2020年 11月 17日
寒くなってきてやはりコロナが |
日本のコロナの感染者の半分ぐらいは、東京の人達でした。先月から始まったGo to キャンペーンで、それが地方に拡がっていきました。懸念していました。経済優先で、感染者は来年の春には、今までの倍以上の20万人を越えるでしょう。それに伴い死亡者の数も増えていきます。10月まで一日600人平均だった感染者数が、11月には倍の1200人になり、先週末には1700人にも達してきました。増加は東京ばかりではなく、札幌、大阪、名古屋とも一気に増えてきました。感染状態がわかる実行再生算数も10月の1.02平均から、1.4を越えてきました。
土曜日は穏やかな天気でした。いつもの道から外れて原村の方に上り、景色を楽しみながら帰りました。高速ものんびり走り順調に帰ってきました。二時前には家に着きました。途端に今回の出張の疲れが出てきたようです。最近では一番長い出張でした。今朝方の火事がどこだったかを調べました。すると驚いたことに家から300メートルぐらいのところだったのです。茅野の住宅街はまわりを山々に囲まれた本当に静かな住宅地です。それなのに、物音が全然聞こえなかったのは、寝入りばなだからでしょうか?お隣のご主人に電話して火事を知っていたか聞いてみました。すると、ご主人はそとで音が聞こえたけれど、奥さんはまったく覚えていないそうです。私と同じです。
ただ深夜なので、消防車のサイレンなどは鳴らしていなかったようです。でもあんなにしずかな住宅地でまったく気がつかないで朝まで寝ていたのは、自分でも驚きでした。それだけ疲れていたと言うことでしょうか・・・。歳を取ると、疲れのピークは後から来ます。日曜日も一日静養に務めました。それでも、音楽を聴くところまでは行きません。撮りだめてあったテレビの録画に目を通しただけです。こうして老人力が日々増していくのです。
中でも札幌の急上昇は、やはり冬になり乾燥してきたのと、気温が下がり換気がわるくなったことも影響しています。札幌の寒さでは、窓を開けておくことも容易ではありません。札幌の人口で、一日の感染数が200人を越えてくるのは、東京だと2000人を越えてきた水準です。実行再生算数は1.75にも達しています。これはやばいです!
政府のGo to キャンペーンの効果はすさまじく、ほとんど謹慎状態だった人出が一気に出始めて、日本中どこでも人があふれてきました。街の人出が先月とは違います。どのお店も人が入ってきました。ただ、この半年でやめられたお店も多いです。特に70歳以上のご主人がご夫婦でやってきたお店が閉まってしまいました。先月の奈良の街では行きつけのお店が皆無くなっていました。しかし、今月に入って残ったお店に人が戻ってきたようです。人々は、久しぶりのお店に戻ってきて、気持ちが安心したのか、マスクも忘れて大声で話すようになってきました。
4月から6月の頃のような完全自粛状態の時とコロナの状況は変わっていないのですが、気持ちが緩んでいる気がします。まだワクチンも出回っていないし、治療薬も発見されていません。ただ、重症患者への対応がわかってきて、発症の状況、段階に寄って治療方法も対応できているので、死亡率が下がっているのは重症患者への対応の仕方がわかってきたからだと思います。それも、ベッド数に余裕がある内で、感染者がふえれば当然重症者も増加します。そのベッド数が逼迫するぐらい患者が増えていくと心配ですね。
先週の大阪でも、入ったとんかつ屋さんで、大声で話して食事が終わっても何時までも帰らないおばさん達に遭遇しました。空気がわるくそのあとあたまが痛くなったり、免疫作用が働いたのか熱も出てきて車の運転もえらくなりました。一番驚いたのは、トンネルに入ると車の音が反響して、それに伴いキーンという耳鳴りもはじまり、大阪から名古屋あたりまで続きました。普段は一時間あまりでその反応も収まるのですが、今回は茅野に着く直前まで耳鳴りがしていました。
