタート。
皆さんの挨拶、自己紹介が終わり、GRFさん秘蔵の音源を聴き進めていくうちに、最初は隅っこの外れ席と思っていたのですが、逆にこの席ゆえジャーマンの実力を知る絶好の機会になりました。
右側のSPのかなり外側の席にも関わらず、全く音場が破綻しないのは、やはりDDDユニットの独壇場。やはり、これはダイナミックスピーカーとは別世界のSPと、再確認させられた。
4トラ19cm、DSD、レコード、CD、DCCと様々なメディアの鳴き比べだったが、このシステム、見事なくらい各メディアの違いを完璧に再現する。
私が、この日の勝手なベスト1を選ぶとすれば、DCC音源のロメオとジュリエット!デジタルとテープの良いとこどりをしていて、実に見事な演奏を再現していたと思う。
そういえば、私もPanasonicのポータブルタイプのDCCプレーヤーを持っていたのだが、当時は、アナログのカセットテープとDCCの音をちょっとだけ聴き比べしただけで、一度もミュージックテープを買ったことがないと思いだした。こんなにいいメディアなら、と今頃気が付いても後の祭り!
第二部は会場をレストランに移し、6人掛けテーブルの皆さんは初対面の方で、あいさつ、お話をしながらの会食がスタート。話をしていくと、結構共通項があるもので、なんと6人中4人がマランツ♯7のオーナーだった。
ちょっとふざけて、今度はマランツ♯7友の会やりましょう!なんて話になり、Mさんに断りもなく、会場はパラゴンの部屋ですかねーなんて言ってしまった(Mさん、GRFさんすみません)
お腹もいっぱい、酔いも周り、いよいよグレース・マーヤさんのライブの会場となる、再びル・サロンに。
音響は、私のマランツ♯7の育ての親のCatbossさんがご担当、歌い手も音響もプロ中のプロのライブで、しかもプロの選んだワインやスコッチがずらり!もう、歌が始まる前から気分は上がる一方。
ほどなく、拍手とともにグレース・マーヤさんが登場し、すぐに歌が始まるのかと思いきや、流ちょうな日本語で話す女性の声、え、これ誰?え、グレース・マーヤさんって、こんなに日本語が上手、いや上手というより完全にネイティブなお話にびっくり!
Jazzを歌い始めたきっかけや、なんでお酒を飲んでいるのにそんなに静かに聴けるんですか?とマーヤさんのトークもとても楽しかった。
第1ステージの最後は、私が一番好きなモナリザ、DUBのライブ盤より、熱気や温かみを感じたのは私だけではないと思う。
アンコールまで含めて、約70分のライブだったが、こんなビッグな企画を運営していただいた、GRFさん、大山さん、横浜のMさんご夫妻、Catbossさんにこの場を借りて御礼申し上げます。
そして、帰路の途中で、カバンに入れてあったグレース・マーヤさんのSACDを見て、サインをもらうことを忘れてしまったのは、それほどこの一日が音楽に歌にお酒に酔ってしまったからでしょうね???
チューバホーン
by TANNOY-GRF
| 2019-12-09 00:33
| 友の会
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