2025年 09月 22日
京都のKさんのセラミックツィーター導入記 |
「GRFのある部屋」さんのブログで、2024年8月に始まったダイヤモンド「騒動」がずっと気になっていました。多くの方がその音に感動して、導入する人も増えていましたし、各種実験も行われてノウハウが蓄積されていきました。実際に「その音」を3人のご自宅で聴かせてもらい、その凄さに驚きましたが、高価なことと我が家のシステムではどれだけ有効なのかが気になり、すぐには導入できませんでした。
その後もブログで情報収集を続けていましたが、2025年7月5日のブログで、我が家のスピーカと同じメーカーのMAGICOの「A3」では、セラミックがよかったというレポートがあり、思わず30cmほど飛び上がりました。これは導入するしかないと思い、すぐにGRFさんに連絡しました。
原材料や為替の影響で値上がり傾向であるということだったので、その場でセラミック・ツイータとコンデンサの手配をお願いしました。
ツイータ本体と0.22μFのコンデンサは1週間ほどで届きましたが、1.00μFのコンデンサは数週間かかるということでした。届いたツイータは製品に組み込むための「素材」なので、製品として市販されているスピーカとは雰囲気が違います。
直径58mm、奥行き30mmほどの円筒形で支えがなく300g弱と軽量のため、転がりやすく、ケーブルの重量で引っ張られて簡単に動きそうでした。端子部もファストン端子のオスが付いているだけで、バナナやYラグといった市販のスピーカ・ケーブルでは接続できません。
そのため、アクリル製のツイータ台を特注し、スピーカ側がファストン端子、アンプ側がYラグで、途中にコンデンサを接続できるケーブルを自作しました。ファストン端子は0.8mm厚のため、対応したメス端子を探すのに苦労しました。ケーブルはAWG16という細めのツイストペア・ケーブルを使用して、実験で容量を決めないといけないコンデンサ取付け部は三又にして、3個のコンデンサが簡単に交換できるようにファストン端子(0.5mm厚)を使いました。
ブログに登場する写真を拝見すると、みなさんはウーファに近い床に置かれていました。我が家はスピーカ・スタンドに載ったブックシェルフのため、ウーファに近づけるには床から70cmほど浮かせる必要があり、マイク・スタンドに取り付けられるようにツイータ台にはカメラ三脚用のネジを切りました。
1.00μFが届くのを待つ間に、国内でコンデンサを探して、かろうじて在庫のあった0.15、0.56、0.68を手配しました。
そうこうしているうちに1.00とツイータ台が届きました。いよいよ音出しです。まずはコンデンを 1.00+0.22=1.22にして、マイク・スタンドは使わず、スピーカ・スタンドの底板の上に置くところから始めました。
いきなりすごい音が出ました。繊細で、明瞭で、音が広がります。スピーカを2ランクぐらい上に替えたような印象でした。この段階でセラミックの導入は成功だったと思いました。
このあと、コンデンサを 1.22、1.24、1.37、1.39と試した結果、以降のテストは1.00+0.15+0.22=1.37で行うことにしました。
スピーカ天板上、ウーファ直下、スピーカ・スタンド底板上、その中間、床カーペット、床に黒御影台と試しましたが、床上に黒御影石が一番でした。さらに、前後外内では、外に寄せると音は広がりますが輪郭がぼやけ、内に寄せると輪郭はシャープですが広がりが減ります。スピーカ軸上付近のまとまりがよさそうです。前後については、本体のツイータ面から約150mm手前がいい感じでした。
アクリル台Ver.2として発注したのは両端を立ち上げてコの字型にしたもので、スピーカ固定用の小さなバッフル板(68mm x 73mm)を取り付けられるようにしました。バッフルにドーム部を固定することにより、ケース部がどこにも接することがなくなるので、音がなんとなくクリアになった気がしました(プラシーボかな)。バッフル板は材質や大きさによって音質に影響を与えるので、ここも検討課題になると思います。
さらに、コの字型の立ち上がり部を省略してバッフル板を付けたVer.3 も計画しています。
このあとも、設置位置、コンデンサ容量、ツイータ台などいろいろなパターンを試して、ベストな構成に持っていこうと思います。GRFさん、ありがとうございました。
京都のK
by TANNOY-GRF
| 2025-09-22 16:15
| 行ったり
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