四時過ぎに京都を出て、京滋バイパスから新名神を走り、伊勢湾自動車道から東海環状自動車道、そして中央道と走ってきました。上の写真は新名神の鈴鹿PAです。初めて入りました。このときは、まだボーッとしていました。
茅野に着いたのは九時近くでした。三日前と違ってきょうは随分暖かいです。疲れが出てきました。三日前に買ってあった冷凍食品を温めました。半分残して置いたシュウマイとさっきコンビニで買ったおにぎりです。ビールは値が上がるから、ハイボールにしました(苦笑)。帰り道、何時もの草津PAで買った鯖寿司は東京で食べます。しばらくすると疲れと酔いで眠たくなりました。温めて置いた布団に入るとすぐに寝てしまったようです。夜中に一回起きましたが、次に目を覚ましたのは6時頃でした。テレビをつけると朝の全国ニュースがやっていました。すると、昨日の晩に茅野で火事があったそうです。地名を聞くと同じ街です。驚きました。でも、このあたりの街の大きさはは何キロもありますし、駅から数キロの住宅密集地だと言っています。このあたりは、東京の倍ぐらいの土地に整然と家が並んでいますから、離れたところだと思っていました。
時間を見ると、11時過ぎに通報があって、一軒完全に燃え落ちて、沈下したのは朝の5時頃だと言っています。夜中に起きたのは三時過ぎでしたが、表は静かでした。いずれにしてもご夫婦が亡くなったと伝えていました。火事は怖いです。今日は東京に帰るだけですから、掃除をして、石油を入れて、洗濯をして、11時前には水回りを確かめて出ました。
by TANNOY-GRF
| 2020-11-17 08:37
| コロナ関連
|
Comments(4)
Commented
by
リウー
at 2020-11-17 18:10
x
年齢に関係なく、疲れて居る人が多い感じがします。30代以上は、話を聞くと、この頃、何だか疲れがひどいと言って居ました。
寒暖の差だけでなく、新型コロナによるストレスも大きいのでしょうか?
心配症で気をつけて居る人々とあまり気にしない人々で、ストレスの格差?もありそうです。
寒暖の差だけでなく、新型コロナによるストレスも大きいのでしょうか?
心配症で気をつけて居る人々とあまり気にしない人々で、ストレスの格差?もありそうです。
Commented
by
TANNOY-GRF at 2020-11-18 09:57
リウーさん 最近は自粛生活に疲れているのでしょうね。表に出ると、やはり緊張の連続です。親しい人にもマスクをして、疑心暗鬼で接しなければならないのは、相当なストレスです。このまま、第三波?が猛威を振るい、冬の間は縮こまっていなければならないのは大変です。戦争中の状態なのでしょう。
Commented
by
TANNOY-GRF at 2020-11-20 10:03
Go to キャンペーンをするときからわかっていましたが、いよいよ感染者の数を増してきました。とくに東京が参加してから、少なかった地方のかずが急激に上がっています。重症者が少ないからと、数字だけ追っている政府の答弁はまったく矛盾しています。
マスクの徹底、大声で話さない、換気を良くすると言う基本原則が、このところ破られていています。あたかもコロナが終息したような言動や行動が多いです。冬はこれからです。どうしてこの冬を乗り切るかこれが最大の課題ですね。
マスクの徹底、大声で話さない、換気を良くすると言う基本原則が、このところ破られていています。あたかもコロナが終息したような言動や行動が多いです。冬はこれからです。どうしてこの冬を乗り切るかこれが最大の課題ですね。
Commented
by
椀方
at 2020-11-20 20:33
x
コロナ感染対策がしっかりやっているお店だと、ランチでも店の入り口で手のアルコール噴霧と体温測定が必須になってますが、何故か入店時のQRコード読取指導は大規模商業施設の入り口でしか行われてないような気もしますし、濃厚接触者に通知が行くアプリの普及もウヤムヤになっている気もしますね。