2017年 12月 31日
German Physiks 友の会 第二回例会 ⑧ BOさんのご感想 |
「German Physiks友の会 第二回」に今年も参加させて頂きました。
今回も山下公園まん前の「ル・サロン」での開催。豪華なサロンで高級ワインも楽しめるので、妻と娘から羨ましがられます。
今年のSPはTroubadour40とTW4/2という組み合わせで、相変わらず素晴らしく仕上げの美しいウーファーです。複雑な形状にスキ無く突き板が張られており、凄い木工技術ですね。塗装も見事。外観が綺麗なだけでなく、見るからにしっかりとした音が出そうな造りです。実際に出てきた音も凄い。
Troubadour40は80に比べると表現力に差があるかもしれませんが、見た目の収まりはより良い感じです。ウーファーユニットは18cmx2だそうですが、凄い量感と質感の低音が出てきて驚きました。ビッグバンドの聴き比べでは、CD→マスターCDR→DSD5.6MHzと、一聴して判る音の質感と音場の差が印象的でした。マスターCDRでも充分ですが、DSD5.6MHzは更に良い。なんといっても音源は大事だと、改めて認識します。
続いてKarajanのベートーベンでは、低音の迫力に再び感心しました。やはり、この2回目の全集が演奏・録音ともに一番好きですね。音場も自然ですし、テープに収録された音の鮮度もやはり格別ですね。
第二部の前に、Mさん宅のParagonツアーに参加させて頂きました。昔々Jazz喫茶で聴いたきりで、個人宅のParagonを聴かせて頂くのは初めてですが...う~ん、その美しい威容・貫禄に見とれてしまいますねぇ。もちろん、Mさんの瀟洒なお部屋があってこそですが、本当にカッコいいですね。その、マルチアンプで鳴らされた音は、楽器の質感のリアルさ、声の濃さ...まさに魅惑のサウンドでした。かつてのJBLの職人が造り上げた本格SPユニットが奏でる、リアルで凄みのある音色です。あの素晴らしい家具(のようなSP)からあのような音が出たら、一日中音楽に耽溺してしまいそうです。
Paragonを堪能させて頂いた後、さらに第二部へと続き、美味しいワインと料理とチーズの部に突入します。華麗なクリスマスのテーブルセッティングは中高年男性グループには勿体無いような(失礼)。
さて、ワインの銘柄を覚えられない私でもさすがに知ってる高級酒が揃っており、なんとも得した気分で、これは元が取れないのではと思いつつ美味しくいただきました。
結構なシャンパンやワインと共に、料理もチーズも楽しみました。ブリヤ・サヴァラン・アフィネ(トリュフ入り)や花みたいなプティアグールやフルムダンベール...自分で買うとなると高いので二の足を踏むチーズ達ですね。美味しくいただきました。
食事会ではRedeemerをお使いのサンフラワーさんとお話しましたが、Redeemerといえば、あの「海外から電話の受話器を通してスピーカーのセッティング微調整をした王さん」の伝説的なスピーカーですが、この超マイナーな話題を皆さんご存知だったのはさすがです。20年以上前のStereo Soundに出ていたスピーカー本体よりも印象的な広告文をずっと記憶に留めていたのは私だけではなかったようで安心しました。
今回も楽しく素晴らしい会を催して頂きました。体質的に酒が弱いのに結構飲んでしまいましたが、いい酒と楽しい会話だと気持ちよく酔えるのが嬉しいです。
前日からご準備いただいたGRFさん、大山さん、Mさんには感謝の至りです。有難うございました。
BO
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by TANNOY-GRF
| 2017-12-31 12:29
| 行ったり来たり
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