2022年 09月 27日
季節の変わり目には |
先週は、台風が二つも来て、日本中大雨に見舞われました。線状降水帯が発生して、突如として洪水が襲います。山間や河川の氾濫が予想される地域の方に、大変な被害が発生しております。最近の台風は、海水温が高いので、台風が発生すると、すぐに接近して大雨や強風の被害が生じます。超大型の14号はゆっくりと移動したので、記録的な大きさにもかかわらず、被害は少なくて済みましたが、急に発生した15号の方は、台風本体の被害より、伴う前線の影響の大雨が静岡を襲いました。
まだ、まだまだ台風シーズンは終わっていません。注意が必要です。台風は過ぎてしまえば終わりますが、プーチンの戦争は、ますます泥沼化していきます。核の脅しをちらつかせ、隣国に侵入して、家々を破壊して、罪のない一般人を拷問して、各村々で、数百人単位で虐殺して、密かに埋める残虐な行為を至る所で展開しています。そして占領した各地で盗難を働き、略奪をして、それらの戦利品?を故郷に輸送さえしています。
ロシア軍の兵士は、東の地域からも運ばれたロシア人以外の他民族の戦士が動員され、無理やりキーフに攻め上がり、ウクライナ軍の抵抗にあい、多大な被害を出しています。一説によれば、1000台以上のタンクも含む被害を出し、最初の一月だけで1万人以上の戦死者を出し、負傷者も数知れません。辺境からリクルートされた他民族の戦士たちが犠牲になっているのです。そして戦争犯罪を繰り返して来た外人部隊を雇い、謀略の限りを尽くしています。21世紀になって行われているとは、思えない残虐で野蛮の行為に慄きます。
この戦争には、大義名分はありません。ウクライナをナチス国家と位置づけ、迫害を受けているロシア系の同胞を助け出すという、でたらめな口実をつけて、特別軍事作戦と名ずけた侵略を行っているのです。満州国で、関東軍が展開した自作自演劇と同じことを画策して行い、大義名分をつけているのです。それらは欧米の列強がアフリカや中近東やアジアで展開して来た植民地政策の帝国主義そのものです。
その報道を半年以上も続けて来て、ウクライナ軍の装備も増強され、武器の性能も差が出て来て、ロシア軍が大敗しました。すると、また核を使うと脅しをかけ、その間いついに予備役の動員を開始したのです。最初は30万人と言われています。徴兵を逃れれば、10年以上の禁固刑です。またシベリア抑留が始まるのです。
北方四島の交流も一方的に廃止しました。そればかりか、ウクライナで大敗しているというのに、ウラジオストックで、予行演習を行う始末です。東側の備えを演出したのです。
そのウクライナ戦争の報道が毎日なされるなか、元首相が宗教、それもお隣の国へと騙したお布施を本国に送金している団体からみで襲われました。その操作も、犯人だけの個人的犯行ということで、それ以上の捜査もされないまま、なんと「国葬」という形で本日決行されています。元首相は、国葬に値する貢献を我が国に行って来たのでしょうか?国会にもかけず、首相の単独決済で、国民の過半数が反対の国葬を行っています。先刻から動員される警察官、関係者の費用、来賓たちの経費、表に出ているだけでも16億円、おそらく最終的には25億円以上の血税が経費として消えていくのです。
一方、急速な円安は、止まることを知らず、年頭対ドルが110円だった円の価値が、現在は3割近くも目減りして、一ドル148円まで下り、食料品、燃料代をはじめとした全ての価格が急上昇しています。円の価値はどんどん下がり、仮に1000万円あった貯金が、現在730万円の価値しかないということです。それに伴い、物価はどんどんと上がり、税金でカバーしているガソリン代も限界が出て来ます。そのほとんどを輸入に頼っている食料品や燃料代、電気代全ての公共料金もこの冬には限界を超えて値上がりをします。
オーディオ製品も大幅な値上がりが始まり、部品のほとんどを外国から輸入している電気部品も気がついたら全てが値上がっていることでしょう。真空管の相場はひどい状態です。
コロナで、外国からの観光客が訪れなかった日本も、円安による割安感で、また大挙押し寄せてくるかもしれません。反対に日本人の外国へ旅行は、大幅な円安で、価格が上がりまた庶民には高嶺の花の時代がくるのでしょうか。
このような毎日にうんざりしている皆さんたちに、季節の変わり目は、体調も気分も落ち着かないようです・・・・
by TANNOY-GRF
| 2022-09-27 12:10
| よしなしごと
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