2025年 07月 25日
真夏のブラームス |
六月のミューザで行われた沖澤のどかと都響の春の祭典の演奏が素晴らしかったので、都響の公演を探したら、7月の末に、アラン・ギルバートとブラームスの第3番、第4番を演奏する定期演奏会が水曜日、都響スペシャルとして翌日の木曜に演奏会がありました。早速Web会員になりチケットを購入したら、7500円のS券が、シルバー割引で6000円で購入できました。当日の観客はやはりシルバー世代が多いと予想できます。
それでも、気温は35度を超えていますから、上野の公園も歩く人はまばらでした。今日は、タクシーでJRの高円寺駅まで出て、中央線の快速で神田駅まで。わずか五つですからあっという間につきます。そのまま神田駅構内を人々が動くように歩いていたら、ホームには京浜東北と山手線が到着します。エスカレーターからそのまま一番近いドアーに乗ると、すぐに電車は走り始めました。

東京駅まで行ってきても、時間はまだ5時半です。開場は6時ですから、まだまだあります。それでも、徐々に人は集まってきました。平日ですし、シルバー割引のせいで、列を作り始めた人はやはりシルバー世代でした。

会場に入ると、今日はブラームスなので、オーケストラは普通のサイズです。文化会館のステージだとオーケストラが小さく見えます。席を探したら、中央通路の後ろの2列目でした。そのステージに向かって右側。上の写真の反対側ですね。サントリーホールやミューザ川崎のワインヤード型のホールを見慣れた目からすると、文化会館はやはり古く感じます。やはり昔の設計で、席が狭いです。来年から全面改修工事で、なんと3年間もホールが閉鎖されます。三年後だと、新しいホールには戻って来れないかもしれませんが、座席の大きさを改善して欲しいです。現在の大きさでは、お互いが避けないと肩がぶつかるほどですから。定員は少なくなってもその点は大幅に改善して欲しいですね。
上野の文化会館へは、何十回ときていますが、来るときはさほど感じないのですが、帰りの電車が混むのが、難点です。そして予約した6月の時は失念していましたが、今日7月24日は梅雨が明けていて、日本中に異常高温アラートが出ていました。北海道も史上初の40度超えの警報が出る始末です。しかし東京は、水曜日も木曜日も夕方は、乾いた風が吹き、ジメジメしていないので、少し過ごしやすい感じになってきました。
それでも、気温は35度を超えていますから、上野の公園も歩く人はまばらでした。今日は、タクシーでJRの高円寺駅まで出て、中央線の快速で神田駅まで。わずか五つですからあっという間につきます。そのまま神田駅構内を人々が動くように歩いていたら、ホームには京浜東北と山手線が到着します。エスカレーターからそのまま一番近いドアーに乗ると、すぐに電車は走り始めました。
ん? 方向が逆です。電車は東京駅のほうに走っているではありませんか?何も考えずに人々が移動している中で、エスカレーターに乗り、電車が来たので、そのまま乗ったらこの始末です。これは、老人力ではなく、人々に流されたせいでしょう。電車はそのまま東京駅へ。エスカレーターを降りたら中央通路。久しぶりです。コロナの時は、この通路の満員の状況が嫌で、大阪に行くにも車で移動しているのに、こんな間違いで、東京駅の地下通路に来るとは!笑ってしまいます。構内はだいぶ模様替えされて、高級なお弁当屋さんが並んでいました。
中央通路から隣のホームには、エスカレーターがなく、階段で上がりました。山の手線のホームは中央線みたくホームが高くはありませんから、あまり苦になりませんでした。この階段を歩いて上がるのは、何十年ぶりです。
ホームに上がると、また京浜東北線と山の手線がすぐきます。京浜東北線の方が混んでいますので、山の手線に乗りました。電車の中の案内は、例によって四ヶ国語あり複雑で見にくくなっています。上野に上る方は、内回りの山手線と呼ばれています。内回りは、英語でなんと表現しているのだろうと、目まぐるしく変わる案内板を見ていたら、Inner boundと書かれていました。よく聞くBound for Tokyoのboundを使用しているのですね。ただのInner circleではわかりにくいのかもしれません。
などと気を取られていたらすぐに上野です。ここで降り損ねたら、それこそ老人力が強すぎです。階段を上がると、延長した構内が改札口まで続いています。暑いからでしょうか、人混みはまばらでした。

