2025年 07月 05日
岩ちゃん邸のA3で実験しました |
金曜の夜は、六月に遊びに来てくれた岩ちゃんのお宅の音を聞きに行って来ました。岩ちゃん邸は、市川駅と本八幡駅の中間、東京外かく環状道路のそばにあります。都心を挟んで、東京の反対側ですね。4時近くでも暑い中、青梅街道でタクシーを拾って、高円寺駅まで行き、中央線の快速で御茶ノ水まで、そこで総武線になり変えるつもりです。
高円寺駅のエスカレーターで上ったあたりのホームは、快速に導入されたグリーン車のおかげで、その前後の車両の辺りが大変混む様になりました。荷物もあったので二号車まで移動して快速を待っていると、来た快速は相当満員でした。運よく次の中野駅で開いた座席を見つけ座りましたが、周りは外人観光客ばっかりでした。
最近はどこに行っても外人ばかりで、相当観光客が訪れているのを感じます。この電車が混んでいるのは、始発の青梅駅付近の単線の待合いによる遅れで、4分ほど遅れて来たからですね。その遅れで、お茶の水のホームでは、反対側の総武線が行ったばかりで、次の電車を待っていましたので、狭いホームもいっぱいになりました。
幸いにも、次の秋葉原でまた席に座れて、岩ちゃんに大体の到着時間をメールしました。後は順調で、お茶の水からは、25分ほどで江戸川を越えて千葉県側に入りました。待ち合わせはバスの停留所がない南口側でした。ほどなく岩ちゃんの車が現れお宅に向かいました。
岩ちゃんのお宅は、新しく整備された東京外かく環状道路のそばで、車で来ると便利なところです。今日も後から参加される、金町のA5さんのお宅にはワープした様にあっという間に着きます。後からA5さんも来られるので、そのスペースを開けておくため近くの神社の駐車場に車を入れられました。その神社の森は岩ちゃんのご先祖様から代々守られていて、平田緑地と呼ばれる、昔からのままの素敵な空間でした。
さて岩ちゃん宅には、オーディオルームを改造した後、一年ほど前に一度お邪魔しましたが、その時とは使用されている機器類が大幅に変わっています。
現在の装置は、
CDプレーヤー プレイバックMPS-5
LPプレーヤー ウィルソンベネッシュ SME3010
カートリッジ HELIKON
ヘッドアンプ ムンドH1
プリAmp FM155
PW Constellation. 1.0
SP MAGICO A3
CDプレーヤーも、プリアンプも、何よりもメインアンプが Constellationに変わっています。これが大きいですね。早速聞かせていただきました。同じ部屋、同じSPなのに前回とは全く違ったスケール大きな音がします。しばらく聞かせていただき、そのパワーアンプの位置をほんの少し、3ミリぐらい右に寄せて、幾分前にも出させていただきました。
CDプレーヤーが変わり、プリとメインも変わったので、以前とは別物の音がしていて、嬉しくなりました。A5さんのアドヴァイスがやはり効いているのでしょう。
しばらく聞かせていただき、今日の目的のツィーターの実験を開始しました。Magico A3のまとまった音のバランスを崩さず、どの様にツイーターを付加するか?A3に使用されている、28ミリのベリリウムツィーターに合わせるには、ダイヤモンドかセラミックかの選択も必要です。またそのツィーターを付加するための低域カット用のコンデンサーの値はどうするか・・色々と試してみることがあります。
A3の特徴であるベリリウムツィーターの特徴を活かすために、音色の変化の少ないダイヤモンドから試してみることにしました。コンデンサーの値も、ツィーターが出しゃばらない、1.36マイクロファラッドから、聴いてみましょう。置き場所は、うちのユニコーンでも置いている床に近いところです。
この床に近いところに置く方法は、上部にあるベリリウム・ツィーターの音色の変化を最小限にします。全く違和感はありません。A3全体の能率は88dbです。ダイヤモンドのツィーターは、93dbですから、5dbの差があります。その差を利用してカットオフを19KHzぐらいで聴いています。
うちのユニコーンは、バックロードホーンの開口部に置いてありますから、床に直接ではありません。今回は試しに床に置いて、床の保護と、反射を低減するために木部磨きや埃取りにも使っているポリエステルの青い生地を敷いています。これもうちと同じ方法です。うちの場合は、ユニコーンの美しい木部の保護が目的ですが。
