2022年 09月 23日
一年ぶりにチューバホーンさんも |
チューバホーンさんとは、いつも電話で話してるせいか、前回来られてから一年以上経っているとは思いませんでした。去年はコロナ対策で、気を使いながら2月と8月の二回来ていただきました。2月の時は、暮れに実験が始まったTW5を加えた時の音の不思議を聴いていただきましたが、今その時の記事の写真も見ると、TW5の位置も微妙に違っていました。
次いでこられたのは8月でした。光カートリッジはGrandMasterも導入されていて、歌謡曲などと相性の良い「003」も後方のSMEについて、結線を切り替えて使っていました。しかし、6月にはH氏邸のレコードタワーに遭遇していましたから、この頃は、そのアームの導入に決断がつかず悶々?としていた頃でした。
それでも、プレーヤー以外の構成は、まとまって来ていましたし、TW5の鳴らし方も、位置調整も終わっていました。チューバホーンさんにも、「タイムマシーン付きどこでもドア」というお褒めの言葉をいただきました。でもその時の感想文の最後に「でも、きっとここで満足して立ち止まることはないのがGRFさんですから、次もまた沢山驚かせてくださいませ!」と最後に書かれていました。
その通りです。その後、半年かけて新しいアームも導入して、階段を一段づつ上がって行ったのは、ご承知のとおりです。でも、一年ぶりにこられた方から見ると、一段づつの階段を登って来たわけではないので、違いは高層ビルを見上げるように感じられるかもしれません。チューバホーンさんも実際に聞かれるまでは、こんなに違っていたとは思わなかったでしょう。音の違いは電話ではわかりませんから。
しかし、今回私自身が一番驚いているのは、大山さんの作られたパワーアンプ用のフローティングボードとその前に入った大きなラックの効果です。導入時、そのフローティングに乗せてパワアンプを鳴らした音が素晴らしく、同じ構造で独立して作っていただいた台です。リラクサと動作原理は似ていますが、床に設置しているベースの部分の剛性が全く違います。磁力の反発で空中に浮いているのに、床に接しているフレームの剛性が音に出るのです。
家の床は、自慢?できるほど強固に作られていますが、それでも、だからこそ、超低音部の振動が生じています。そのフィードバックを断つと、音はこれほどまで変わるのです。去年との一番の違いですね。さあ、どのようなご感想が返ってくるか、ゆっくりと、お待ちしましょう。
by TANNOY-GRF
| 2022-09-23 21:30
| 来たり
|
Comments(1)
Commented
by
椀方
at 2022-09-24 08:39
x
アンプ用のフローティングボードの効果を拙宅にも!と考えると高さの課題が解決すればいいのですが?
SD05を載せた沈み込んだ状態で、ボード面の高さが7センチ以下に収まればOKなんですよね。
SD05を載せた沈み込んだ状態で、ボード面の高さが7センチ以下に収まればOKなんですよね。