2008年 05月 10日
アナログ三昧の連休-2 TD-124 |
早速、iさんの124を拝見しますと、見事なキャビネットに収まっています。末広がりの安定したフォルムも音の良さを予見されます。軽くたたくと乾いた響きが返ってきます。四隅には硬質な足が付いていて、振動は本体との間のクッションゴムが吸収する構造になっています。黒くきれいに塗装された姿からはわかりませんが、クリアー塗装のタイプを見ると、四隅で固く接合されているのがわかります。キャビネットの構造は、この様になっています。

横からの写真をよく見ると、台形のフォルムをしているのが解りますね。振動をしっかりと吸収しているのでしょうか?TD-124を語るときよく言われるのが、マッシュルーム型のゴムです。本体とキャビネットをまるで車のタイヤのように浮かしています。長く使って来るとそのゴムが硬化している場合が有ります。新品に替えるとやはり柔軟さが増すようですね。

それまでお使いのキャビネットは、やはり専用に作られたものでしたが、構造は普通の箱でした。私も使用しているタイプのものです。かなり軽い材料で作られているのが多く本体の重量とゴムの弾性、そしてキャビネットの構造のバランスが悪かったのでしょう。結果的にキャビネットを交換すると音が変わります。激変すると言っても過言ではありません。

私の124は、整備が終わって帰ってきても、いっこうにS/N比が改善されませんでした。40年前のプレーヤーでは所詮この程度だろうとも思いましたが、これでは整備に出した意味がありません。ただ、綺麗に掃除されて帰ってきただけになってしまいます。ところが、キャビネットが新装されたiさんの124を聴いて驚きました。実用上まったく問題の無いレベルまでノイズが落ちているからです。再度整備してくれたところに連絡をして今一度送り返して調べて貰いました。
すると、先方でも「本日TD124到着しました。早速チェックしましたが、やはりモーターの振動がかなり出ていました。こちらで発送する前にチェックした状態とはぜんぜんノイズの量が増えてしまっています。担当した者によれば、モーター軸受け部のベアリングボールの位置がずれてしまって、不規則な振動が発生しまっているそうです。」と連絡が入り、翌日「さきほど、モーターを分解しましたら、モーター下部軸受け部のベアリングボールが外れていました。めったに無いことですが、運送中に外れることがあります。」と連絡が来ました。それで安定させてから送ると言うことで、連休を心待ちに待っていました。

ところが、連休前半が終わってもまだ、調整中とのこと。「本日、モーターベアリングの交換、アイドラーホイールの交換、アイドラーホイール下部のワッシャーショッパー製ノイズリダクション仕様に交換、モーターを再度8VAC起動までチューンアップ。5日間ほど慣らし運転して、再度組み立て調整して、来週後半に発送予定です。」との連絡が入り、連休中には聴けなくなりました。そこで、馴らしは当方でするからと出来たら連休中に間に合うように送って欲しいと懇願しました。折角オーディオを行うために明けたスケジュールが無駄になってしまうからです。
連絡が入り、「連休中に届くようにできないものかとの、iさんからもお電話をいただきました。担当の者に伝えましたら何とかしてみるとのことですので、明日発送、明後日(5/4日曜日)到着予定で進めてみます。」良かった!これでどうやら広範囲は間に合いそうだと、安堵しました。
ところが、「この二日間ほど、ゴロに対して徹底的に調整してみましたが、調整した日はノイズ皆無なのですが、次の日の朝になると、また不規則なランブルが出ていろいろやってみましたが、やっと原因がわかりました。真鍮製金属軸受けの位置を定着させるバネ(写真1)の一箇所が切れていました。
到着して分解したときは、切れてはいなかったのですが、やっと悪い部分が表出してくれましたので、具体的な対処が出来ました。ですから、もう二三日様子を見させていただき、これで問題ないと判断した時点で発送させていただきますので、よろしくご理解くださいますよう。」解りました。それでは容赦しましょう(笑)そして「予定では本日そちらに届いていなければいけないのですが、わずかな振動が少しづつ、すこしづつ減少していっておりますので、もう少し、こちらで慣らし運転させていただき、納得できるレヴェルまで、ノイズが減少した時点で発送させていただこうと思っています」最終的には、一週間遅れでようやく到着しました。
組み立てももどかしく感じましたが、ここで焦って事をし損じては元も子もありません。慎重に組み立て調整して音出ししました。ゴロも納得できる範囲まで下がっていました。さて肝心なキャビネットの差です。音がでてしばらくすると音が落ち着き回転も安定してきました。非常に音楽的な音です。夜遅く、Aさんからも連絡が入り、到着した旨を伝えると今から来るとのこと!その晩は深夜遅くまで様々な音楽を調整しながら聴いていきました。日にちが変わる頃、針圧の調整も要領が解ってきて音に磨きが掛かってきました。TD-124の最大の特徴である、美しい音がコンパクトなフォルムから流れはじめたのでした。
メンテナンスが終わったTD−124と新しいキャビネットでようやく奏ではじめた美しい音を聴きながら二人とも満足して、美味しいウィスキーのグラスを遅くまで重ねていきました。


