2025年 04月 05日
新しい時代が明けて来ました |
ようやく冷たい日々が終わって、今朝から暖かかな日が差して、運転していても眠たくなるほどでした。昨日までとは一転して車が出て来たのか、道路は混んでいました。いつもは40分ぐらいで着く環七の鹿浜橋まで一時間半もかかりました。渋滞の中、動かない車の中で眠くなって来たぐらいです。
東北道もその延長で混んでいて、120キロの制限速度の道でも、100キロも出ません。交通量も多く加須で降りるのには、久喜のあたりから、レーンを出口寄りに変えなければならないほど混んでいました。加須で降りて、行田で少し遅い昼食を食べました。いつも水曜日に来ることが多く、この辺のお蕎麦屋さんやうどん屋さんは定休日で、名物の麺類が食べられません。今日は、金曜なので全て開いていました。普段は食べないお蕎麦にしました。この辺りは、うどんばかりか、お蕎麦も美味しいのです。
いつもは、圏央道から関越に出るのですが、今日は17号を久しぶりに通りました。大山さんの実験室で、DSPの実験をされているからです。前回実験していたETANI製のDSPイコライザーはチャンネルデバイダーに使い、今回は、カー オーディオでは世界中のクルマメーカーで使われている、Dirac Liveというソフトウェアと、miniDSPと呼ばれる小型のDSPを使っての実験です。
車の中の狭い空間で、ツイーターとウーファーの置き場所が違うところから出てくる音楽の音源の位置を整合させるという凄いソフトです。カーオーディオとヘッドフォン用に開発されたソフトですが、それをリスニングルームでの音の周波数と位相を揃えるために使用する実験です。
まず、その部屋の特性を測定します。視聴位置だけではなく、前後、左右、高さ等、室内の9ヶ所のポイントにマイクをおいて計測します。どのポイントで計測するかも重要ですね。部屋の形状、寸法、材質、反響等を強力なスイープ信号を入れて、測定します。同じ信号をスイープしても、マイクの位置で相当特性が違います。その位置による差を計測して、スウェーデンの会社に送ると、数分で位相と周波数特性を整えたのが、送られて来ます。
それを聴くとびっくりです。周波数特性も位相特性もあって、同じ装置とは思えないほど変化しています。使用しているSPはTW4型のシングルのウーファーと、DDDユニット一本のTroubadour 40ですから、家のウーファーが二本のTW3と、DDDユニットをスタックした、Troubadour 80の半分のSPで、壮大なオーケストラや、生のビッグバンドが目の前にいる様な迫力ある音を聴かせます。
驚きました。私が耳だけで、長年かかって微妙なSPの位置調整を行って来た音に、あっという間に肉薄してきます。
これがAIの技術なのですね。時代の大きな変換点に立っていることを実感しました。
カーオーディオやヘッドフォンの世界が、どんどん大変換しているのは聴いていましたが、リスビングルームの調整用に特化したソフトウェアーが、ここまで進化しているとは驚きです。室内を測定して、それを調整する過程で、世界中のリスニングルームの特性が、Dirac社側に蓄積していきます。
今日の測定で、珍しい、全方位型のSPの位相特性が入ったわけです。ウクライナ戦争下で、ドローンの操縦技術が飛躍的に改善実用化した様に、カーオーディオだけではなく、どの様な部屋でも、机の上でも、コンサートホールが三次元に出現できる様になって来たのです。その情報の蓄積は毎日加速度的に高まり、自動的にソフトへと反映されていきます。
Aiの進化が驚き、また恐れられて来た様に、オーディオの世界も大転換期を迎えた様です。個人的には、この技術を応用した、DECOLAを再現したいと思いました。
by TANNOY-GRF
| 2025-04-05 10:19
| 行ったり
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Comments(7)
便利になりましたね。この「音響測定出張サービス」なるものはこれから需要が増えると思います。一度合った音を聴いておく経験は大切だと思います。
プー博士 凄い時代になって来たものです。オーディオという趣味を二分するぐらいの大きな変換です。誰でもよい音を聞けるのは驚きですが、問題は自分が聴きたい音楽、音の目標があるかを問われます。ここから先の微調整が新しいオーディオなのかもしれません。
凄いことになってきましたね。例えば、ウィーンフィルの録音は、ムジークフェライン?の響きにとか自室の音を設定してもらうことも可能になるのでしょうか?だったら良いな。
別件でこちらも重要な案件があります。(笑) スーパーの冷凍食品売り場でごぼ天の冷凍食品を発見しました。
フレンチフライみたいな感じで、以前の写真で見たものと似ています。
食べ物関係ばかり力が入ってすいません。(苦笑)
別件でこちらも重要な案件があります。(笑) スーパーの冷凍食品売り場でごぼ天の冷凍食品を発見しました。
フレンチフライみたいな感じで、以前の写真で見たものと似ています。
食べ物関係ばかり力が入ってすいません。(苦笑)
リウーさん 今回の一番の驚きは、自分の好きな音になるということです。いい音が出たときの周波数とか残響を覚えていて、その好みの音に調整していきます。その部屋の固有の問題も解決します。オーディオマニア的な面白さは、なくなるかもしれませんが、カメラと同じで、絞りとかシャッタースピードとかに気を取られなくても、いい写真が撮れるのと同じですね。問題は、その景色を切り取れる力とか、いい景色を見つける力というか、個人の力が問われれるのです。その意味より難しくなって来たのかもしれません。
九州のごぼう天は、確かに、ポテトチップみたいな形ですね。美味しいですよ!
