2021年 09月 18日
まずは、夜香さんのお宅にお寄りして、、 |
夜香さんのご案内で、待望の鴻巣のTさんのオーディオルームを訪れることが出来ました。一月ほど前、同じく夜香さんが、横浜のMさんとアレキサンドライトさんをご案内して、近頃オーディオに復帰されたTさんのお宅を訪問されて、仰天されたという記事を拝見し、横浜のMさんからもその驚きの部屋の様子をお聞きして、是非、私も訪問したいとの旨を夜香さんにお伝えしておきました。
それから、一ヶ月経った今週訪問がかないました。先に、夜香さんをピックアップするために、深谷まで高速で移動してお昼前に到着。今日は久しぶりの晴れ間で、日が照ると日本一の酷暑地帯でもあるこの辺は、すぐに太陽に焼かれるように日差しが強くなります。いつもは表の道から来るのですが、コンビニに寄ったため、反対側からアプローチすると、旧い農家の林があり、150年前の渋沢栄一の舞台にタイムスリップしたような道を抜けると、そこは夜香さんの家の前でした。瞬間のタイムスリップが良かったです。
到着すると、ここから目的地の鴻巣までは20キロぐらいだが、道路が混んでいてあまり時間が無いと言うことで、早速、夜香さんのお宅にお寄りした目的を始めました。まずは、現在最高と言われるヘッドフォンがどれほどの音なのかを聴かせていただくのと、純正の付属ケーブルとグレードアップしたケーブルの差!を聴かせていただきました。前回来たときは、他のメーカーの10万ぐらいの中級?品でしたが、今回は、誰もが認める40万円クラスの最高級品です。ソースは、家で何時も聞き慣れているハイティンクのショスタコーヴィッチの交響曲15番を持ってきました。空間にオーケストラのいろいろな楽器が浮かぶソースです。
最初にお聞かせいただいた純正のケーブルが付いた音は、記憶の中の、隣にある HIFIMANのHE5seの10万円ぐらいの中級品のイメージと大きな差はありませんでした。平面型であるところを考慮して、勝手に20万円くらいの音かな?なんて思っていました。その顔を見ていた夜香さんが、それではと高級ケーブルのLUNAに替えていただきました。
これは、驚きましたね。
今度は40万円のヘッドフォンを越えて、遙かに良くなっていました。音場以外は、家のユニコーンで聞いているのと変わりません。これが専用アンプとヘッドフォンだけで実現できるのなら、これだけでは高く感じても、トータルでは凄いコストフォーマンスです。
難点は、やはりヘッドフォンが重いと言うことでしょう。それと、その重さでずれるのを防ぐため、左右の締め付けもキツくなります。この辺が改良できたら、オーディオ専用ルームの無い若い世代や、子育てで、装置を展開できない世代には、もってこいだと感心しました。
現代最高のヘッドフォンの水準を確認させていただいて、次の確認は、GyroSEについているDerenvilleと言う会社の外付けプレーヤーの音と、夜香さんがその音を聞いて一念発起して、オリジナルのドイツ製のモーターをスイス製のDCモーターに換装した音の差です。始めに、ディーレンビルの方から聴かせてもらいました。
予想通りのしっかりとした密度の高い音でした。低域の密度が高く、力強い安定した音です。糸ドライブでも、テープやリムドライブの接触面積が大きいという感じです。
そして、自作のモーターの方に切り変えてもらいました。糸ドライブなので簡単に替えられます。一聴して差が解りました。こちらの方が、空気の通りが良い音です。良い意味で、力が抜けているというのでしょうか。もちろん、音の密度もしっかり再生しますが、聞いていて肩が凝らない感じです。
これは、ディーレンビルに完勝ですね。この音がどのように表れるのか、一度、家でも聞きたいです。
そうこうしているうちに、時間はあっという間に来てしまいました。夜香さんの案内で、空いている道を選んで、鴻巣方面に向かいました。このあたりの道は何本もあり、昔よく通った17号のバイパスも車線が増えて、通りやすくなってきました。そのバイパスが旧の17号に合流するとそろそろ鴻巣です。旧の17号の雰囲気は昔と変わりません。関越が出来る前、この道を何回通ったことでしょう。ここは東京から随分と遠かったです。笹目橋から、新大宮バイパスを通って、上尾まで来るのが大変でしたから。鴻巣の町並みは変わっているのでしょうが、旧道沿いの感じは変わりませんね。
さあ、いよいよTさんの音楽室に到着です。
by TANNOY-GRF
| 2021-09-18 22:45
| 行ったり
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