2018年 02月 28日
寒い二月が終わろうとしています |
今年の冬は、久しぶりに寒く、日本列島全体が寒波に覆われました。とくに二月の前半は記録的な寒さで、諏訪湖の御神渡も久しぶりに見ることが出来ました。都心でも寒かったのですが、少し郊外では、昭和の時代の寒さを思い出したりしていました。
学校の石炭ストーブ、朝の寒さ、昼間のストーブの熱さと、周りに置いたお弁当の匂い・・・学校への行き帰りにつぶして喜んだ霜柱と田んぼの薄氷。ひかげにのこる農業用水に張った氷。薪ストーブ用の廃材の収集と薪割り。二日おきのお風呂当番とその準備。炭をおこして火鉢やこたつのなかに入れる準備。そのこたつに足を入れて、母親と毛糸をほどき、ヤカンの湯気で縮れた毛糸を伸ばし、手巻きで巻いて母親に編んで貰ったお古のセーターと毛糸の手袋・・・遙か遠くになっていた昭和の寒さが、久しぶりに思い出されるほどの寒さでした。
家の階段は吹き抜けで暖房をしていません。冬は使う部屋だけを暖めています。12月の寒かったとき、オイルヒーターのストーブを出してきて、三つの部屋で使いっぱなしにしたところ、とんでもない請求が電気会社から来ました。それに驚き、一月、二月の寒いときも階段部分は暖めず寒さを耐えていました。最近は急に寒くなるとトイレが近くなり、階段を上り下りするためにトイレに寄るのが面倒になっていました(笑)。
椀方さんのアドヴァイスを聞いて、階段下で寒冷地用の石油ストーブを焚くことにして、吹き抜け全体を上昇気流で暖めることにするため、寒冷地用のストーブを注文しました。すると、余りの厳寒に耐えかねたのか、日本中からその強力なストーブに注文が殺到して、その一番寒いときには間に合わず、納品が遅れています。もう三月になろうとするのにまだ届いてきいません。
それではと、内から暖めようと、家の中でもかさばらず、外に出るときには、コートの下に着れるダウンのインナーを注文しました。ところが、こちらも在庫が日本になかったのか、二週間以上経ってもまだ届いていません。Amazon系は配達がめちゃめちゃです。人がいないのでしょう。
注文したときはピョンチャンの会場もマイナス15度ぐらいの寒さでした。その寒波の南端が関東地方にも押し寄せていた頃です。明日からは、三月、春一番か二番が吹き、20度以上の気温に上昇するそうです。一緒に花粉も舞うのが憂鬱です。そのストーブが来たら、一、二度試してから、茅野の家で使うようです。茅野の冬は、ピョンチャンなみの寒さですから。
▲
by TANNOY-GRF
| 2018-02-28 15:10
| よしなしごと
|
Comments(2)