2026年 02月 23日
和室の調整は、より立体的に! ③ |
二月はいつも短いのですが、加えて、オリンピックがあると毎日がどんどん飛んで行きます。三週間近くやっていた冬季オリンピックも終わり、生活が元の時間に戻っていきます。夜中に起きた時、そのままテレビを見ていた二週間も終わるやはり寂しいですね。夏も冬も出場できる日本の気候に感謝でしょうか?
でも、スピーチが長すぎる開会式や閉会式のあの権威主義はうんざりします。寒い会場で待たされる選手たちや入場者の気持ちはどこへいくのでしょう。今回ばかりではなく、毎回そうですね。
さて、夜もだんだん暖かくなってきました。少し前までは、冷え切った部屋を温めるのも大変なので、和室でのオーディオは控え気味でしたが、真夜中になっても冷え切った感じにはならなくなった最近は、昼間だけではなく夜も例の調整を続けています。SPの位置調整は、あってきているのですが、どこかが、冬前とは違います。二日以上、位置調整を合わせても、最後のところでピントが合わないのです。度の合わないメガネをしている様な・・・。
そこで気がつきました。左右の初段管を換えてみようと!早速左右を入れ替えました。やはり雑賀のピントが合わなかったのは、真空管の劣化でした。今まで右側に感じていた音場の狭さを今度は反対側に感じます。気がつけば、なぜ早くやらなかったとも思いますが、SPの位置調整を終わらせないと最終決断までいきません。
初段管は6201・12AT7です。一番ありふれた球かもしれません。それゆえに世界中の真空管メーカーが製造しています。そして、そのすべての球の音が違うのです。とり電流が流れる12AU7よりも、増幅度が高い12AX7よりも、微妙に音が違うのは12AT7なのです。昔は、TelefunkenやSiemensなどのドイツ系のタマを使っていましたが、最近は、低域の豊さを求めて、RCAやGEなどの英国系か米国製のヴィンテージ管を使っています。
スペアの中から、GEのタマを探してきました。何本かあるのですが、今回の様に片側だけ劣化したのもありますので、順列に差し替えて、ペアー度を合わしてみます。すると今までの調整がなんだったかの様に音の整合性がマッチするのです。
左右が重なり合う中央部分の立体度が増して、空間が広がります。この音を求めてSP調整を繰り返してきたのですが、そちらもぴったりあったから、微妙な真空管の差がわかったのでしょう。久しぶりに気持ち良い音がしています。
しかし毎回思うのですが、左右のSPの調整をするのが、どれほど難しいことか、またそれがあった時の音はどれほど素晴らしい世界に変わるのか。わかっていても左右の音を合わせるのが、いかに難しいかを感じます。ほとんどのステレオ装置は、まだ本当のステレオサウンドを出していないのではとさえ思います。
先月TDさんのお宅でも、少しだけ触らせていただきましたが、ほんの僅かの位置調整で、あれほど変わるのですから。いつも試聴に使うCDを掛けて、差を実感して、新しいCDを掛け始めました。最近は室内楽が多いのも老人力のおかげでしょうか。
by TANNOY-GRF
| 2026-02-23 15:22
| オーディオ雑感
|
Comments(3)
記事とは関係ないのですが、IVーSJに興味があります。測定用で音楽を聴くには適さない面が多々あると聞いたのですがどうなんでしょう?イコライザーが合わなかったりしませんか?ヘッドホンをステレオで聴くには工夫が必要とも。ノイズが乗りやすいとか。でも帯域幅などポテンシャルは高いのかなぁ。IVーSと比べてどうなんでしょう?
まささん Nagraは色々とあります。SJが音楽を聞くのに適さないと言われるのは、実際にやってない人の意見です。テープは、自分の責任で、覚悟を決めて始めてください。
返答ありがとうございます。今ヤフオクにIVーSJが出品されてて狙っているのですが、ジャンクなので修理代も頭に入れて、様子をみています。迷っていますが、出たとこ勝負ですね。素晴らしい音だと言うことは、色々調べて想像出来ます。