九州のごぼう天は、確かに、ポテトチップみたいな形ですね。美味しいですよ!
GRFさん:
ご無沙汰しております。その後「Auro-3D友の会」を立ち上げたほどのマルチ派である私が唯一欲しいと未だに思い出す2chシステムは、一度GRF邸で聴かせていただいたGPだけです(笑)。そのGRFさんがついにDirac Liveに触れたらしい、との連絡をK&Kさんから受け(笑)、急遽当該記事を拝読させていただきました。
カーオーディオで知られている、とのご紹介でしたが、このDirac Liveというソフトは、マルチチャンネルの世界でも非常に有名で、私も4年ほど前からわざわざこのソフトを使いたいがために、StormというAVプリに買い替えた(当時はAVアンプではStorm社の製品が独占的にDirac Liveを扱っていたため)ほどです。
ご存じのように、最近の3Dマルチは定義されているSP数が増え、私の愛する(笑)Auro-3Dでは13ch必要です。13台(これにSWが加わる)の距離と音圧とf特と位相をすべて手動で揃えることはほとんど人間技では不可能なので(汗)、この分野でDirac LiveというAI?音響補正ソフトが有名になったのです。
つまり、このソフトの真価は、たった2台のSPとルームアコースティックを補正するところ(これであれば、例えばアキュフェーズでも持っている技術)に留まるのではなく、10台以上のSPのピントを、リスニングポイントにおいてぴったり合わせられる、というところにあります。
是非、一度体験されると、別世界を体験できると思いますよ。よかったらK&Kさんと
ご一緒に伊豆までどうぞ!
ご無沙汰しております。その後「Auro-3D友の会」を立ち上げたほどのマルチ派である私が唯一欲しいと未だに思い出す2chシステムは、一度GRF邸で聴かせていただいたGPだけです(笑)。そのGRFさんがついにDirac Liveに触れたらしい、との連絡をK&Kさんから受け(笑)、急遽当該記事を拝読させていただきました。
カーオーディオで知られている、とのご紹介でしたが、このDirac Liveというソフトは、マルチチャンネルの世界でも非常に有名で、私も4年ほど前からわざわざこのソフトを使いたいがために、StormというAVプリに買い替えた(当時はAVアンプではStorm社の製品が独占的にDirac Liveを扱っていたため)ほどです。
ご存じのように、最近の3Dマルチは定義されているSP数が増え、私の愛する(笑)Auro-3Dでは13ch必要です。13台(これにSWが加わる)の距離と音圧とf特と位相をすべて手動で揃えることはほとんど人間技では不可能なので(汗)、この分野でDirac LiveというAI?音響補正ソフトが有名になったのです。
つまり、このソフトの真価は、たった2台のSPとルームアコースティックを補正するところ(これであれば、例えばアキュフェーズでも持っている技術)に留まるのではなく、10台以上のSPのピントを、リスニングポイントにおいてぴったり合わせられる、というところにあります。
是非、一度体験されると、別世界を体験できると思いますよ。よかったらK&Kさんと
ご一緒に伊豆までどうぞ!
Auro3Dさん ご無沙汰しております。ご存知の通り、家ではシンプルな2チャンネルのステレオを展開しておりますが、SP製作者の大山さんが、高価なネットワークをなんとかシンプルなチャンネルデバイダーで置き換えられないかといろいろなアプローチで実験されております。私も50Hz以下のサブウーファーの繋がりをシンプルにできたらといいなと思っています。大山さんの実験室で、Dirac Liveの効果を目の当たりにして、時代は変わって来たと実感しました。面白くなって来ました。
GRFさん
そうですか、低域の再生品質の向上を目的にされるのでしたら、Dirac Liveはいいですよ! DLBCとかARTと呼ばれるテクノロジーがあり、特に後者は低域再生にはうるさい(笑)K&Kさんも驚かれたほどですから!是非、Tryしてみてください。
そうですか、低域の再生品質の向上を目的にされるのでしたら、Dirac Liveはいいですよ! DLBCとかARTと呼ばれるテクノロジーがあり、特に後者は低域再生にはうるさい(笑)K&Kさんも驚かれたほどですから!是非、Tryしてみてください。




