2021年 03月 08日
忙しかったこの週末 |
緊急事態での自粛期間が延長されて、街からは本当に人が消えています。夜八時を過ぎれば、お店の看板も消えて、中にはまだ食事中の少ないお客さんが残っているだけです。金曜日の夜、トロバドール40をお使いのSさんのお宅に大山さんとお伺いした帰りは八時を丁度回った頃でした。おなかが減っている所為か、飲食店の灯りが消えているお店が多いのに驚きました。隅田川の側のSさんの音楽室からは、靖国通りをまっすぐに戻ってくればいいのです。距離は15キロもないので、田舎だったら15分ぐらいで着く距離ですが、以前は都心の真ん中を通ってくる道路なので時間がかかりました。小一時間はかかっていたでしょう。ところが、今はガラガラの道路なので、30分も掛からず戻って来れました。金曜日の夜なのに、都心はガラガラです。
翌日は、午後お客さんが来られるので、午前中にカートリッジの調整を行っていたのは、昨日書いたとおりです。この時期ですから、来客は極力避けているのですが、マスク着用、定員は一名、定期的な換気、熱いお茶はでますが、お茶菓子も無し、時間は二時間以内を厳守してお受けしています。来られる方も、体調は気遣いされていますから、換気と距離を確保できればリスクは随分減ると思うのです。
今回は、12月に来られたK&Kさんのご紹介の方で、同じ区内なので人混みを避けて自転車でこられました。音場再生を追求されているのですが、私とは違うマルチチャンネルを展開されています。きわめて研究熱心な方で、部屋に入るなり、断りを入れてパンパンと手を叩きます。床も叩き、壁も叩き、矢継ぎ早に質問が来ます。好奇心がいっぱいの少年みたい方です。私も昔はそうでしたから嬉しくなりました。オーディオをはじめてそんなに間がないので、全てがフレッシュなのでしょうね。一通り、部屋の構造をご説明してから、丁度実験中だった光カートリッジの音を接続を戻す前に聴いていただきました。初めての家の初めての音出しですから、何が違うのか解らないでしょうが、ノイズが少ないのは感じられ様です。
結線も戻す途中で、先にウーファーだけの音を聴いていただきました。50Hz以下ですから、音はほとんど聞こえません。それに、前のスピーカーを鳴らして、聴いていただき、逆にウーファーを切った音の差も確認していただきました。それから、アンビエンスを出す、後方の40を足して今日の目的の音を聴いていただいたわけです。家の音は、コンサートホールでオーケストラを聴く様に調整していますので、反対のアプローチだと思います。
一通り駆け足で聴いていただいたきました。いつもよりは、オーディオ的な会でしたが、ある程度は音楽も鳴らせたと思います。オーディオにはいろいろアプローチがあると言うことを知っていただき、面白かったと思います。ぴったり、二時間で会は終了して、私は次の準備に掛かりました。
今日は、5時半集合で、横浜のMさんや夜香さんと昨日も一緒だった大山さんもHさんの隠れ家に集合して、光カートリッジを聴きまくる会です。忘れ物をしないように一休みしてから準備に掛かりました。何時も準備をしても何か忘れていくのが、老人力の楽しさです。今回も、忘れないように玄関に置いてあった肝心な箱を忘れそうになりました。
夕方ですから、道は人出が多くなってきました。自転車に気をつけながら、環七から何時もの首都高、東北道と走りました。土曜日の所為か、環七の工事の所為か少しだけ時間が押してきました。岩槻を過ぎる頃、路肩に止まって、非常電話で救援を頼んでいる人を見て、故障があると大変だなあ〜と、結構混んでいる東北道を北上していました。すると、インターをでるところで、メールが入りました。すると、なんと横浜のMさんの車がパンクして、救援を待っているところだと!えっ!さっきみた故障車はMさんだったのだと驚きました。逆光だったのでお顔までは見えなかったのです。もっとも、判っても高速に止めるわけにはいかないので仕方ないのですが。
先に着いていた大山さんと夜香さんに連絡を入れた頃には、私も到着するところでした。HさんもMさんが来れなくなったのを聴いて残念がっていました。早速、持参したレコードの洗浄から入ります。そんなこともあろうと、新品のレコードも持ってきたのですが、新品でも洗うとやはり音が変わるそうです。最近は中古を買うと洗浄サービスをするお店も増えてきましたね。この光カートリッジは、このレコード洗浄をすると、本当にノイズは何も聞こえなくなります。カートリッジからの出力が大きいのと、イコライザーで従来とは反対に低音を下げているからです。結果として、ターンテーブルに起因しているゴロやレコードの擦過音などが消えて静かになるのです。超低域の再現や位相が合っていますから、テープファンの琴線をくすぐる音です。
私は歌謡曲はライブではなく実況録音盤と言う表現が好きです。いかにも会場で収録した感じが出てきます。今回も79年録音の越路吹雪、八代亜紀の実況録音盤から入りました。そして76年のテレサ・テン、77年のハイティンク・コンセルヘボウのブラームスのセレナード、とっておきは、76年のシュトライヒアーのコントラバス協奏曲です。CD出現前のアナログ盤の最高峰です。これには、皆さん驚かれました。みなさんからこうしたレコードをどうやって発見するのだと言われました。勿論、長年の経験の蓄積ですが、探していると何故かアンテナに引っかかる盤もあるのです(笑)。
夜香さんも何枚かお持ちになりました。その中で驚かされたのは、デーブ・グルーシンの「Discovered Again!」と言うアルバムです。ダイレクトカッティングで、テープも介せず直接レコードにカッティングした盤です。H氏邸の音の真価が現れた演奏でその立体感とスムーズ感には私自身心底驚きました。
Mさんに電話して様子をうかがうとちょうどレッカー車で横浜の工場までひっぱてきたところだそうです。本当に大変でした。Mさんにこちらは大変盛り上がっているけど、どのようなレコードを持ってこられたかお聞きすると、カウント・べーシーのビッグバンドだったそうです。
大変盛り上がった会は、レコード洗浄工程もあったので思ったより時間を取り、九時半過ぎに終わりました。私が家に着いたのは11時少し前になっていました。長い1日でさすがに疲れました。明日は、終日寝ていようと思いました(笑)。
by TANNOY-GRF
| 2021-03-08 08:43
| 来たり
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