2021年 08月 01日
タイムマシーン付きどこでもドア 1 |
GRFさん、暑中お見舞い申し上げます!
昨日は美味しい音楽のお・も・て・な・し、ありがとうございました。
今回は、まずはUnicornから聴いてくださいと、約1年3か月ぶりに和室におじゃましました。久しぶりのUnicornは、配置が縦置きとなり、以前よりかなり前方にセッティングされていました。いや、Unicornってこんなに大きなSPだったんですね!と思わず言葉が洩れてしまいました。
もうひとつの違いは、パワーアンプが従前の5933ppに戻っていたことまではわかったのですが、GRFさんのことですから、きっとまだ隠れキャラがいるんじゃないかとも思いますね(笑)
さてさて、こういった状況ゆえ、会話を控えながら早速聴かせて頂きました。ハイティンクのショスタコ15番が流れてきた途端、えーと思わず声が出てしまいました。本当は今どきのスポーツ観戦のように拍手で表現しなくてはいけないですよね!以前から、GRFさんの音は、楽器や声の音色、質感、響きが自然でとてもリアリティがある音で、それだけでもオーディオ再生としては驚愕なんですが、今この瞬間の音は、楽器がうんぬんではなく、その楽器が鳴っている空間そのものが展開されています。
視覚的には以前よりぐんとSPの存在が大きくなっているのですが、それに反比例して再生された音は全くSPを始めとして装置や部屋の存在を感じない、いや感じることが出来ない音が流れているのです。おおげさでなく、ホールやスタジオそのものの空間そしてその場で鳴り響く楽器や声がリアルに再現されています。音だけでその場の風景が見えるようなリアリティです。
以前から、DDDユニットの描く再生音は通常のダイナミック型のSPとは異なる音場を描くことに驚いていましたが、今回Unicornの位置を変更したことによるこの変化は、ユニットから放たれる直接音と間接音の比率の変化、そして左右のユニットが完全に同期して左右の耳に同時に伝達するセッティングの妙、自然素材がふんだんに使われた部屋の自然な響き、そしてユニットが前方に移動したことと、小さなステレオアンプにしたことで、ラックや機材との干渉や乱反射が減ったことも起因しているのではないのかなどと勝手な推察をしながらも、すっかり音楽鑑賞モードに引き込まれていました。
その後もハイティンクのマーラー、リヒテルのチャイコフスキー、鮫島有美子さんの歌、サンサーンスのオルガンなどを聴かせて頂きましたが、そのいずれも全くぶれのない見事な再生音でした。今回、Unicornで聴かせていただいたソースはすべてCDなので、そのCDに閉じ込められた情報のすべてを開放することが出来れば、このような世界に突入できるんですよと教えられたような体験となりました。
さて、第2部のTroubadourのシステムにつづきます。
by TANNOY-GRF
| 2021-08-01 23:36
| 来たり
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Comments(1)
ご近所のチューバホーンさんに来ていただきました。今回は、光カートリッジをメインのトロバドールシステムで聴いていただくのと、和室のユニコーンの設置位置が変わった音を、低地観察していただいているチューバホーンさんに聴いていただくためです。時間制限、マスク着用、換気、とうとう、いつもより厳重で行いました。
まず今回は、和室でのご感想ですが、私自身が驚いているぐらいなので、アンプの違いはありますが、やはりユニコーンの位置調整で、この音が出ているのですね。本当に面白いモノです。
まず今回は、和室でのご感想ですが、私自身が驚いているぐらいなので、アンプの違いはありますが、やはりユニコーンの位置調整で、この音が出ているのですね。本当に面白いモノです。



