五年ぶりの空の旅 [備忘録]

コロナ前は月に2回は訪れていた羽田空港にほぼ五年ぶりに訪れました。昨日の夜、日付の変わった真夜中に予約サイトを訪れてシルバーの席を予約したら、さすがに観光シーズン真っ只中、最後の一席でした。それも予定より早い便です。30分の差ですから実質は変わりませんが。

羽田へは早朝のラッシュ前でしたらドアーツードアーで40分で着きます。山手通りの下に環状線ができたおかげです。余裕を見て一時間前に出れば、間に合いますが、渋滞なども考えられますので少し余裕を見て出ました。この季節の5時前は真っ暗です。その中を足腰が弱ったご高齢のお爺さんが何名も歩いています。歩行がおぼつかないので、通行の少ない夜明け前に歩いておられるのでしょう。明日は我が身です。

ただ道の真ん中で立たれると車も通れません。甲州街道に出るまでに五名の方が歩かれていました。こちらも慎重運転になりますが、対照的に高速に乗ると夜明け前に市場につくトラックが、飛ばしています。

車の運転はいつも通りですが、羽田に入るところの表示が少し変わっていました。いつものP3に入るところが少し手前になっていて、いつもの急カーブで信号機の前に止まらず、そのまま直進します。よく見たらP3ではなく「ターミナル3」の看板でした。五年前は国際線ターミナルと書かれていた様な？第二ターミナルからも国際便が出る様になったから、「ターミナル3」の表示に変わったのでしょうね。

Uターンしたくとも道がありません。仕方がないので「ターミナル3」に向かおうと右折するとき、危うく青いマークのある側の対向車線の右折ラインに入り込みそうになりました。老人の「逆走」です。幸いにも対向車は居なかったので、事なきを得ましたが、危ないところでした。

上の写真の3本並んだ茶色の道をこの写真では上の方から走ってきて、おおとり橋と書かれたところで、先方から見ると首都高を横浜方面に右折するラインに入りそうになったのです。午前5時半、まだ暗い中で対向車がなかったから良かったです。昼間なら明るいのでわかりやすいですが、夜明け前では路上の白線も消えていて分かり難かったです。そのまま第三ターミナルまで走って、Uターンして帰ってきました。

駐車場はP1からP4まで独立した大きな建物です。帰りは最終に近いので、おそらくP4の方へ戻ってくるでしょうが、今度は出発はP3からでしょうから、どちらをとるかですね。

この観光シーズンの真只中で、急遽決まった札幌出張。朝7時以降の札幌行きと、夕方8時までの東京行きは、全備満席でした。当日に予約して、何とか席は確保したのですが、早朝と深夜到着便だけでした。上の写真は朝の６時ごろです。東の空がようやく明るくなってきました。

千歳に朝８時につき、夜８時にチェクインする東京到着が11時を回るほぼ最終便です。それでも、ドル箱の東京行き、夜８時を過ぎた時点で、まだ６便もあります。これが全便満席なのですから札幌の人気の高さが伺えますね。今日は札幌に13時間滞在したことになります。札幌は夕方が早く、５時には真っ暗です。空港に戻ってきたのは７時前。出発までまだ二時間半もあります。

久しぶりの味噌ラーメン。5年ぶりにいただきましたが、こちらが歳とったせいか、はたまた人気が出過ぎたのか、いまいちピントがずれていました。写真からも覇気が感じられないでしょう！？一つには温度とやはり出されるスープの濃度でしょう。

行きの搭乗券は、バーコード付きの書類を印刷してきましたが、スマホに設定していないので、カウンターに行って、決済したクレジットカードから今は珍しい搭乗券を印刷してもらいました。その搭乗券にはSuperFlyerのマークが印刷されていたので、お時間があればラウンジでゆっくりしてくださいと言われ、二時間近く滞在しました。国際線のラウンジではないので、ビールサーバーがあるぐらいです。帰ったら車の運転があるので、飲めません。

ビールサーバーを横目に、トマトジュースやコーヒーで暇つぶしていました。でも二時間半は長いです。チェック心が迫ってくるとラウンジで寝てしまうのも困るので、酒発ゲートの近く黙っていました。北海道観光で盛り上がっている人ばかりで、でも酔っ払いのおじさんは少数で、圧倒的におばさんのツアー客が多かったです。皆さん元気ですね。

　　

飛行機で移動しなければならないのは、やはり北海道と九州、そして沖縄などの離島です。駅のターミナルや若い人や外人も沢山集まる空港は、やはり老人にはリスクの高い場所でした。関西や中国地方まで、車での移動が多くなりましたが、今年は九州も行かなくてはなりません。徐々に羽田通いも増えてくるでしょうね。

追試

やはり気になって、羽田空港に降りるところをマップで辿って見ました。すると、理由がわかってきました。首都高速から羽田空港に降りるところは、変わってはおらず、第2ターミナルのP3駐車場に入るべきを、P3と第3ターミナルを勘違いしていたのです。この分岐では、まず右側の路線で第2ターミナルへ向かうべきを第3ターミナルに向かってしまいました。

朝５時ごろの暗さの中、5年ぶりにきたのが間違いの始まりですね。何百回ときているのに。ここで右側の車線を取っていれば、すぐに左にカーブして、駐車場のP3とP4の看板が出てくるのです。こうして自分の思い込みが、老人の「逆走」になるのですね・・・。