2023年 05月 19日
ユニコーンをお使いのT.Wさんをお迎えして |
GRFさん
先日は久しぶりに驚きと感動を味わうことができました。
ユニコーンの響きがここまで進化し、想像を絶するダイナミックスレンジの拡がりが驚異的です。特に注目する点は、従来のユニコーンの弱点であった低域が、サブウーハーが隠れたところで加担しているのではないかと疑念を抱かせるような凄いなりっぷりでした。ウッドベースが、響きの良いライブハウスの前席で聴くような生々しさで迫ってくるではありませんか!
イヤ~まいりました。ジャズがたまらないですね。
オーケストラの響きも、低音部の分厚くなったことによりスケールアップと同時に、楽器の輪郭がフォーカスされているように聞こえました。ソプラノの響きの美しさも印象に残ります。このような到達点に立つことができたのはGRFさんの日頃からの飽くなき追求心によるものです。ブログでユニコーンの実験結果を逐次発表されてきました。私もユニコーンを愛用していますのでいつも関心を持って拝見しています。最近の成果として発表されていた、大山さんとのマグネフロート式ボードによる画期的な変化の記事は見ておりましたが、今回実際に聴くまでは文章上でしか理解できませんでした。
しかし、実際の音に触れて上記のような衝撃を受け、ブログに示された事柄が真実であることが体験できました。そして希望が湧いてきました。実現されたお手本があるわけですから、GRF先生より何とかノウハウをご伝授いただきながら我が家のユニコーンにもひと踏ん張りしてもらおうと思っております。次に拝聴しました大リビングのコンサートホールの音も異次元の素晴らしさでしたが、ユニコーンの衝撃があまりにも大きかったので感想は割愛させていただきます。
連休は予定が一杯だったので、連休前と連休後の土曜日に来ていただいた方もおられます。連休前はK&Kさんでしたが、連休後の昨日は、雨の中を同じユニコーンをお使いのT.Wさんがお見えになりました。お会いするのも第四回の友の会以来ですから、4年ぶりになります。またうちに来られたのも、まだ現在の80/TW3が入る前のことですから、随分前のことになります。石田さんがご存命の頃ではなかったかと思います。
今回の一連のお客様の中でも、3月末に息子さんと来られたOさんと、今回のT.Wさんが、うちとお同じ様にユニコーンを6畳で鳴らされているので、参考になったと思われます。一番の驚きは、私自身がどうして?と理由がわからない、大山さんのフローティンボードによる、低音の大変身です。
去年の10月ごろから、和室の調整を初めて、今年のお正月過ぎに今の音がで始めました。K&Kさんの後、4月の28日に大山さんが、トランスポートの実験用に今一台のフローティンボードを持ってこられました。実験の結果は、大きく変わるので継続審査となりました。そこで、連休のお客さん用には、和室のDACの下のリラクサと交換して、より和室の低音が増しました。
T.Wさんは、ユニコーンをお持ちなので、低音がどの様になったか楽しみに来られた様です。挨拶もそこそこに和室の音から聞いていただきました。いつものハイティンク・コンセルトヘボウのショスタコーヴィッチ15番の冒頭の部分です。冒頭にウイリアムテルの旋律が流れると、その後に、チェロとコントラバスのユニゾンが聞こえます。その低音楽器の音が再現されて、T.Wさんのお顔に驚きの表情が出ました。
今までは聞こえていなかった、低音楽器、特にコントラバスの音や大太鼓の音が違います。それはクラシックのベースばかりではなく、ジャズのベースの音も違います。レイブラウンの演奏を聞いていただきました。ウッドベースが目の前に出現します。ユニコーンのどこから聞こえてくるのでしょう。バックロードホーンからと言われても、唯一のSPであるDDDユニットは、何も動きがありません。いつ聞いても不思議です。
by TANNOY-GRF
| 2023-05-19 20:02
| 和室のユニコーン
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Comments(2)
音を想像するしかありませんが、、、どの機材の下に敷いたフローティングボードが一番影響大だと思われますか?可動部分のあるもの?それともアンプ?興味あります(汗)
プー博士 一番効果が出たのは、プリアンプとその前のDACでした。川上の機器の振動を抑えると、信号本来の音が再現されます。あのユニコーンからこの低音が出るのは、私自身驚いています。