30分待って、ようやく開場です。今日は電子チケットのシステムを使って予約しているので、席の番号が開かれた画面を表示しますが、どのように受け付けるのでしょう。係員のお姉さんは、画面を触り魔法をかけると画面が受け付け済みになりました。でも次回からは、紙のチケットを発券してもらいます。シルバー世代ですので。

それと、トイレです。現在は、女性用と男性用が同じ位置の反対側にあり、階段も二段下がらないといけません。休み時間はその階段まで長い列が並びます。男女の位置を大幅に変えても全面的に改善してください。それと、スナックやバーカウンターの充実を望みます。軽いサンドイッチもコンビニまでとはいえなくても安価で重質して欲しいですね。文化会館は庶民のためのホールですから。
一方不思議なのは、サントリーが経営しているのに、サントリーホールのバーカウンターの貧弱さと、値段ですね。コンセルトヘボウでは、アルコール類や飲料はタダで振る舞っています。サントリーの高い入場料を考えると全員にシャンパンを振る舞っても良いのに!
さて肝心なギルバートの演奏ですが、第三番は、音が小さく、響に厚みがなく、ティンパニーも歯切れが悪く、、金管は瑕疵はないけど、迫力不足で、先月ミューザで聞いた同じオーケストラとは思えぬ程でした。ギルバート特有のながれるような指揮が、そうさせるのでしょうか?それとも文化会館の音がドライだからそうなるのでしょうか。三楽章も表面的に音が流れます。最終楽章になってようやく、響きが立ってきました。それまでは、後半を聞かないで帰ろうかと思っていたほどです。
仕方がないので、気つけにワインを一杯!安いワインですが、不味くはありませんでした。まだ帰るかどうか悩んでいました。三番の終楽章に少し改善の傾向はありましたから、第四番は最初からいいかもしれません。しかしオーケストラの音がミューザとはこれほど違うとは。
聴いている場所が悪いのか、文化会館の音がこうなのか、ひと月前と同じオーケストラとは思えないほどでした。この演奏を聴きに上野まで酷暑の中聴きに来る必要はありませんでした。先月のミューザの時のあの音の厚さと迫力はどこに行ってしまったのでしょう。アラン・ギルバートの意向なのでしょうか。聴いていた位置が悪いのでしょうか?今日は演奏ではなく、音響的に音を聴いてしまいました。
救いは、終楽章のフルートが立派だった点でしょうか。木管は良かったですが、コントラバスは6本で音が薄く、サントリーなら十分でしょうが、文化会館では14型ではなく16型が必要だと思います。ホルンは厚みがなく不安定でした。ブラームスでコントラバスとホルンが鳴らないと難しいかもしれません。Vn群はずいぶん頑張っていたのですが・・。
終わると、2,000名の観衆は、何処へと散っていきます。一番多いのはJRでしょうが、色々な方向に分かれますので、神田駅に戻ったときには、誰が観衆だったかはもうわかりません。いつも満員の中央線の快速、行楽帰りの2歳ぐらいの女の子と、大人しそうな五つぐらいのお兄ちゃんとそのお母さんが、新宿まで優先席を占領していました。それでも新宿ー高円寺間は座ることができました。狭軌の線路幅で揺れる区間ですので助かりました。暑いので、高円寺で一杯と言うことにもならず、早々に帰ってきました。
やはりブラームスは、寒く、暗いときに聴く曲ですね。
by TANNOY-GRF
| 2025-07-25 19:02
| 演奏会場にて
|
Comments(4)
今日はさらに暑かったです。仕事で加須から行田のほうに行ってきました。加須を降りた時は、車の温度計で36度、それが行田に近づくと37.5度。帰り道は東北道が渋滞しているので、圏央道から関越道に戻りました。三芳のパーキングに戻ってきたのは、午後1時ごろでした。車から出たら、サウナに入ったようでした。温度計は、41度を超していました。暑いなんてものではありませんでした。
真夏にブラ3ブラ4だけの演奏会とは思い切ったプログラムですね。
何か意図があったのでしょうね?
何か意図があったのでしょうね?
椀方さん 一週間前にサントリーホールでブラームスの一番、二番がありました。そちらの評を見るとホールとコントラバス がマッチして十四型でも豊穣な音を出していたそうです。ホールの差でしょうか。
ようやく、サントリーホールの一番、二番の演奏をテレビで見ました。確かにテレビでも、豊穣な音がしています。都響なのに、文化会館での差がこんなに大きいのですね。今日は2月22日ですが、あの日の暑さを思い出しました。