それまでお使いのキャビネットは、やはり専用に作られたものでしたが、構造は普通の箱でした。私も使用しているタイプのものです。かなり軽い材料で作られているのが多く本体の重量とゴムの弾性、そしてキャビネットの構造のバランスが悪かったのでしょう。結果的にキャビネットを交換すると音が変わります。激変すると言っても過言ではありません。

すると、先方でも「本日TD124到着しました。早速チェックしましたが、やはりモーターの振動がかなり出ていました。こちらで発送する前にチェックした状態とはぜんぜんノイズの量が増えてしまっています。担当した者によれば、モーター軸受け部のベアリングボールの位置がずれてしまって、不規則な振動が発生しまっているそうです。」と連絡が入り、翌日「さきほど、モーターを分解しましたら、モーター下部軸受け部のベアリングボールが外れていました。めったに無いことですが、運送中に外れることがあります。」と連絡が来ました。それで安定させてから送ると言うことで、連休を心待ちに待っていました。

ところが、連休前半が終わってもまだ、調整中とのこと。「本日、モーターベアリングの交換、アイドラーホイールの交換、アイドラーホイール下部のワッシャーショッパー製ノイズリダクション仕様に交換、モーターを再度8VAC起動までチューンアップ。5日間ほど慣らし運転して、再度組み立て調整して、来週後半に発送予定です。」との連絡が入り、連休中には聴けなくなりました。そこで、馴らしは当方でするからと出来たら連休中に間に合うように送って欲しいと懇願しました。折角オーディオを行うために明けたスケジュールが無駄になってしまうからです。
連絡が入り、「連休中に届くようにできないものかとの、iさんからもお電話をいただきました。担当の者に伝えましたら何とかしてみるとのことですので、明日発送、明後日(5/4日曜日)到着予定で進めてみます。」良かった!これでどうやら広範囲は間に合いそうだと、安堵しました。
ところが、「この二日間ほど、ゴロに対して徹底的に調整してみましたが、調整した日はノイズ皆無なのですが、次の日の朝になると、また不規則なランブルが出ていろいろやってみましたが、やっと原因がわかりました。真鍮製金属軸受けの位置を定着させるバネ(写真1)の一箇所が切れていました。


メンテナンスが終わったTD−124と新しいキャビネットでようやく奏ではじめた美しい音を聴きながら二人とも満足して、美味しいウィスキーのグラスを遅くまで重ねていきました。
by tannoy-grf
| 2008-05-10 10:00
| 行ったり来たり
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Comments(1)
Unicornです昨日はじっくり近況を話せず残念でしたが、週末までお預けです・・・、実はGRFさんのこのブログを読んで驚いたのですが、小生もあと一歩でTD124をRMG212付きで購入する寸前まで行っていたのですが状態が??ARMが??で止めてしまったところでした(要は現在使用しているShreType5MRの針が無くなったあと、OrtofonのSPU-Synergyを使用したい・・・・が全てのキッカケ)、現在はARMも含め思案中です。

