台風の雨が続き気がつかなかったのですが ⑤

雨が止んだら、夕闇が随分と迫ってきました。６時過ぎには暗くなって、少し涼しい風が吹き始めました。台風前は酷暑で夕方でも外に出たくないぐらいでしたが、散歩を兼ねて、コンビニまでアイスを買いに出かけて、夜が早くなっているのに気がつきました。これで、あと二回ほど台風が来れば、少しは涼しくなってくるでしょう。日照時間が短くなるのが効きますから。

コンビニに行く時は、まだ人の顔が見えていましたが、帰り道は、もう暗くて顔も判然としなくなりました。日が落ちていくのが早いのですね。夕方の短い時間だけでも季節の移り変わりが感じられました。早く、好きな11月が来ないか待ち遠しいです。
このところ、毎日、ツィーターの検証をしています。そこで活躍するのが、撮り溜めしてあったオーケストラの演奏会の録画です。N響が中心ですが、コンセルトヘボウや、ウィーンフィル、ドレスデンやライプツッヒ、エルプやバイエルンもあります。こうしてみると世界中のオーケストラの演奏も放映されているのですね。もちろん、ベルリンフィルのデジタルコンサートホールもありますから、観る番組には事欠きません。
しかし音質を問われると、インターネットでは時として、音質は二の次の場合もありますが、CDでは聞けない様な高音質で聴ける場合もあります。今回、テレビ用にSD05とユニコーンにAccuton社のセラミックツィーターを使用して、音が予想以上の変わりぶりに、連日興奮しています。このツィーターの性能を述べると、鳴っているかどうかは、耳のそばで鳴らして確認しないとわかりません。少し離れると他の音と一体化して、それ自体がなっているかわからなくなるのです。
しかし、離れても他の中音域の楽器や低域の深い音が聞こえてくるのでそのさがわかります。歪みが少ないのと、余分な振動をしないからだと思います。DDDのユニットの特性に合わせて、無指向性の鳴らし方の実験も始めますが、久しぶりにGRFとも鳴らしてみました。ケーブルの関係で少し離れたところにおきましたが、笑ってしまうほどの音質の向上です。
GRFのネットがなくなりますので、音は開放的になり弦楽器は、ホールの上方に昇華して行きます。古いスピーカーが生き返りますね。次は、大阪のHartleyでも実験しますね。
まだまだ、暑い日は続くそうです。しかし、今回の台風が停滞してくれたおかげで、海水温がだいぶ下がりました。今回の様な、本土のそばで急速に発達して、猛烈な風を吹かせることはない様に願っています。