すると最初から、良い結果が出ました。床一面に、コンサートホールの空間が広がります。そして何よりも、オーケストラの低音部の充実が顕著です。重心が下がり、スーパーウーファーを入れた様に最低域が伸びます。いつもながら不思議な現象です。A3のキャビネットがあたかもA5になった様な響がで始めます。
何枚かCD聴いていきましたが、色々な分野の音楽を聴いても大丈夫です。
岩ちゃんから、それではセラミックの音はどうなるかを聴こうと言うことになりました。ダイヤの音は透明すぎて、優しいのですが、激しい音なども優しくなってしまいます。交換は簡単です。床との間に、椅子の脚だった硬い木材を挟んでみました。床から少し浮き、音の響きが変わります。また、聞きながらツィーターの位置も前後に動かしてみました。セラミックでは、これらの調整が効き音の実在感が上がります。
A3の音自体が楽しく躍動し始めるのです。低音の迫力、中音の輪郭とエネルギーの発散、高域の広がりと、シンバルやトライアングのリアリティが半端ではありません。A3にはダイヤより、このセラミックの方がマッチしますね。こんなによくなるのはとても嬉しいです。価格差が大きすぎますので、ダイヤよりマッチングしているセラミックでいいのはコストパフォーマンスが高過ぎです(爆)
我々の中では、テストレコードの本命版のカプラン・ウイーンフィルのマーラーの第二番、それのSACD盤を出して来て、冒頭から聞き始めました。圧倒的なコントラバス の響きです。分厚いホルンや金管群の立体感と実在感、先日お二人が聞かれた、サントリーホールでのマケラ・パリ管の実演も彷彿とさせる力感あふれる再生に驚きました。この部屋のサイズで、A3で、これだけの音を出せるなんて本当に驚きだし、通常のスピーカーで奥行きある立体音が聴けるのは、私にとっても驚きでした。
そのまま最後まで全曲を聞き通しました。試聴を目的とした会で、二枚組のCDを通して聞くなんて考えもつきませんでした。すごい時間を3名は共有したのです。
気がつけば9時を回っています。さすがにお腹が減って来たので、近所のファミレスで、コストパフォーマンス抜群のイタリアンをいただきました。私だけ車ではないので、500mlで400円という驚異の経済性で、グイグイ飲める白ワインをいただきました。
その後、岩ちゃんに東京の反対側である私の自宅まで送っていただきました。高速も空いている時間帯でしたが、岩ちゃんの運転は、スムーズで、本当に上手で、気持ちいいいまま自宅まで届けていただきました。あれからご自宅に戻られたのですから、深夜を越していたでしょう。
岩ちゃん、A5さん、本当に驚きに満ちた、また楽しい晩でした。ダイヤとセラミックのコスト差が、10倍であることを考えると、セラミックのパフォーマンスは無限大だと思います。よかったですね。セラミックが到着したらまたお邪魔しましょう!
最高に楽しい晩でした。
by TANNOY-GRF
| 2025-07-05 23:19
| 行ったり
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Comments(2)
早速、セラミックのツイーターを発注しようと連絡をしたら、なんと前回より二割も上がっていました。ツィーターばかりではなく、コンデンサー類も!先月、ダイヤモンドを取り寄せた時は、一割でした。それでもダイヤは高額なのでその一割でセラミックが購入できるほどです。オーディオ製品だけではなく、世界中、全ての物価が上がっています。円安に加えて、輸入物価の高騰は、オーディオ製品ばかりではなく、食料品も電気やガスにも及んでいます。その分、日本の貯蓄が急速に目減りしていることです。
このMagicoにセラミック・ツィーターがマッチするのは反響がすごく、ダイヤは到底無理だけど十分の一で済むのなら試してみようという方が続々と出てこられました。ただ、人気のあるコンデンサは在庫がないし、本体の価格は去年より随分と上がりました。ダイヤの値上がり分だけで、通常タイプは楽に買えるぐらいです。円安と原材料の値上がりは、オーディオだけではなく、全ての商品に影響を及ぼします。







