2024年 09月 13日
Y2さん邸へ 再訪いたしました |
暑さの続く毎日ですが、いかがお過ごしですか。わが方のオーディオはご指摘の諸点を含めて、いろいろ聴き比べを私なりにして、更に電源やネットワーク接続について改善を図りました。来週から信州の森の中にコテージを借りて、2週間ほど過ごします。戻りましたら、懸案の我が方の音のチェックに来ていただきたく、お願いします。
日程をあらかじめ固めておきたく思います。8月31日、9月7日、9月21日、いずれも土曜日ですが、いかがですか?音のチェックですから効率的に聴くことにして、15時30分スタートにします。17時30分に終了して、前回同様に行きつけの倶楽部で食事としたく思います。ワインなど内容は少し変えましょう。ご都合をお知らせください。Oさんにも同様の連絡をします。
お誘いありがとうございます。今のところ予定は大丈夫ですが、9月からの案件があり、近くならないと確定しませんが、一応、9月7日を予定させてください。
その後いかがお過ごしですか。台風騒ぎが収まると少し涼しくなるのではと期待しています。9月7日(土)は、15時30分ごろのお出かけをお待ちしています。今回は最もベーシックなところから、少しずつ足していって聴き比べることにしたいと思っています。なお、スピーカーの下のTAOCボードは取り外してあります。
7月の初めにOさんのご案内で、お伺いしたY2さんから、色々と条件を変えてみたので、その差を聞いてみてほしいとのご案内を頂いたのは、8月の初めの暑い頃でした。7月初めから始まった気象台始まって以来熱波の最長、最高の記録を毎日更新している頃でした。9月に入ったら台風などもきて少しは状況が変わるかと思い、九月初めの土曜日にいたしました。台風は、迷走して大雨を各地に降らして、8月の大雨の記録を塗り替えて行きましたが、ようやく去ってみると、一時ほどではありませんが暑さも振り返してきました。
Oさんとは、前回同様四ツ谷駅の丸の内線から南北線への乗り換え口で待ち合わせを致しました。私は、そこからの長いエスカレーターが嫌いです。以前の池袋の東京芸術劇場や、みなとみらいにもありましたね。
最寄りの駅に着いて、表に出ると暑いので、なるべく地下を潜り抜けて、ビルからビルへと涼しいところを選んでいましたが、表に上がってくると、やはり残暑は暑く、肩を焦します。その中を勾配の長い坂道を登ってくると、日頃の運動不足がたたり、足が上がらなくなってきます。
部屋では、言われた通り、SPの下に敷いてあったボードがなくなっていました。その他は、タンバルキーのDACが右から左に映ってきたことでしょうか。前回は、roonで収納されているところから、USBのフローティング、電源のアース、デジタルコンバーターの有無、そして、サブウーファーの投入、最後はroonのアコスティックのコントロール、部屋の位相調整も行う、最先端のデジタルオーディオを聞かせていただきました。
その時の感想は、確かに音は的確な機器の導入で、変わっていくのだけれど、素の音源の音がどの様に変化していくのかを検証しようというのが、今日の試みでした。
たくさんお持ちだった、レコードやCDは全て、192kでファイル化して今は、以前のコレクションは全て、PCのSSDか、外部のNASのSSDに収録されているそうです。それをアップサンプリングされて、MolaMolaのTabaquiが、384kから、784kにまで上げているそうです。確かにあげていくと、アナログに近い音に柔らかくなり、S/Nも上がり、音もまとまるのです。
前回聞かせていただいたボロディン弦楽四重奏団のレコードは、懐かしく、あれからイギリスにラージデッカのオリジナル盤を購入して、久しぶりに大枚をレコードに使いました。
再生するソースによって、組み合わせは変わるのですが、最終段階のルームアコースティックの調整まで行うと、過程の音とは変わり、まとまったコンサートホールの音に集約されて行きます。
その組み合わせをどの段階までするかは、Y2さんの今までの経験を通じた耳で判断されているのです。音源の差、クロックの差、USBのアースの問題、DACの周波数の選択、デジタルコンバーターの違い、サブウーファーの介入、そして、roonのルームアコースティックの調整・・・それらを順番に試していただきました。これだけの選択と組み合わせは、全てY2さんの中で判断されて、聴きやすい、迫力のある音楽へと昇華されていました。
いままでの長い経験に裏づけされた選択は的確で、どのコースを行こうとも、最終的にお聞かせいただく音は、レコードやCDだけでは再現できない高度な技術に裏づけされた演奏になっているのです。そこに感心いたしました。
試験に使用さえる音源は、ワルターのNYフィルの演奏や、リタ・シュトライヒ、そしてドロルツ弦楽四重奏団のドヴォルザークのアメリカでした。ワルターの演奏は、好きな演奏ですが、さすがに1950年代の録音ですので、音の古さを感じます。1960年代以前と、70年代のアナログ録音、1990年頃以降の安定したデジタル録音のとはかなり違うので、システムの調整には、2000年以降の最新録音を聞かれると、調整の幅や、奥行きなどが随分楽に調整できると思われます。
音源によってどの段階まで調整されるかは、Y2さんのご判断ですが、最終的に選ばれた音は、みなまとまりがあり、そこん感心いたしました。これだけの実験をするには、装置全体の把握が必要です。その組み合わせを、わかりやすく再現していただきました。
終わった後、倶楽部でご馳走になった、ブルゴーニュのワインも食事に合い、装置同様、美味しくいただきました。次回は、涼しくなってからまた家のワインも召し上がってください。
by TANNOY-GRF
| 2024-09-13 22:41
| 行ったり
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