2008年 12月 15日
師走に走る |
例年そうなのですが、12月になるといろいろなことで忙しくなります。いつものスケジュールに年末特有のイベントや会合があるのも忙しさに輪をかけているようです。そんな中、皆さんのおかげで今週は大阪と東京で二つの生演奏を聴くことができました。二つとも夜八時からのスタートだったので参加できたのかもしれません。両方ともお酒の所でした。やはり、ホールや公共の施設を借りてする演奏会では、どうしても終了時間に制限があります。後片付けを終えて22時までに撤去という条件ですと、遅くても7時に始めないと終わらなくなります。終演後の電車やバスのことを考えてでしょうが、平日ですと仕事を終えてから7時に間に合わすのはかなりの心構えが必要です。
大阪では堂島の御堂筋沿いにあるクラシックのサロンをご紹介いただきました。ヨーロッパのお城の中のサロンのようで、大変落ち着ける場所でした。北の新地の中にあるとは到底思えません。最も、きれいな黄色に染まった銀杏並木の御堂筋を少し南に下がれば、中之島の落ち着いた景色がみられる大阪の中心地域です。ベーゼンドルファーのピアノがおいてあります。クラシックでこのような常設のサロンは初めてです。東京でもあまりないのではないでしょうか?私の知っている限りでは、新宿のレストランはありますが。本格的なバーまで備えているところは初めてでした。年内に今一度大阪に出かけそうなので楽しみにしています。
翌日は二時過ぎまで京都にいました。これから急ぎ夜までに東京に戻らなくては行けません。地元の阿佐ヶ谷のライブスポットで、ベースとギターのデュオを聴くためです。半日あれば大丈夫と思っていたのですが、やはり話は長くなり、昼食をとったら二時を回っていました。幸い高速にはすぐ乗れました。京滋バイパスから名神に入ります。新名神が出来て時間がかなり短縮しました。大きな琵琶湖の周りを回る必要もなくなりました。伊勢湾道路を経由して、東名の東京インターまでは約450キロです。今までの名神経由より35キロほど短くなっています。料金は変わりません。問題は渋滞の危険性です。東名はいまだに大部分は二車線ですから、事故があればたちまち渋滞します。その意味では、南アルプスを大きく迂回するため距離が50キロほど長い中央道の方が、連休恒例の渋滞に遭わなければ、かえって早いです。特に東名を降りた後の環八の渋滞が懸念されます。
新しく出来た新名神と伊勢湾道路の走りやすさを考えて亀山経由の道を選びました。静岡辺りまではきわめて順調でしたが、富士と沼津の間で事故渋滞があり、30分ほどロスしました。それでもほとんど休まずに来たおかげで、夜の七時には東名を降りて環八に入りました。案の定環八は渋滞中でしたので、甲州街道に抜けて戻ってきたのが、7時半!開演30分前でした。ライブハウスには10分前には滑り込めました。ついてからしばらく長時間の連続運転でボーとしていました。当たり前です。
今夜の演奏は、60年代から活躍されている大御所の二人ベースの稲葉国光さんとギターの仲牟礼貞雄さんのデュオでした。お二人とも70歳をとっくに超えているはずですが、稲葉さんの熱いベースと仲牟礼さんのクールな組み合わせがすてきでした。長年、ギターやベースを弾かれてきた指先が進化されているのが印象的でした。ご一緒したUnicornさんとお友達と一緒に眼前1メートルで聴くことが出来て最高です。イタリア帰りの篠さんのお土産のワインを飲んで、ゆったりとそして熱い演奏を聴いていたら心もからだも遠赤外線のようにだんだんと暖められていきました。
写真はいずれも、ご案内をいただいたカメラマンの篠さんです。
大阪では堂島の御堂筋沿いにあるクラシックのサロンをご紹介いただきました。ヨーロッパのお城の中のサロンのようで、大変落ち着ける場所でした。北の新地の中にあるとは到底思えません。最も、きれいな黄色に染まった銀杏並木の御堂筋を少し南に下がれば、中之島の落ち着いた景色がみられる大阪の中心地域です。ベーゼンドルファーのピアノがおいてあります。クラシックでこのような常設のサロンは初めてです。東京でもあまりないのではないでしょうか?私の知っている限りでは、新宿のレストランはありますが。本格的なバーまで備えているところは初めてでした。年内に今一度大阪に出かけそうなので楽しみにしています。
翌日は二時過ぎまで京都にいました。これから急ぎ夜までに東京に戻らなくては行けません。地元の阿佐ヶ谷のライブスポットで、ベースとギターのデュオを聴くためです。半日あれば大丈夫と思っていたのですが、やはり話は長くなり、昼食をとったら二時を回っていました。幸い高速にはすぐ乗れました。京滋バイパスから名神に入ります。新名神が出来て時間がかなり短縮しました。大きな琵琶湖の周りを回る必要もなくなりました。伊勢湾道路を経由して、東名の東京インターまでは約450キロです。今までの名神経由より35キロほど短くなっています。料金は変わりません。問題は渋滞の危険性です。東名はいまだに大部分は二車線ですから、事故があればたちまち渋滞します。その意味では、南アルプスを大きく迂回するため距離が50キロほど長い中央道の方が、連休恒例の渋滞に遭わなければ、かえって早いです。特に東名を降りた後の環八の渋滞が懸念されます。
新しく出来た新名神と伊勢湾道路の走りやすさを考えて亀山経由の道を選びました。静岡辺りまではきわめて順調でしたが、富士と沼津の間で事故渋滞があり、30分ほどロスしました。それでもほとんど休まずに来たおかげで、夜の七時には東名を降りて環八に入りました。案の定環八は渋滞中でしたので、甲州街道に抜けて戻ってきたのが、7時半!開演30分前でした。ライブハウスには10分前には滑り込めました。ついてからしばらく長時間の連続運転でボーとしていました。当たり前です。
今夜の演奏は、60年代から活躍されている大御所の二人ベースの稲葉国光さんとギターの仲牟礼貞雄さんのデュオでした。お二人とも70歳をとっくに超えているはずですが、稲葉さんの熱いベースと仲牟礼さんのクールな組み合わせがすてきでした。長年、ギターやベースを弾かれてきた指先が進化されているのが印象的でした。ご一緒したUnicornさんとお友達と一緒に眼前1メートルで聴くことが出来て最高です。イタリア帰りの篠さんのお土産のワインを飲んで、ゆったりとそして熱い演奏を聴いていたら心もからだも遠赤外線のようにだんだんと暖められていきました。
写真はいずれも、ご案内をいただいたカメラマンの篠さんです。
by TANNOY-GRF
| 2008-12-15 05:25
| 演奏会場にて
|
Comments(2)
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Unicorn
at 2008-12-21 23:15
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今回は御誘い頂き本当に貴重な経験をさせていただきました、人生心に残る演奏会とはそれ程ないのですが、1週間たった今でも、眼前での演奏と仲牟礼さんの訥弁スタイルのおしゃべりは残っています、多分ギターの演奏を聞く度にかれのあの口調と声そのものを思い起こすでしょう・・・
Commented
by
GRFの部屋
at 2008-12-23 08:29
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Unicornさん、先日は楽しかったですね。伝説の演奏家を間近で聴けることはそうありませんが、今回は至福でした。中牟礼さんのユーモアたっぷりの話し方も印象的でした。
また、ご一緒しましょう!
また、ご一緒しましょう!